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取材日2022年6月9日 |
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「極上・・・至高のGT-R降臨・・・!新品K4ヘッド搭載エンジンに載せ替え済み・・・各部フルレストアされた孤高の存在からは崇高なるオーラを感じる一台・・・!これぞ生涯をささげる究極の上がりの一台にふさわしい個体なり・・・!」 「“HAKOSUKA”スカイライン伝説ストーリー・・・」 半世紀以上前に始まったGT-Rの物語のスタートは実に崇高なものであり、そこを原点としたJDMの発展においてもスカイライン伝説は常に別格であり、今日のGT-R進化をもってその始まりとなったKPGC10 GT-Rはまさに神格化した存在となったのです・・・。 R380レーシングカーや、歴代のプリンス・スカイラインを開発し、その実力を証明してきた故・桜井 眞一郎氏(1929-2011)を初めとするプリンスのエンジニアたちは、日産が次のプロジェクトとしてC10スカイラインを決定した際に、デチューンしたR380のレーシング・エンジンと、C10スカイラインのボディをベースに、レースで勝てる本物のスポーツカーを開発することに日本のモータリゼーションの未来があることを信じ、大いなる情熱を燃やしたのです・・・! その大いなる情熱の元、故・桜井眞一郎を初めとする開発チームは、プリンスR380に搭載されていたGR8エンジンをデチューンした日産S20を4ドアセダン車に搭載したことで、初代日産スカイライン2000GT-Rを誕生させます・・・。 この2.0リッター、24バルブ、DOHCの6気筒エンジンは、最高出力160psを7000rpmで発揮、最大トルク18.0kgmを5600rpmで発揮する高回転型エンジンとして開発されました・・・。開発陣はさらなる改良点として軽量化に着目、1970年には、長距離レース用に100リットルの燃料タンクを搭載しながらも20kg程軽量な2ドアハードトップボディを持つKPGC10が加わり、スカイラインGT-Rにおいてクーペの伝統が始まりました・・・。このボクシーで戦闘的なスタイルを持つクルマは、日本各地のレースでの圧倒的速さを誇り、1969年5月から1972年3月までの3年間で、49勝という金字塔を記録したのです・・・! そういったレースフィールドでの強さが証明する様に、KPGC10型スカイラインは、耐久性のあるS20エンジンに加えて、当時としては画期的な四輪独立懸架を採用するなど、レースシーンで勝てる戦闘力を明確に持ったクルマでした・・・。レースフィールドを戦う車として十分強固な足回り・・・、硬いサスペンションセッティング・・・、非常に重いステアリングも、走り出せば路面の状態をしっかりフィードバックするなど、全身硬派なGT-Rの走りは、レースフィールドならずとも運転する上で非常に魅力的な車として、瞬く間に当時の若者のハートを鷲掴みし、日本全国に熱狂的なスカイライン党を産み出します・・・。 当時からの人気に加えて更に半世紀経過した今日・・・、GT等を改造したいわゆる“GT-R仕様”なども多数存在し、本物と見分けるにも困難な場合がありますが、正真正銘本物の生産台数はKPGC10型(クーペボディ)が1197台、PGC10型(セダンボディ)が832台と約2000台程しか無く、また海外マーケティングされなかった事もあり、日本から出たものはほとんど無いのが実情ですが、映画やゲームシーンで紹介された事もあり、アメリカ、イギリスを始め海外でもそのスパルタンなイメージが大人気を博しているのも実情です・・・。 先人達のほとばしる情熱が生み出した初代GT-Rの偉大な痕跡は、今日のGT-Rの礎を築いただけでなく、日本製国産自動車創造黎明期にJDMが何をなし得たかを、世界中に知らしめた存在なのです・・・! 「1971年式 日産スカイライン2000GT-R(KPGC10)SPECIFICATION 主要諸元」 ●全長 4330mm 「生粋のスカイライン党のオーナー様秘蔵の一台・・・完全空調付き環境でジェムの様に保管管理される究極のHAKOSUKA GT-R・・・じっくり観ていきましょう・・・!」 現在のオーナー様は、歴代スカイラインをGT-Rを中心にほぼ網羅してこられ、スカイラインの歴史そのものがご自身の自動車キャリアと言えるお方です・・・。もちろんエンスージアストの例にもれず、イタリアの跳ね馬からドイツの血統付きなど欧州車を幅広くコレクションされる一方、「国内ではスカイライン以上の物はなかった・・・」と仰るほど・・・。このGT-Rも人生上がりの究極の個体を・・・と探してこられた所、数年前にフルレストアが完了したこの個体と出会い、その素晴らしい完成度に感激し、手元に置かれることとなりました・・・。購入後しばらく車検付きで乗っておられましたが、あまりにも良い状態に「乗ってしまっては勿体無い・・・」と現在は掲載写真でご覧いただける様に、まるでショールームの様な完全空調付き屋内環境で保管〜管理されておられます・・・。 