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日産 スカイライン クーペ CV36 370GT タイプS 2009年式
車検 2022年10月 走行 137,874km
取材時表示
備考 ・車体番号CKV36-200326 ・型式 DBA-CKV36 ・原動機の型式 VQ37 ・6速MT ・初年度登録平成21年3月
長さ 465cm 182cm 高さ 139cm 重量 1660kg 排気量 3690cc
取材日2022年7月31日

「3.7Lビッグトルクを6速マニュアルで操る快感付き・・・!スカイラインの名を冠した大人のラグジュアリークーペ・・・2009年式日産スカイライン・クーペCV36 370GTタイプSは、エンスージアスト・マインドをがっしり掴むワイルドな優等生だった・・・!」

ビッグトルクの370GTスカイラインクーペを駆り、6速マニュアルでワインディングロードをドライブするのはきっと夢のような事でしょう・・・。饒舌なフロントエンドとアクティブなリアステアの組み合わせは、驚異的なコーナーリングスピードとボディコントロールを可能にし、優秀なスタビリティコントロールは、限界を超えるタイミングでドライバーにそれを認識させ、姿勢のリカバリーを容易にし、実にリズミックにコーナーをクリア・・・。この車が速く走ることに実に寛容であることを容易に知らせてくれる・・・。まさにスカイラインのDNAが流れた車であることに気づかせてくれるのです・・・。

僅か10数年前の車ながら、この様な“実に面白い車”がメーカーのラインナップから消えてしまった今日の世界的自動車事情・・・。その意味では今までの“中古車の概念”が変わりつつある事に皆様お気づきの事でしょう・・・。

2003年発売のCV35型スカイラインクーペの後継車として、V36型セダンから1年遅れ、2007年10月にフルモデルチェンジされた11代目のスカイライン・クーペ・・・。「魅力」「洗練」「高性能」を進化させ、ドラマチックなスタイリング、ドライバー志向の洗練されたインテリア、新開発のVVEL可変バルブ機構付き3.7リッターV6エンジンを搭載し登場、世界中のスカイライン党に愛される一台です・・・。

同時期のフェアレディZにも搭載されたこのVVEL(Variable Valve Event and Lift)エンジンは、加速度や速度に応じて、吸気バルブの角度とリフト量を連続的に変化させるもので、左右完全対称のエアインテークにより、吸入空気量の増加とポンピングロスの低減を行い、応答性を大幅に向上させた物でした・・・。

7,500rpmのレッドラインまで実に軽くスムーズに吹け上がるエンジンは、マッシブで質量のあるボディを、ビッグトルクで軽々と加速させるレスポンスの良さを最大の売り物としながらも、今の時代ならではの低燃費とクリーンな排気を誇るもので、慣性の法則の如く質量の二乗に反してダイナミックにスピードに乗る走りは、往年のスカイライン党を唸らせる実力を持ちます・・・!

その特徴的外観は間違いなく車好きの目を奪うもので、実にグラマラスなフロントからリアに流れるフェンダーのデザインは実にダイナミック・・・!スカイラインの特徴であるフェンダーラインと、低くリズミカルな波状のボンネットを組み合わせた表情豊かなフロントマスクが威厳ある存在感を高めています・・・。

そこにミレニアム以降の特徴である、欧州的で実にモダナイズドされたインテリアと現代ならではの革新的なテクノロジーが凝縮するのです・・・。北米におけるライバルのBMW3シリーズクーペを超えることを目標にマーケ背景があるスカイラインクーペ・・・このクルマ面白くない筈ありません・・・!

まず重厚で長いドアを開けて室内に乗り込んでみます・・・。
「運転する喜び」を第一に考えてデザインされた快適で包み込まれるようなドライバーズポジション、サポート性に優れたシートなどは、北米におけるライバルのBMW3シリーズクーペを超えることを目標にマーケティングされたもので、デュアル・ステッチの入ったレザーシートなど高品位な空間はそこに座る時間そのものを楽しめる雰囲気で溢れています・・・。

ステアリングを握る者を陶酔させるのは、一級品の仕立てがされたエンジン特性とボディ剛性の絶妙なバランス感覚・・・!
CV36 370GTスカイラインクーペは、フロントミッドシップに搭載された、クラス最大クラスのビッグトルクな3.7L V6 VQ37 VVELエンジンと、FR-Lプラットフォームによる高いボディ剛性が何と言っても大きな魅力です・・・!加えてこのタイプSに搭載された熟成期の車速感応型4WASは、ステアリングリンク角度を絶妙に調整され、連続するコーナーにおいて、このマッシブな370GTの車体がライトウエイトスポーツの様に“クイッ”と回る応答性が他には無い所・・・。更に高速走行時はボディサイズならではの安定性と滑らかさを生み出してくれるのです・・・!

