舗装路上でも快適かつ高性能なジープという企画で開発され、クロカン4WDを身近な存在にした初代。居住性、操縦安定性、動力性能を更に高め、三菱の「オールホイールコントロール理念」が完成の域に到達し、90年代のRVブームの牽引役となった二代目。パジェロは常に日本のSUV界をリードする存在でした。
そんなパジェロも強化される歩行者保護の法規に対応していないという理由により2021年に生産が終了し、1982年の発売開始から39年の歴史に幕を下ろしました。
今回紹介するのはパジェロの黄金時代と言ってもいい2代目のショートボディ、ディーゼルターボ車です。

【外装】
紺とシルバーのツートンカラーのボディは濃色の車で目立つクリアー層の白化も無く、年式を感じさせないとても綺麗な状態を保たれています。
ドアミラーは色褪せていたとのことで、車両購入後に新品に交換されています。
細かい部分ではフロントバンパー左側、リヤバンパー左側にごく薄い傷、助手席ドアより後ろ側のボディに目立たないエクボがあります。いずれも目立たないもので補修の必要は無いと思える程度のものです。画像でご確認下さい。
その他は、ワイパーブレードアームに錆が出ているくらいで、これは塗り直せば良いでしょう。欠点と言えるところはこれらくらいで、全体としてとても綺麗なお車です。

【内装】
内装も外装以上にとても綺麗に維持されており、走行距離が増えると車内にも小さな傷や擦れが蓄積されていくものですが、そういう使用感が少なく、走行距離を感じさせない程度の良さです。荷室も同様で、アウトドア趣味等で荷物の出し入れが多いとどうしても小傷が増えますが、あまり使用されていないような印象です。
全体として、とても綺麗な状態を保たれています。

【機関】
エンジン、足回り等快調です。エアコンも良く冷えますし、現状、何も問題ない状態です。
取材した私自身が同じエンジンを積む車に乗っていたことがあり、程度の良さがわかります。
タイヤは2020年製BFグットリッジオールテレーン 265/70R16で、7分山程度です。
私もこのタイヤを愛用しておりましたが、見た目のカッコ良さと丈夫で長持ちするのが魅力ですね。
下回りも確認しましたが、アンダーガードの大きな擦れなども無く、錆も少ないです。オーナー様は日常使用でアウトドア的(クロカン的)な走行はほんどされなかったとのことですが、車の状態を見ても、オフロードで積極的に遊ばれていた車では無いと思います。
(動画では、パジェロの魅力が伝わるようにと思い、オーナー様に特別にお願いしてオフロード走行をしていただいております)

【後付けパーツ】
ドライブレコーダーDVR-MR745（ｹﾝｳｯﾄﾞ)
カーナビ（カロッツェリア2010年製、マップ更新2017年まで）
ETC車載機(2019年）
基本的にノーマル車両です。

【整備履歴】
2019年(令和元年)11月に、中古販売店にて購入されており、その後大きな故障は発生していないとのことです。

2019.11 車検。走行距離67,600km
2019.12 ドライブレコーダー、ETC車載機装着
2021.01　BFグットリッジ　タイヤ5本交換
2021.10　バッテリー2個交換(寒冷地仕様のため2個)
2021.11　車検。リヤゲートダンパー、グローブラグ交換。走行距離96,800km
整備は全て三菱ディーラーに依頼されており、オイル交換も３か月に1度の頻度で行われています。

使用状況ですが、通勤等の日常使用です。毎月1,000km程度走られているということですので、走行距離は増えます。

【取材担当者からの一言】
快適性重視でオフロード性能を軽視しているSUVが増えている中で、パジェロの特徴は何といってもオフロード性能の高さです。雪道から悪路まで安心して走れるため、武骨な4WDの雰囲気を味わいたい方だけでなく、アウトドアを趣味としている方にも最適な車です。
生産終了モデルということもあり、今後、希少性は高くなりますし、「長く愛せる個性的な本格四駆が欲しい」という方にもおすすめできます。
特に今回のお車は程度が良く、お値打ちとなっていますので、探されている方にはお勧めできるお車です。

実車は福岡県にあります。

個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル委託料金、自動車税（月割り）がある場合は別途頂戴いたします。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントと取材をもとに作成したもので、わかる欠点なども含めて記事を作成しておりますが、不具合箇所、整備履歴、修復歴などに関して取材時に完全に把握することはできませんし、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。エンスーの杜より無理に購入を勧めることはございませんので、最終的にはご自身でご確認の上、購入をお決め下さい。