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取材日2022年1月6日 |
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「個性的マスクが最高!本当は売りたくないんだよね・・・とオーナー様・・・。地球上に僅か450台のみの超希少車・・・!i-Vtec搭載アコードベースの初期型光岡ヌエラ・・・酔興の自動車メーカーの力作、極上低走行車は多様性の時代にこそ個性を表現するベストな選択・・・!」 「自分達の作りたいクルマを作る・・・」 その昔・・・英国のバックヤードビルダー達のほとばしる情熱の元生まれた、今日名車と呼ばれる数々は、世界中のエンスージアストの心を掴んで離さない貴重なクラシック・コレクションとして、持つ人の人生を大きく彩り、個性を表現する最良の相棒である事は間違いありません・・・。 富山県にある日本で10番目の自動車メーカー「ミツオカ自動車」も、まさに創業者の事業ロマンを社員一丸となって叶えようと企業努力する素晴らしい会社です・・・。 ミツオカ自動車の「躍進」はここ最近目まぐるしく、2018年に限定200台生産を発表したマツダ「MX5」をベースとし、C2コルベットを彷彿とさせるオープン2シーター「ロックスター」が完売し、その完売を記念した特別限定車を1台抽選受付990万円で販売する・・・というニュースであったり、またトヨタRAV4をベースとした、80年代往年のアメリカン・マスクを持つミツオカ自動車初のSUV、ミツオカ「バディ」が販売絶好調で、2021年の生産予定台数が50台であったところ、今年に入って300台と大きく上方修正、発売から4年で達成する見込みであった事業計画を僅か1年で達成しようとする勢いなのです・・・。 これらの事実は、今までの慣行や常識を打ち破り「自分達の作りたいクルマ」を創造するミツオカ自動車のニッチなマーケティングが今日成功している事を裏付けるもので、まさに多様性の時代・・・、今までのような巨大メーカーによるマス・プロダクション一辺倒で無く、手作りで本当に作りたいものを作る・・・!そんな「意気込み」を大いに感じ、一人のエンスージアストとして日本のモータリゼーションも「こうで無くては面白くない・・・!」と感じる次第です・・・。 またミツオカ自動車の独自のマーケティングは、自動車文化の多様性が根付く英国では大変大きく評価され、Road&Track誌など「日本で最も奇妙な自動車メーカー」と称し「長らくその名を世間に知られていなかった富山県の謎の自動車メーカーがにわかに脚光を浴びつつある・・・」と称賛する程です・・・。 「光岡自動車・・・創業ストーリーに秘められた、まさにエンスージアストなヒストリー・・・。」 光岡自動車は「夢のある自由なクルマづくり」をテーマに、国内自動車業界においてオンリーワンを目指し、大手自動車メーカーとは全く異なる独自の車両を年間約500台、手作りにて製造し国内外に販売する富山県に工場を持つ会社です・・・。 光岡自動車は1968年2月、創業者・光岡進氏により、当初間借りした馬小屋を改装した社屋で板金塗装業を営む会社として産声を上げました・・・。ある日お客様から修理依頼されたイタリア製のマイクロ・カーの単純な構造を見て「自分達でも作れるのでは・・・」と、原付免許で運転できる国産マイクロ・カーの開発・製造を1981年に始めます・・・。 「商売とは失敗してもその後に絶対チャンスが来る・・・!」 翌年には米国で見たキット・カーにヒントを得て、「これなら自分達でも作れる・・・!」と確信、「昔憧れた往年のクラシック・カーを現在の品質で生み出すことが出来る・・・」と、米国で購入したレプリカ・クラシック・カーを輸入し自分達で組み上げ、いざ乗ってみるとこれが実に楽しい・・・! 「2004年式登場、初代ミツオカ・ヌエラ2.4LXは、熟成した7代目ホンダ・アコードをベースに450台のみ生産された超希少車・・・」 「人にもっと、心ゆたかな人生を・・・」をコンセプトに、センターにクラシカルな縦型グリル・・・、抑揚のある丸目4灯ヘッドライトを配したフロントマスク、その独特な形状は手作業でプレスされ、決して機械生産では出来ない見事なプレスラインを生み出し、クラシカルな印象がありながらもモダン・テイスト溢れるまさに新時代(New Era=ヌエラ)を予感させる雰囲気を持ち味としています・・・。 ミツオカ・ヌエラは初代が3ナンバー枠7代目アコードをベースとして・・・、二代目は5ナンバー枠のカローラ・アクシオ、そしてワゴンが同じくフィールダーをベースとして製作されました。 