「流石熟成されたスカイライン・・・!」と頷くのは間違いなく筆者だけでは無い筈です・・・!

「実にユニークなクルマとの向き合い方をされるオーナー様と、このCV36 370GTの詳細・・・」

普段から筆者が大変お世話になっているこのCV36スカイライン・クーペ370GTのオーナー様は、生涯根っからのエンスージアスト様でおられ、家業でおられるお仕事の内容を含め自動車文化のど真ん中におられるお方です・・・。
通り一辺倒のクルマ好きの域をはるかに超え、その嗜好は誰も乗っていない空想の世界観からオリジナル・カーを企画・創造される程・・・。過去に手がけられたプロジェクトの数々も素晴らしく、ある方面では有名なお方でいらっしゃいます・・・。
そのガレージの中には、現在進行中のプロジェクトから、過去のプロジェクトの名残までが所狭しと並び、車好きにはまさに「桃源郷」と思われる環境で、その自由な発想から生み出される数々の作品と日々向き合っておられるのです・・・。

そのオーナー様曰く「このスカイライン・クーペは実に良くできているクルマ・・・まさに優等生だね」との事・・・。
巻末の写真50枚と詳細動画でもご紹介している様に、グリルやステアリングに少々使用痕がみられるものの、このスカイライン・クーペのウイークポイントを熟知した上で、確りと手を入れておられるのが特徴の一台となっています・・・。

メンテナンスの履歴を一部列記すると・・・

• パワーステアリングラックとラックブーツ、ホースからタンク、もちろんフルードまで交換済み
• オイルプレッシャースイッチからテンプレチャースイッチまで交換済み
• エンジンオイルポンプをリビルトポンプにて交換済み
• オイルパン脱着しての清掃とセンサーの交換実施済み

など熱量の大きな3.7Lエンジンが持つ“ウイークポイント”と呼ばれる所に確り手が入っています・・・。

英国クラシック~ドイツの駿馬~モデナの赤馬に飽き足らず、フェラーリエンジンを搭載したオリジナル・カーまで知り尽くされたオーナー様をして「3.7L NAの図太いトルクから生まれるエンジン特性と操作性は素晴らしいものがある・・・」とじっくり語って頂く程の優等生・・・。
やはりそこが素晴らしい、「スカイラインの伝統」というDNAを正統承継した近代のクーペと感じた次第です・・・。

「CV36 スカイライン・クーペ370GTタイプS 取材後記・・・」

個性的なクラシック・カーがガレージにある生活を送りながらも、普段に乗る車に困る・・・。
環境に配慮した考え方も大切だが、万人同様のエコカーや電気自動車には乗りたくない・・・
個性的で刺激的・・・運転することに何かを感じたい・・・。
その様にお考えのエンスージアストの皆様多数おられる事ではないでしょうか・・・?

タウンユースからハイウエイ・・・そしてふと足を伸ばしたワインデイングロードまで、どんなシチュエーションでも万能で即座に答えてくれる実に優等生な一台・・・。
往年のスカイラインのDNAを感じながら、6速マニュアルと全身で操作するあの感覚付き・・・。
エンスージアストの「普段乗りの一台」には最適と、このCV36 スカイライン・クーペ370GTタイプSと取材していて感じた次第です・・・。

「3.7Lビッグトルクを6速マニュアルで操る快感付き・・・スカイラインの名を冠した大人のラグジュアリークーペ・・・2009年式日産スカイライン・クーペCV36 370GTタイプSは、大人のエンスージアスト・マインドをがっしり掴むワイルドな優等生だった・・・!

