大変希少な1962年式 静岡の吉原工場生産のファンシーデラックスです。
1961年2月に発売された「ブルーバード1200 ファンシーデラックス」はターゲットを女性ユーザーに向けた、大変ユニークな誕生ストーリーのあるモデルです。
当時女性ドライバーの絶対数は少なく、まだまだ少数派でした。当然ステアリングを握る女性は社会的に影響力のあるポジションに居る方が多く、会社経営者や芸能人、
さらに裕福な家庭のご婦人など、トレンドセッターともいえる立場の方々でした。
彼女たちに支持されるものは周囲の憧れの対象となっている事を理解していた日産のマーケティング陣は、将来も見据え、この層をターゲットにした車両の開発に積極的に取組んでいたそうです。
オーナさんはブルーバードを初代から愛されており、既に複数台のモデルを所有されている方です。
この車両には、昨年お知合いの方の紹介で出会い、譲り受けたそうです。
1962年の日産吉原工場で生産された車両は大変数が少なく超希少で、オーナーさんも初めて目にしたと話されておりました。
ボディは当時のままで、一部補修された所はありますが、所謂「未再生原型車」となります。
所有後、オリジナルパーツで機関周りに手を入れ車検取得。通常使用できる状態になっております。
他にもファンシーデラックスを所有されておる事から、大切にしていただける方に引き継ぎたいというご意向があり、売却に至ります。
【外装】
・ピンクとクリームのホワイトのボディはオリジナルで「未再生原型車」です。
・右前フェンダーに補修跡が見られます。
・オリジナルンの角形のフェンダーミラーは希少パーツで手に入らないそうです。
・ヘッドライトやテールレンズも当時のパーツで交換済。正常に点灯します。
・ホイルは当時の物をブラスト処理し、同色リペイント済です。
・タイヤはホワイトウォールタイヤの新品交換済。
【内装】
・内装はオリジナルのカラーのピンクを基調としています。
・ファンシーデラックスの特別装備をほとんど全て付属している貴重は状態です。(特別装備一覧は下記リストに記載があります。)
・ウインカーオルゴールや、バニティミラーは正常可動します。(ウインカーオルゴールは動画にてご覧いただけます。)
・オリジナルのシートは多少の汚れは見られますが、切れなく良好です。
・ルーフライニングに一部解れがあります。
【機関・電装】
・車検は2024年6月まで、現状気になる不具合はないとのこと。
・エンジンルームランプ正常点灯、コードにて延長動作が可能です。
・エンジンルーム内のスタータースイッチにて、エンジン始動可能です。
・手動のクランクバーにてエンジン始動可能です。(動画をご覧ください)
・ハザード追加
・ETC付き
・時計、ラジオは不動
・ナビゲーションは取外ての引渡しになります。
【購入後の装備記録】実施は2022年末
・ウォーターポンプ交換
・ストレーナー交換
・キャブレター交換
・ラジエターOH
・フューエルポンプ交換
・イグニッションコイル交換
・ハイテンションコード交換
・アッパー/ロアーホース交換
・ヘッドライトトリム交換
・ウインカーランプ交換
・フォグランプ交換
・テールランプ交換
・ホワイトウォールタイヤ交換
・ホイール ブラスト処理リペイント
・ホイールキャップ交換
・チューブ交換
・マフラータイコ交換
【ファンシーデラックス特別装備】
・フロントウインドゥぼかしグラス
・乳白色スイッチ類
・ゴミ箱
・傘立て
・ウインカーオルゴール
・オルガンタイプアクセル
・ハンドバッグボックス(レプリカ)
・コンセント
・ハイヒールスタンド
・バニティミラー
・化粧品入れ付、サンバイザー
・助手席花瓶
・後部座席との仕切りカーテン
・コートハンガー掛け
・リアカーテン
・リアシートサポートハンドル
【付属品】
・オリジナル工具類
・エンジンスターターバー
車両は東京都多摩地区にあります。
車両代金の他に自動車税を月割りで精算させていただきます。
個人売買の為消費税はかかりません。