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取材日2022年9月30日 |
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「超希少・・・世界に一台のみの幻とされるC10がオリジナルで存在した・・・!特注色の注文を受け、当時の製造ラインから一台のみ外れて職人が“手吹き塗装”で仕上げた一台・・・!熱心なエンスージアスト・オーナーにより完全動体管理された個体は、瞬時に周囲を半世紀前にタイムスリップさせる驚愕の一台・・・!」 2007年に日産自動車が全国で開催した“スカイライン生誕50周年記念イベント”は、古き良き時代を創造したレジェンドとして、初代スカイラインの商品開発責任者、櫻井眞一郎氏・伊藤修令氏ら歴代商品開発責任者を招き、それぞれの時代を振り返りながら、「スカイライン」の魅力を内外に広く紹介したイベントでした。 当然多くのスカイライン党が自慢の愛車で会場へ乗り入れる中、櫻井氏・伊藤氏の目を惹いた一台とは、特注色のオリーブ系グリーンが当時のオリジナルのまま残り、これも個別特注でのグレードアップ仕様としてか、GT-Rのフロントグリルとサイドドラフターが装着されたC10スカイライン2000GTだったのです・・・。 それまでも熱心なスカイライン党の間では、この車はまことしやかに囁かれる存在だったのですが、現在のオーナー様がこの特別な個体を入手される以前のオーナーが、前述のイベントを当事者として体験され、「売れていたスカイラインのラインからわざわざ外して、職人に手吹き塗装させるなんて、当時の社長(故・川又克二氏)でもできなかったろう・・・」と櫻井氏・伊藤氏を驚かせた特別なエピソードがあるそうです・・・。 「始動性〜走行性・・・そして当時のまま残る内外装のイメージ・・・!半世紀という時間をタイムワープさせるフルオリジナル個体・・・!その一部始終をじっくり観察してみます・・・。」 現在のオーナー様は、歴代スカイラインをGT-Rを中心にほぼ網羅してこられ、スカイラインの歴史そのものがご自身の自動車キャリアと言えるお方です・・・。もちろんエンスージアストの例にもれず、イタリアの跳ね馬からドイツの血統付きなど欧州車を幅広くコレクションされる一方、「国内ではスカイライン以上の物はなかった・・・」との事、雪深い長野県ならではの保管方法で、冬の間はカシミアの毛布をかけて冬眠させる如くガレージ保管、毎年5月から11月までの晴れた日のみ、もちろん雨に打たれた事は皆無に等しく、普段使いに貴重な個体を「走らせることが最大のメンテナンス・・・」と普段使いでお乗りになられます。 この特別な個体を目の前にすれば、誰もがまず目を惹かれるのは、特注色を用い職人により手吹きで塗られたオリーブ系グリーンの外装です・・・。動画でもご紹介している様に下回り〜フロアパン〜サイドシル下などにもサビ腐食は見当たらなく、ウインドウ・モールのコーナーなど若干コーキング箇所が見られるものの、ゴム類などの柔らかいパーツもいまだに十分に弾力を保ち、半世紀経過した事実など微塵も感じさせない驚愕の状態で目の前に佇みます・・・。とても良い状態で管理されたトランクルームの内側に目を向けると、確かに手吹きで塗られた痕跡を確認でき、(プロにも確認済み)その味わい深い当時そのままの様子に、手が止まってしまう程なのでした・・・。 当時これを発注した御仁とはどのようなお人だったのか・・・? 手吹きによる特別色が手吹きで丁寧に施され、グレードアップされた仕様の為か、フロントグリルとサイドドラフターはGT-Rのそれが装着された個体・・・。リア・ガーニッシュは2000GTの物が装着されていたとの事ですが、現オーナー様の好みで現在は外してあります・・・。もちろんGTとしての特徴は随所に見られ、オリジナルとして残っているシートをはじめとした内装やアンテナを含めたGTとしてのディテイルがつぶさに観察できるのもとても魅力的な事でした・・・。 「スカイラインの長い歴史の中で、言い尽くすことができない程重要であった3代目C10の存在・・・日本自動車史に残る名車をオリジナルで未来に存続させる意義・・・」 3代目にして日産初の箱型スカイラインC10は、大成功を収めたモデルでした・・・。1968年から1972年にかけて310,447台が生産されましたが、国産自動車黎明期の時代背景を考えればこれは相当な台数となります・・・。今日における現存率もさることながら、GT-R風に改造された個体も実に多く、さらに保存状態を加味すれば、スポーツモデルとセダンの中間的な存在で、名機L20を搭載したオリジナルの2000GTの存在は実に貴重と言える筈です。 この大変貴重な個体を前にオーナー様は「決して安易に手放したくは無い・・・」という気持ちを根底に持っておられますが、「日本の自動車史を語れる車・・・是非歴史を伝えて行く一台であってほしい・・・」とその存在があった事実含めて広く紹介し、ご自身の前向きな心の整理として、「大切にしてくださる方との出会いがあれば是非バトンタッチしたい・・・」と考えておられるのです・・・。 「取材後書き・・・」 こうして日々希少なクルマを取材〜執筆活動していますと、不思議に思うことが多々あります。 長い年月大変ご苦労され貴重な個体を最高に良い状態で保管・・・、何か不具合がありメカニックに預けている間はまさに我慢の日々・・・。そんな苦労の連続で長年我が子の様に大切にされてこられた貴重な個体を手放される想い・・・。 「こんなに素晴らしい、歴史的にも貴重なスカイラインをなぜ手放されるのですか・・・?」との私の愚問に、笑いながら一言、「そろそろバトンタッチしなくては・・・」と仰ったのがとても印象的な取材でした・・・。 その想いでご自身で撮影紹介された動画がありますので併せて是非ご覧ください・・・。 「超希少・・・世界に一台のみの幻とされるC10がオリジナルで存在した・・・!特注色の注文を受け、当時の製造ラインから一台のみ外れて職人が“手吹き塗装”で仕上げた一台・・・!熱心なエンスージアスト・オーナーにより完全動体管理された個体は、瞬時に周囲を半世紀前にタイムスリップさせる驚愕の一台・・・!」 まずこれは探しても見つからない・・・出会いを待つしかない・・・、一度手に入れたらきっと手放すことは無い歴史を語れる一台は、これを読まれるまだ見ぬ新オーナー様人生を大きく変えてくれる事となるでしょう・・・! ヒストリーが語れる貴重な一台です・・・。 是非貴重な試乗体験に長野県までお越しください。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。 【お問い合わせに際して・・・】 過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。 本記事内容は、2022年9月30日13時より、約3時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューと、助手席試乗体験したものを元に執筆作成したものです。かぎられた時間での確認につき、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります、また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものではありません。 状態等のコメントも、あくまで取材時の天候、状況及び、筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。 掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。 何卒宜しくご検討下さい。 |
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