是非目から鱗の見学に群馬県までお越しください・・・。

この「2009年式 日産 スカイライン クーペ CV36 370GT タイプS」は現在、群馬県にあります。

本車両は、個人様からの出品依頼ですので、消費税や諸費用等はかかりませんが、自動車税月割計算並びにリサイクル預託金精算が別途必要となります。
搬出並びに陸送等は購入者様の方でご手配をお願いいたしますが、筆者の業務でも、クラシックカー輸送業務を取り行っております。ご希望がありましたら是非ご相談ください。

【お問い合わせに際して・・・】
このページの車両は、車の個人売買情報サイト「エンスーの杜」に掲載されたものです。
エンスーの杜は自動車販売店では無く、広告代理店であり、掲載車両は個人所有の物で、オーナー様のご依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。

過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。

本記事内容は、2022年7月31日13時より、約3時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューと、助手席試乗体験したものを元に執筆作成したものです。かぎられた時間での確認につき、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります、また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものではありません。 状態等のコメントも、あくまで取材時の天候、状況及び、筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。

掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。

何卒宜しくご検討下さい。

170万円→120万円
画像クリックで拡大出来ます
2009年式 日産 スカイライン クーペ CV36 370GT タイプS
車検 令和4年10月 走行137874km 取材時表示
車体番号CKV36-200326 ・型式 DBA-CKV36 ・原動機の型式 VQ37 ・6速MT ・初年度登録平成21年3月
3.7Lビッグトルクを6速マニュアルで操る快感付き・・・!スカイラインの名を冠した大人のラグジュアリークーペ
2009年式日産スカイライン・クーペCV36 370GTタイプSは、エンスージアスト・マインドをがっしり掴むワイルドな優等生
実にグラマラスなフロントからリアに流れるフェンダーのデザインは実にダイナミック
エンスージアストの日々のクルマとして存分に楽しめる内容です
19インチのアルミを履くのはタイプSの特徴
 
スカイラインの伝統的丸テールはモダナイズドされたデザインの中に継承する
ボリューム感あふれるリアクオータービューと2本出しエキゾースト
このマッシブなボディがビッグトルクですっ飛ぶのは官能的
しかも低燃費というのが素晴らしいポイントです
特徴的ライトレンズは少々磨きが必要かも・・・
フロントバンパー下部に少々傷あり、ストーンチップもあります
グリルのクリア剥げあり、交換もしくは塗装するとスッキリする部分
両峰から動きのあるエンジンフードのデザインはこのクルマの外観的特徴
小傷が少々見られます
左フロントホイールは少々ガリ傷あり
左リアホイールはこの通り、大きなガリ傷はありません
右リアホイールは少々ガリ傷あり
右フロントホイールにも少々ガリ傷あります
ルーフは綺麗な状態を保ちます
トランクフード上からのイメージ、オリジナルBOSEのスピーカー搭載
熟成を重ねたスカイラインテールの意匠
リアバンパーコーナーに擦り傷あり
深い傷では無い様子です
モダンな印象が心地よいインテリアイメージ、ステアリングは使用感あり
6速クロスミッション車、これを駆る喜び大いにあり
モダンな意匠は現在も新鮮なセンターコンソールのイメージ
ドライバー・パッセンジャーを包み込む意匠が心地良い
パラレルにステッチが入る上質感あるシート
ドライバーシートは綺麗な状態で残る
左ドアミラーに擦った痕跡あり
ドアトリムは綺麗な状態
パッセンジャーシートは使用感少なく良い状態
上質な座りの良いスポーツシートです
ショートストロークが小気味良い6速ミッションを自在に操る空間
リアシートは使用感なく良い状態
ステアリングが最も使用感が見られる部分
ナビは少々旧式もオリジナルを残す
操作性の良いABC各種ペダルの意匠と理想的な配置は流石スカイライン
3.7L VVEL V6エンジンはウイークポイントに確り手が入っている
カバードされたV6エンジン、ビッグトルクとダイナミックな回転性が魅力なエンジン
フロントミッドに搭載されたことがよくわかるイメージ
ポイントに確り手が入った個体です
欧州のスポーツクーペをライバルとして設定された意匠
トランクは容積も大きく使い勝手良し
2本出しエキゾーストが勇ましくこのクルマの個性を語る
実に優等生なスポーツクーペ・・・目から鱗の見学にお越しください


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