［フェアレディＺ（Ｓ３０後期２シーター）］個人売買情報

国産スポーツカーのパイオニアとして知られる初代フェアレディ（SP310／SR311）に代わり、1969年11月にデビューしたのが二代目（S30）モデルです。

フレーム付きの古典的なオープンスポーツから、ロングノーズ、ショートデッキのクローズドボディに4輪ストラットのサスペンションを備えた現代的なGTへと変身を遂げました。
当初のラインナップはセドリックと共通の直6SOHC2000cc（L20）ツインキャブユニット搭載のZ／Z-Lと、レーシングプロトタイプR380のそれをデチューンしたスカイラインGT-Rと共通のS20搭載のZ432の3車種。また、FRPパネルなどでボディを軽量化したレーシングベース車両のZ432Rも、少数が市販されました。

1970年10月に3速ATが加わり、翌71年10月には対米輸出専用だった2400ccエンジン（L24）を積む240Zが登場、トップモデルの240Z-GはFRP製のノーズピースとオーバーフェンダー、アクリルのライトカバーを装着し独自のスタイルをもっていました。
しかし、オイルショックによるアンチ高性能車ムードにあって、1973年中にはZ432と240Zが消滅、翌74年1月に登場したロングホイールベースの2by2（シートは2+2）も含めL20搭載モデルのみとなりました。

1975年9月にキャブレターをEGIに替えるなどして50年排ガス規制に適合。翌76年7月に51年排ガス規制をクリア、同時に豪華版のZ-Tを追加した後、1978年8月にフルモデルチェンジされ、S130型となります。

今回ご紹介する車両はS30の後期タイプのフェアレディZの2シーターモデルです。
しばらく一時抹消で保管してきましたが再度乗ろうと思い、新規車検を取得しました。
車検時にブーツ交換、シール交換、エンジンオイル交換などの整備を実施しています。

本車両は、5速マニュアルミッションとクーラーが装備されています。
本来、4速マニュアル仕様ですが、走りを重視されたオーナーさんが5速ミッションに換装されます。クーラー付き車両ですが現在効きませんので点検修理が必要です。

内外装をレストアされた極上のS30です。
オーナーさん、今回のS30は8台目となります。S30のことならお任せという方です。
また、ボディの修理・板金の仕事（車体整備士の資格所有）をしているため、ボディの造詣が深く、ボディから見て極上車ということ、今まで見てきたなかの最高のS30だそうです。
エンジンのO／Hは、50～100万円かければ一生物ですが、ボディの板金塗装に100～300万円かけても3年程で不具合が出てきます。ボディがいかに大切かということですとお話されていました。
詳細は見学時にオーナーさんとじっくりお話ください。

色褪せた、程度の良いS30をフルレストアしたそうです。
程度の悪い車をレストアした訳ではないことを強調されていました。

レストア内容
・エンジン脱着エンジンルーム含む同色オールペイント
※ドンガラにして塗装、新たにアンダーコートを吹く。
※くさり、錆は一切ありません。
・新品リヤメッキバンパー
・エンジンOH、シリンダーブロック塗装
・オルタネーター、スターターモーター交換
・5速トランスミッションに換装、本体OH
※カチカチとシフトが入りました。
・ラジエーターOH
・新品エキゾーストマフラー
・ディファレンシャル点検・調整
・リヤハブベアリング交換
・フロントサスペンションブッシュ交換
・燃料系ホース交換

タイヤサイズは185/70R14を装着、アルミホイールは当時の社外品です。
機関は良好でエンジンの一発始動力も強く、軽いレスポンスで走ります。
2シーターの後期モデルでフルオリジナルのフルレストア、事故修復暦が全く無い車は、二度と出ないと思います。
現車確認は必ずお願いします。

屋根付きガレージに保管してあります。

車は岐阜県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。
名義変更は、完了するまでの保証として5万円を預かりますのでご承知おき願います。