ダットサン・フェアレディ2000(SRL311) |
1969年式 |
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車検 2021年12月
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走行 不明
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備考並行車、左ハンドル、ウェーバーツインキャブ、5速マニュアルミッション、ハードトップ付き |
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長さ 391cm |
巾 149cm |
高さ 130cm |
重量 930kg |
排気量 1980cc |
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取材日2020年10月6日 |
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◆フェアレディ2000について
―――――――――――――― 1962年10月、国内向けに初めて"フェアレディ"がデビューしました。フェアレディ1500・SP310型は、60年代特有のスマートなボディに直列4気筒OHV1488ccエンジンを搭載、リヤに横向きのシートを持つ、変則的なオープン3シーターでした。
1963年5月、鈴鹿サーキットで開催された第1回日本グランプリに一台だけエントリーしたワークス・フェアレディは、ポルシェ、MG、トライアンフTR4を相手に激烈なるデッドヒートを繰り広げ、見事GT-・レースで大差の優勝を果たしました。
1965年5月にはボア・ストロークを変更し、排気量を1600ccに拡大したSP311型がデビューします。最高速度は165Km/hに達し、ドラムブレーキからディスクブレーキへ、変速機もポルシェ社製のサーボ・シンクロを採用するなど、様々な新技術が加えられ、国際的に十分通用するスポーツカーとして、北米でも大きな人気を集めることになりました。
そして1967年3月、フェアレディは2000ccのSR311型へと進化します。フェアレディ1600のスタイリングを継承し、910kgの軽量ボディに、新しく直列4気筒SOHC、1982ccエンジンを搭載、最高速度は205Km/hに達しました。SR311型は、オープン・2シーターのフェアレディの歴史における、ひとつの頂点ともいえる高性能モデルです。
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◆ご紹介する車両について
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今回ご紹介する車両はSRL311型、カルフォルニア向けの左ハンドル車です。
カルフォルニアでモディファイされた個体であり、ハードトップ付きです。
現オーナーさんはSR311を探して欲しいとお知り合いの方に依頼し、その方がアメリカ在住の個人輸入をお手伝いしてくれる方に依頼します。
個人で所有のいい個体が見つかったと連絡があり、写真などで確認し、購入に至ります。
購入後、気になる個所に手を入れ、新規車検を取得します。
・フロントバンパー新品交換
・リヤバンパー新品交換
・キャブレター調整
・フロントシート張り替え
・ドア内張り張り替え
・フロアカーペット張り替え
・幌新品交換
・幌カバー新品購入
・バッテリー新品交換
・タイヤ新品交換
・ワタナベホイールに交換
楽しんで来られましたが、欲しい車が現れ、エンスーの杜を通じて売却されることを決意されます。オーナーさんは二度目のご利用となります。
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◆ボディ
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ボディカラーはシルバーメタリック、クリアは残っており、きれいな状態です。
バンパーを前後とも新品なので輝きがあります。
幌はビニールレザーではなく、キャンバス地なので高級感があります。
リヤスクリーンは透明でした。
ハードトップはスナッグトップ製、外装面はブラックのシボ柄となっています。
アルミホイールはワタナベのエイトスポークを履いています。
タイヤサイズは175/70R14です。
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◆インテリア
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インパネ周りはS310(2代目フェアレディ)をベースにモディファイされています。
フロアコンソールはありません。
メーター類は「Auto Meter」製を使用しています。スピードメーターはマイル表示ですがキロメーターも表示がありました。
センターには3連メーターが装備しています。燃料計は配線の接触が悪いためか、たまに動かなくなるそうです。そうした場合はコンコンと衝撃を与えると動くようになるそうです。
エンジンスタートはエンジンキーをONにしてスタートボタンを押すと掛かります。
シート、ドアの内張り、フロアカーペットは張り直していますのでいい感じに仕上がっていると思います。
ステアリングホイールは社外品です。(Grant製)
全体の雰囲気はレーシーさを感じるコックピットになっています。
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◆機関
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機関は良好でした。アイドリングも安定、吹き上がりも良好です。
キャブレターは、ウェーバーツインキャブ(45Φ)を装備、燃料ポンプは電磁式です。
◆エンジン仕様
・種類:水冷4気筒SOHCエンジン
・排気量(cc) :1982
・最高出力(PS/rpm) :135/5600
・最大トルク(kgm/rpm) :18.0/4400
トランスミッションは5速のマニュアルミッションです。
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◆足回り
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オリジナルの足回りです。
◆足回りの仕様
・ステアリングギヤボックス形式:ボールナット式
・サスペンション(前):ダブルウィッシュボーン式
・サスペンション(後):ルーフスプリング式
・ブレーキ(前):ディスクブレーキ
・ブレーキ(後):ドラムブレーキ
オーナーさんのご厚意により、試乗させて頂きました。
オープンモデル、ツインキャブ仕様、マニュアルミッション、少しでしたが楽しいドライブを体験させて頂きました。エンジンは2000ccなので低速よりトルクがあり、ウェーバーのキャブと組み合わせにより、2速から3速、そして4速へのシフトアップは気持ち良かったですね。峠だともっと楽しめるなと思いましたが時間切れとなり、ドライブは終わりました。オーナーさん、ありがとうございました。
シャッター付きガレージに保管。
車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
SOLD |
画像クリックで拡大出来ます |
可愛らしいフロントフェイス |
特長的なリヤエンド |
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スタイリッシュなサイドビュー |
リヤフェンダーはテール・フィン形状 |
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幌を被せた状態 |
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幌を被せてもカッコイイ、サイドビュー |
リヤスクリーンは開閉可能(ファスナー) |
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ヘッドライトLH |
ヘッドライトRH |
テールライトLH |
テールライトRH |
左サイドシルアンダー部 |
右サイドシルアンダー部 |
幌内側 |
幌カバー |
コックピット |
メーター |
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3連メーター |
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インパネセンター部 |
フロアコンソール部 |
ドライバーズシート |
パッセンジャーシート |
ABCペダル |
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ドアトリムLH |
ドアトリムRH |
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エンジンルーム |
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ウェーバーツインキャブレター |
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電磁式燃料ポンプ |
エンジンオイルパン部 |
トランクルーム |
トランクフロア部とスペアタイヤ |
ハードトップ |
ワタナベアルミホイール |
フロントサスペンション部 |
リヤサスペンション部 |
リヤディファレンシャル部 |
エキゾーストパイプ部 |
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この車両のお問い合わせは
エンスーの杜 愛岐オフィス
TEL/090-4853-3008(アサカワ)
またはEメール↓にて
エンスーの杜車両問い合わせ
asakawa-m@msh.biglobe.ne.jp
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