エンスーの杜  トップページに戻る   車両一覧に戻る


三菱 パジェロエボリューション 1997年式
車検 2023年4月 走行 244,872km 備考 D車/右ハンドル/AT/ETC/社外オーディオ/ツーオーナー/外装、内装、下廻り美車
長さ 407cm 187cm 高さ 191cm 重量 1990kg 排気量 3490cc
取材日2021年7月10日

●三菱 パジェロエボリューションにつきまして●
パリダカのベース車両として、当時のパジェロ開発エンジニアたちが熱い情熱を傾けて開発されたのが、パジェロエボリューションです。まさに三菱がパリダカールラリーに無改造部門で出場するためのホモロゲーションを取得するため作った車です。MIVECを搭載したエンジン、4輪独立懸架サスペンションを始め、リアデフ、アクスル、ブレーキからアルミホイールやタイヤパターンにいたるまで、ひとつひとつが、それまでのラリーステージでの数多くの経験をもとに注意深く新作されたパジェロエボリューションのための新作部品でした。また、今見てもド派手な戦闘スタイルの外観も特徴的です。さらに、それは形だけのものではなく、ボディーサイドの空気の流れをコントロールしてリアウィンドウの泥汚れを抑制するフィン付きリアスポイラー、カッコいいフロントオーバーフェンダーのエアアウトレットは本当にエンジンルームにつながっており、全てが走りのために意味をもつものとなっています。低速域では低回転から発生する大トルクにより街乗りから高速まで本当に乗りやすく、また高速域ではレーシングカーといってもいいくらいのパフォーマンスを発揮します。スーパーセレクト4WDを備え、悪路や雪道も安心して走行可能です。97年11から99年の10月までの2年間で僅か2500台しか生産されなかったまさにパリダカのための本格的4WDであり、各メーカーが投入して昨今ブームとなっているSUVとは全く別の思想でつくられたクルマといえるでしょう。

●今回ご紹介するお車につきまして●
まず一目見て、本当に20数年前のクルマなの?と疑ってしまうような大変お綺麗なお車です。外装、内装、下回り含め非常に綺麗です。「砂漠のレーシングカー」というキャッチコピーに惹かれて探し始めたオーナーさんが中々納得できるお車に巡り合うことができずに探すこと約1年、友人の知り合いが持っているとの情報を得て関西まで見に行き、当初手放す気持ちがなかった前オーナーさんを半年かけて口説き落としてようやく手に入れたそうです。オーナーさんがツーオーナー目で入手時の走行距離は85000キロでした。もちろん屋内ガレージ保管ですが、ずっとガレージにしまいこんで維持されてきたわけではなく、オーナーさんが、往復100km、その内高速96kmの通勤に使用されており、ある意味一番理想的な状態で運行されてきたお車です。整備は三菱のデイーラーでエボリューションをよく知る方で日本ではその方が一番という方を主治医として専任でお願いされているそうです。走行距離はすでに245000kmほどを刻んでおりますが、消耗部品はもちろん定期交換部品、経年劣化部品、使用により劣化した部品は適正なタイミングですべて交換して最良の状態を維持されているそうです。詳細は後述しますが、上げれば切りがないほどです。まず引き継がれた方がこの先も安心して乗っていただけるお車です。

とても大事に維持されてきたお車ですがやむなく車庫事情により売却をご検討されています。

●外装●
屋内ガレージ保管のため、純正色のソリッドホワイトの外装は非常に綺麗な状態を維持しています。退色しやすいグラスファイバー製のバンパー等のパーツは再塗装され、その際にエンブレム類やステップ、モール類もすべて新品に交換しています。また、気になる箇所はその都度、むらにならないように再塗装を施しまるで20数年前からタイムスリップしたような外観を維持されています。リヤバンパー右後ろに小さな飛び石キズがある以外はほとんどキズも確認できません。

●内装、電装関係●
グレーを貴重とした内装も外装同様、非常に綺麗に保たれています。フロントシートはファブリックの純正レカロシートが奢られています。元々レザーシートに比べて経年劣化が少ないのですが、乗り降りの際に擦れたりへたってくるサイドサポート部は補修され、新車のようなシートとなっています。リヤシートも使用感がなくフロント同様綺麗です。ステアリング、ダッシュ、コンソール等いずれも非常に綺麗に維持されています。エアコンは寒い位にバッチリ効きます。半年ごととシーズン前には必ず点検をしており異常なしです。
オーディオは最新の音源に対応するケンウッド製のものがインストールされ、ETC、ドライブレコーダーが装着されています。いずれも装着したままお譲りいただけるとのことです。
ナビはスマホのナビを使用されるため装着されておりません。画像にあるスマホスタンドのみ外させていただきます。