かつて故・桜井眞一郎氏がハンガーでなぞって決めたと言われる伝統のサーフライン・・・、ボクシーで幅広なクーペデザイン・・・、リアにセットされたエアスポイラー・・・、リアのみにセットされたオーバーフェンダー・・・、深いリムが実に男心をくすぐる専用ワタナベ8スポークホイール・・・、ブラックアウトされた漢なイメージがプンプン漂うインテリアなど、各部のプレスラインが見事に当時のレースシーン彷彿とさせる、まさにドンガラ状態からのフルレストアが完了した一台です・・・。 エンジンルームを開けると誰もが目を奪われるのが、赤の結晶塗装で仕上げられた、K4ヘッドを持つS20エンジンが見事な状態で鎮座している事・・・!オーナー様の話によれば、搭載から数年経過したものの、新品の状態でのK4ヘッドを持つS20エンジンが搭載された車両であるとの事・・・!完全にシンクロ・セットされたソレックス3連キャブレターの性質と相まって、そのエンジンの所作など実に・・・実にスムーズでシャープな吹け上がりを見せ、高回転時のエンジン動作の滑らかさなど実に素晴らしく、「乗ってみてわかる素晴らしいエンジン特性を感じられる個体・・・」との事です・・・! 随所に確認できる正真正銘本物GT-Rの特徴として・・・(写真参照) ・リア・オーバーフェンダー内側、ボディフェンダーの耳処理が切りっぱなしになっている事・・・。 ・リアトランクを開けて確認できる、リアホイールハウス上部、リアクオーターパネル内側に車体強度を上げるための補強パネルが装着されている・・・ などが確認できます・・・。 走行は5桁表示の73578kmを現在表示しておりますが、エンジン交換後の実走行などは不明とのこと、半世紀前の個体ということもあり、走行は不明となっていますが、そんなことは無意味と感じる程、真新しいエンジンをパワー炸裂で乗る「本物GT-R」は実に感動的で感慨深く、これに乗るものを深い味わいに誘うものと容易に想像つきます・・・。 レザーのジョイント部分に若干のほつれが見られるドライバーシート、並びにナビシートは状態こそ良いものの、こちらは流石に後年張り替え済みとの事、ドアの内張のレストアはGTのものを使うことでレストアされています・・・。 現存する可能な限りの新品パーツが惜しげもなく投入されレストアが施されている個体、真新しいK4ヘッドS20エンジンの恩恵もあり、大変見事に仕上がっているKPGC10 GT-Rと、お見受けした次第でした・・・。 「71年式日産スカイライン2000GT-R KPGC10取材後書き・・・」 こうして日々希少なクルマを取材〜執筆活動していますと、不思議に思うことが多々あります。 長い年月大変ご苦労され貴重な個体を最高に良い状態で保管・・・、何か不具合がありメカニックに預けている間はまさに我慢の日々・・・。そんな苦労の連続で長年我が子の様に大切にされてこられた貴重な個体を手放される想い・・・。 「こんなに素晴らしい、とても素晴らしく仕上がったGT-Rをなぜ手放されるのですか・・・?」との私の愚問に、笑いながら一言、「そろそろバトンタッチしなくては・・・」と仰ったのがとても印象的な取材でした・・・。 その想いでご自身で撮影紹介された動画がありますので併せて是非ご覧ください・・・。 「極上・・・至高のGT-R降臨・・・!新品K4ヘッド搭載エンジンに載せ替え済み・・・各部フルレストアされた孤高の存在からは崇高なるオーラを感じる一台・・・!これぞ生涯をささげる究極の上がりの一台にふさわしい個体なり・・・!」 まずこれは探しても見つからない・・・出会いを待つしかない・・・、一度手に入れたらきっと手放すことは無い歴史を語れる一台は、これを読まれるまだ見ぬ新オーナー様人生を大きく変えてくれる事となるでしょう・・・! 人生上がりのクルマにふさわしい一台・・・。 是非貴重な試乗体験に長野県までお越しください。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。 【お問い合わせに際して・・・】 過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。 本記事内容は、2022年9月30日13時より、約3時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューと、助手席試乗体験したものを元に執筆作成したものです。かぎられた時間での確認につき、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります、また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものではありません。 状態等のコメントも、あくまで取材時の天候、状況及び、筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。 掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。 何卒宜しくご検討下さい。 |
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