三菱自動車工業が販売していた最高級乗用車『ディグニティ』の紹介です。
初代はリムジン型で、わずか15ヶ月間のみ販売されていました。発売時の車両本体価格は999万円で、最終的な生産台数は59台にとどまり、これまで市販された日本製乗用車の中で、限定車でないものでは生産実績が最も少ないモデルです。
同モデルは秋篠宮家の公用車として宮内庁にも納入されており、2020年に秋篠宮が皇嗣となった後も夫妻専用車として使用され続けています。
現オーナーさんは、希少な車だと思い、知り合いの方から個人売買で2020年8月に購入しました。
初代のオーナーさんは、九州地方のホテルか結婚式場だと思われ、披露宴の新郎新婦の送迎に使われていたようです。記録簿などないのでオーナー歴は不明ですが、現オーナーさんで4〜5オーナー目さんだと思われます。
また、走行距離については、以前は20万q以上を表示していた時もあり、ディーラーに確認してもらったところ、現在の表示は18万qを超えていますが、実際の走行距離は14〜15万qのようです。
現オーナーさんは、旧車からアメ車など幅広く所有しており、車は10台、バイクも30台お持ちで、また別の車の購入も考えていて、保管場所の確保に困り、今回お譲りすることにしました。
現オーナーさんになってからの3年弱で3000q程度しか走行していません。
自分で部品を購入し、自分流にカスタマイズしながら乗ってきました。新品のヘッドライトやフォグライトなどもありますので、全てお付けします。
【外観】
色はオリジナルの濃紺です。生産台数59台のうち、シルバーや黒がメインで販売されたため、濃紺は希少な色です。また、ほとんどがフェンダーミラーで生産されていましたが、実車はドアミラーなのも特徴の一つです。
飛び石による小キズや経年劣化によるゴム類の劣化などはありますが、目立つものではありません。
メッキ部分はきれいなまま保たれています。
リムジンライトとV8エンブレムは、新品を取り付けました。
購入後、19インチのホイール・タイヤを装着していますが、純正ホイールもありますのでお付けします。現在のサイズは、フロントが225/40R19、リアが245/35R19です。
冬場に走行したことはないので、スタッドレスタイヤはありません。
【室内】
内装はオリジナルのままです。劣化している部分もありますが、秋篠宮家で夫妻専用車として使用されているので、部品は手に入れることはできるそうです。
革シートですが、運転席には擦れ、助手席は縫い目の破れなどあります。リアシートは綺麗に保たれています。
年数がかなり経過していますが、ダッシュボードにはひび割れや日焼けなどはなく、ウッド調で綺麗なままです。
天井は綺麗に保たれています。
ところどころにしみや汚れはあります。
電装品類は、全て正常に作動し、シートヒーターも不具合はありません。
ナビは付いていますが、地図CDがないため利用できません。
【機関】
現在、気になる不具合はありません。
購入してから約3000qしか走行していませんが、オイル交換は2回実施しました。
青森〜盛岡間(片道約200km)を高速走行しましたが問題ありませんでした。
【その他】
購入後は車庫保管です。
購入した新品部品は全てお付けします。
気になる方にはとにかく実車を見ていただきたいです。事前に連絡をいただければ、見学には対応します。
個人のため消費税はかかりません。
リサイクル費用(17,110円)と月割り自動車税(年額88,000円の月割り)は購入者負担でお願いします。
実車は、青森県青森市にあります。