●機関、足回り等●
3.5リッターV6  MIVEC DOHC 24バルブエンジンは好調を維持しております。
タイミングベルト、ウォーターポンプ、ホース、ベルト類は全て交換済み、エンジン腰上オーバーホール済みです。
足回りは殆ど交換済みで交換した部品も保管してあります。撮影場所まで同乗させていただきましたが、安定しており乗り心地もよい印象です。アイドリングは静かで変速、加速もスムーズで好調さが感じられました。純正ホイールも4輪とも綺麗な状態です。タイヤは2019年に交換済みでヤマも十分です。また、下廻りは不要な部分をマスキングした上でさび止め塗装を施行してあります。

●直近の整備履歴の抜粋●
部品の交換記録、整備記録は全てございますので、ご見学時にご確認いただけます。
2009.04.06:ATF交換
2009.06.29:イグニッションコイル交換、プラグ交換
2009.07.08:各デフオイル交換、バッテリーケーブル交換
2009.08.17:右ドアミラー交換、キーレスエントリー登録
2009.08.31:室内左右ドアトリム交換
2009.10.09:A/Tオイルパンガスケット交換
2010.01.21A/Tオイルクーラーホース交換
2010.05.26:右リヤスウィングアーム交換
2010.05.27:左右リヤアッパーアームASSY交換、左右リヤスタビリンク交換
2010.06.02:バッテリー交換
2010.07.24:室内右エアアウトレット交換
2010.11.20:フロントスタビライザーブッシュ交換
2010.12.01:左リヤF/Aアーム交換
2011.02.02 :デフキャリアブッシュ交換、リヤドライブシャフトブーツ交換、リヤダンパー交換
2011.02.26 :右後アッパーアーム交換
2011.04.02 :左後アッパーアーム交換
2011.07.13 :ブレーキマスターシリンダー&キャリパーOH、左右フロントブレーキローター交換、左右フロントドライブシャフトブーツ交換
2011.10.30: フロントダンパー、オルタネーター、右後アッパーアーム交換
2012.07.06 :フェンダーモール、アンダーコート交換
2012.12.15 :イグニッションコイル交換、イグニッションハーネス交換、プラチナプラグ交換、タペットクリアランス調整、タイヤ交換
2013.01.26: 左右フロントアッパーアーム交換、ピットマンアーム交換
2013.02.08 :ホイールアライメント調整
2013.05.21 :フロントウインドウ交換
2014.03.07 :リヤCVジョイント交換
2014.07.15 :コンプレッサー交換
2015.04.02 :タイミングベルト交換(2回目173000km)
2015.10.04 :フェンダー、ステップ、リヤバンパー再塗装
2016.02.10 :タイヤ交換
2016.12.22 :左ドアミラー交換
2017.03.20 :ホイールアライメント調整
2018.12.20 :プロペラシャフトスパイダー交換
2019.09.25 :タイヤ交換
2020.06.24 :フロントハブベアリング交換、フロントブレーキディスクパッド交換
2021.03.03 :右アッパーアームブッシュ交換

その他当たり前のことなので特に記録しておりませんが、車検、定期のオイル交換、ATF交換、バッテリー交換、ホイールバランス取り、ワイパーゴム交換、他モール、ネジ類、ワイパーゴム不定期に交換を実施しています。

エンジンタペットアジャスターの特殊部品を在庫がなくなるというので購入済みでストックしてあります。

車検は2023年の4月までたっぷり残っています。

●オーナー様談話●
走行距離は245000km程を刻んでいますが、足回りに関して、すべての部品をここ10年以内に経年劣化するブッシュのゴム類、ブッシュがサスペンションアームに蒸着されているものはアームごと交換しています。他リアドライブシャフト、各ホイールベアリング等足回りの交換記録および交換した部品すべて保管しています。サスペンションアームだけで8本あります。
他コンプレッサー、オルタネーター、タイミングベルト、ウオーターポンプ、ダンパー、ブレーキキャリパーオーバーホール、エンジン腰上オーバーホール、3年ごとの下回り塗装、等々上げれば切りがありません。日本では20万キロというと驚かれますが、欧米では30万キロは当たり前で、どういう整備をして来たかがすべてです。年間平均1万キロ走行と考えれば、妥当な走行距離ですし、必要な部品交換をしてきちんと整備して来ている証です。
特にエボリューションは足回りが素晴らしく、その分若干神経質な部分もあってまめな整備が必要です。これだけ完全に整備されたパジェロエボリューションは他にないと断言できます。
ずっと大事にしてきましたが、車庫事情により、手放すことを検討しています。気に入っていただける方にお譲りできればと思います。