アコード同様の仕様として運転席・助手席エアバッグ・各輪独立制御付ABS、そしてVSAブレーキアシストを標準装備し、5速ATで余裕の走りを堪能出来るものです・・・。当時は発注してから生産が始まり、納車まで粗1年・・・!まずすれ違うことは無い、他人とカブらない圧倒的存在感と総生産台数450台という希少性で愛好家には大いに好まれる存在だったのです・・・。 現在オーナー様が気がつかれておられる不具合はありません。 「本当に・・・本当に持っておきたい・・・。手放したくないオーナー様のお気持ちと掲載に至った経緯・・・。」 そのお振る舞いからお話しまで・・・大変紳士で素晴らしいお人柄のオーナー様・・・。お聞きすると若き日に日産のセールスをなさったご経験があり、当時セドリック・スペシャルよりさらに5万円(昭和40年・大卒初任給19.610円当時)高価であった初期型シルビアに特別な想いがあり、今まで数台所有してこられた程エンスージアストなお方です・・・。 ガレージに配して独特のルックスを大いに楽しまれ、時折乗り出しては2.4L直4 i-Vtecの官能的な走りを楽しまれ、他のおクルマ同様「最高の状態で生涯保管する・・・」と決めておられました。 「本当に・・・本当に持っておきたい・・・だって29000kmそこらの、僅か450台しかない・・・しかもこれだけ綺麗な個体、もう絶対に出ないよね・・・」とは、オーナー様の心からのお言葉です・・・。 実は・・・。手放さなければいけなくなったのは、「ご家族の大いなる反対」があったのが理由です・・・。 「家族との不和まで起こしては流石に乗れない・・・」 そう思われたオーナー様の断腸の想いでの掲載となったのですが・・・、まさにこれぞ、万人受けを狙った訳ではない、個性溢れるクルマを創造する「ミツオカ自動車製」ならではのストーリーと思う次第なのです・・・。 「やっぱり売りたくないよなぁ・・・」 「2004年式・初代ミツオカ・ヌエラ24LX 取材後書き・・・」 「決して万人受けするクルマを創造する訳ではない・・・」ミツオカ自動車のコンセプトがオーナー様の家庭内でも大変興味深く見られた今回の取材・・・、後にミツオカ自動車のリサーチを重ねて行けば行くほどに、それが魅力に感じる事に興奮を覚えながら一気に書き上げた原稿でした・・・。 市場調査に頼ることなく「自分達が作りたいクルマを作る・・・!」好きを極めれば必ず受け入れてくれる人がいる・・・。ミツオカ自動車が創業から半世紀かけて作り出して来たクルマは、まさに今回のオーナー様の様に、それを望む顧客と信頼関係を大きく構築し、生涯大切にしたい・・・まさに「一点物・・・」としての価値さえ生み出し工業製品を超えた「温かみ・・・」さえ覚える物に昇華しているのです・・・。 ミツオカ自動車の特徴・・・。 あえて最後に言うならば・・・エンジンや足回りといった部分はベース車両のままである事から、メンテナンスも通常の整備工場で受けられる事でしょう・・・。実は、広く海外を見渡してもこの様なビジネス・モデルは見当たりません・・・。この事は間違いなく「もう一つの・・・」ミツオカ自動車のオンリーワン的魅力なのです・・・! 「個性的マスクが最高!本当は売りたくないんだよね・・・とオーナー様・・・、地球上に僅か450台のみの超希少車・・・!i-Vtec搭載アコードベースの初期型光岡ヌエラ・・・酔興の自動車メーカーの力作、極上低走行車は多様性の時代にこそ個性を表現するベストな選択!」 是非オンリー・ワンの見学に群馬県までお越しください。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。 【お問い合わせに際して・・・】 本記事内容は、2022年1月6日13時より、晴天の元、約4時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューしたものを元に執筆作成したものです。かぎられた時間での確認につき現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります、また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものではありません。 状態等のコメントも、あくまで取材時の天候・状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。 掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。 何卒宜しくご検討下さい。 |
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