●取材者私見●
何はともあれ、ぜひ一度現車をご覧いただきたいお車です。外装、内装、下廻りも含め大変綺麗なお車です。綺麗なだけではなく、走行時の乗り心地やエンジンの調子も素晴らしいです。
走行距離は245000キロ近いですが、必要なタイミングでキッチリと手を入れられてきた証かと思います。オーナーさんがおっしゃるように大事なのはキチンと整備されてきたかどうかであり、タクシー車両が必要なタイミングで整備、部品交換を行い、30万キロでも現役で活躍するというのは有名な話です。とにかく一度現車をご覧ください。そして、オーナーさん立ち会いの元でご試乗なさってください。その綺麗さ、コンディションのよさにきっと驚かれるに違いありません。私自身がそうでしたから・・・・・

現在もご使用なさっているため、走行距離は若干伸びますことをご了承ください。

個人売買のため消費税はかかりませんが、自動車税月割分相当をご負担いただきます。リサイクル料金はオーナーさんのご厚意によりサービスさせていただきます。
現車は東京都内にあります。

上記は限られた時間内での取材であり、かつ記載内容につきましては、取材者の私見に基づくところもございますので、ご購入に際しては必ず現車をご見学の上でご納得されてからご検討ください。
なお、お車の特性とオーナー様のお仕事の都合上、ご見学については購入検討の方のみに限らせていただきます。
冷やかし防止とスムーズなご連絡のため、お問い合わせの際は必ずお名前、ご住所、お電話番号をお知らせいただけますようお願いします。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
SOLD
画像クリックで拡大出来ます
迫力のフロントマスク
ルーフ上のフインが特徴的なリヤ
外装色はソリッドホワイト、新車並みのコンディション
特徴的なエボリューションのエンブレムとオーバーフェンダー
ボンネット上のエアアウトレット
ラリーを意識した戦闘的なスタイル
コンパクトにおさえられた全長
特徴的なフイン付リヤスポイラー
フィンが際立つ角度、フェンダー上にもエアアウトレット
ラリアート製大型マッドガードを装着
アンダーガード装着、ラリー走行を意識したフロントバンパー
背面に予備タイヤ
ルーフもご覧の綺麗さ
ボンネットもこの光沢
レッドの牽引フックがアクセント
トレーラー用ヒッチメンバー付
運転席ドアトリム
フロントシートは純正レカロ
助手席ドアトリム
十分な足元スペース
純正レカロもこの綺麗さ
助手席も純正レカロ
使用感なしのリヤシート
天井クロスもこの綺麗さ
本革巻き純正ステアリング
メーターパネル、走行距離は240000キロ超
INVECS−ⅡスポーツモードA/T
オーディオはケンウッド製
ETC、ドライブレコーダー付
ダッシュ廻りもこの綺麗さ
ペダルにはアルミカバー装着
ステップガード、エボのエンブレムは新品交換済み
軽く大きく開くアルミフロントフード
きれいなエンジンルーム、6G74 MIVECエンジン搭載
高さのあるラゲッジスペース
リヤゲージドア内に積載工具ボックス内蔵
フロントガラス、モール類は交換済み
貴重な純正ドアバイザー
レンズ類もこの綺麗さ
エボリューションのエンブレムは新品交換済み
フロントバンパーにややチリのズレあり
リヤバンパーの飛び石跡
マッドガードには巻き込み防止用ワイヤー装着
純正ホイールは4輪とも綺麗な状態、角形のホイルバランサーに統一、タイヤは2019年に交換済み
足回り
下廻りもこの綺麗さ
足回りジョイント部
足回りジョイント部②
下廻りはさび止め塗装施行済み
下廻り②


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 本部
TEL/090-8492-1168(イイダ)

またはEメール↓にて
エンスーの杜車両問い合わせ
hiroiida@mvi.biglobe.ne.jp

※メールサーバーのセキュリティにより、メールが届かないケースが報告されています。
担当者より24時間以内に返信が無い場合は、お電話でお問い合わせください。

※メーラーが開かない場合は、メアドをコピーしてください。


  エンスーの杜    トップページに戻る   車両一覧に戻る   上に戻る