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ランサーエボリューション ファイナルエディション 2016年式
車検 2023年2月 走行 1,305km 備考 限定1000台 シリアルナンバー 998/1000 直列4気筒DOHCターボ
長さ 449.5cm 118.1cm 高さ 148cm 重量 1530kg 排気量 1998cc
取材日2021年2月3日

ランエボXのファイナルモデル、
正式名称は「ランサーエボリューション ファイナルエディション」

ファイナルエディションはマニュアルミッションのみ。5MT。
313馬力/429Nm。パワーウエイトレシオは4.88kg/馬力という軽量ハイパワーモデル。
今回ご紹介するクルマは、2015年に予約受け付けされ、2016年に納車された1台。シリアルナンバー 998/1000。

1000台限定販売の1台を抽選で運良く手に入れられたオーナー様は、ダイヤモンドコートを施し、屋根付き車庫に保管。

走行距離わずか約1,300km。

1万3000の間違いではないです。たった千三百です。
おそらくメーカーにも残っていないであろう、ミュージーアムに展示さるような1台です。

むしろ慣らし運転中と言ってもいいほどで、エンジンルームの中を見てください。

したがって、クルマの状態についてあまり書くことがありません。ほぼ新車です。
もちろん修復歴なし、当然エンジン、ミッションの不具合もありません。

整備記録簿、マニュアル、パンフレット、
シリアル入りの「ランサーエボリューション ファイナルエディション スペシャルブック」も保存しています。

カーナビ、カロッツェリアオーディ。社外アンテナ。フロントスピーカー交換、デッドニングで音響効果とロードノイズを軽減しています。
なので、過激な走行性能とはうらはらに、室内は静かで落ち着いています。

バックセンサー、フロントバンパーにほとんど見えないスリ傷、シートカバー保護しています。

『ランサーエボリューション』について簡単に解説すると、
言わずと知れた世界ラリー選手権(WRC)で頂点を目指すために開発された三菱のスポーツセダン。1992年に登場した初代から、現行モデルにあたる「ランサーエボリューションX」まで大きく10世代にわたり、世界ラリー選手権(WRC)などラリーフィールドでの勝利のために年々進化を遂げてきました。

特に、
WRCドライバーズタイトルを4連覇(1996年 - 1999年 トミ・マキネン)
WRCマニュファクチャラーズ(1998年 トミ・マキネンとリチャード・バーンズのコンビで
悲願のWRCマニュファクチャラーズタイトルを獲得)
WRC完全制覇(1998年はグループNもランエボ優勝])

と輝かしい歴史をもつモデルであることはご存知の通りです。

独自の四輪駆動システム、
左右輪のトルク移動量を電子制御で「AYC(アクティブ・ヨー・コントロール)」システムは、三菱自動車のテクノロジーを結集した技術です。WRCでは飛び抜けた旋回性能で大活躍しました。
しかし、WRCのレギュレーション変更に伴い、ラリー出場機会を失ってしまいます。

2014年3月にランサーエボリューションの生産終了を決定。23年の歴史に終止符を打つこととなりました。

そして発売されたのが、限定発売となるファイナル・エディションが “ランエボ”の最終モデルです。

1000台限定として、正式に発売と同時に完売。

ファイナル・エディションは、GSRの5MT車をベースに、エンジンの大幅な性能向上が図られています。

もちろん、三菱自動車の気合がいろいろなところに現れています。

ネーミングからもわかるように、正式名称は『ランサーエボリューション・ファイナルエディション』
ようく見ると「X」という文字が入らないのです。

つまり、「ランエボXI」に相当するくらいに改良が加えられているということ。
それだけ三菱自動車の開発チームの思いが詰め込められているということでしょう。

一番大きな変更点は、エンジン。
「X」で廃止されていたナトリウム封入バルブを採用し、ランエボ史上最高スペックに。
エンジンスペックは、最高出力313ps、最大トルク429Nm。
従来モデルから13ps、7Nmプラス。
これはスバル『WRX STI』の308psを上回ります。

外観で目を引くのが、ダークメタリックのBBSホイールと真っ赤なブレンボ製2ピースタイプ大径ベンチレーティッドディスク。

このほか、ブラックアウトされたルーフ、グロスブラック&クロームメッキ化されたフロントグリルや、ビルシュタインサスペンション、シリアルナンバー入りプレートなど、ファイナルエディションにふさわしい装備が満載です。


「ランサーエボリューション ファイナルエディション」
●主要スペック
全長:4495mm 全幅:1810mm 全高:1480mm ホイールベース:2650mm 車両重量:1530kg 乗車定員:5名
エンジン型式:4B11 エンジン形式:直列4気筒DOHCターボ 総排気量:1998cc
最高出力:221kW(313PS)/6500rpm 最大トルク:429Nm(43.0kg-m)/3500rpm 変速装置:5速MT タイヤサイズ:245/40R18

●エクステリア
ダーククロームメッキ・フロントグリル
バンパーセンター&ボンネットエアアウトレットのグロスブラック塗装
フォグランプ
ダーク調塗装BBS製18インチ鍛造ホイール
リヤトランクに「Final Edition」エンブレム

●インテリア
ルーフ内張り&ピラーのブラック化
レカロ製レザーコンビネーションシート
レッドステッチ(ステアリング・シフトノブ・パーキングレバー・フロアコンソールリッド)
シリアルナンバープレート(フロアコンソール部)
マルチインフォメーションディスプレイ専用オープニング画面

●エンジン
ナトリウム封入エキゾーストバルブ

●シャシー
ハイパフォーマンスパッケージ標準装備
ビルシュタイン製単筒式ショックアブソーバー
アイバッハ製コイルスプリング
ブレンボ製2ピースタイプ大径ベンチレーティッドディスク(フロント)
ハイパフォーマンスタイヤ

●第1世代(CD9A/CE9A) 販売期間 1992年10月
ラリー・モンテカルロからWRCに参戦。「エボII」でランエボシリーズ初のWRC総合優勝を飾る
・ランサーエボリューション
・ランサーエボリューションII
・ランサーエボリューションIII

●第2世代(CN9A/CP9A) 販売期間 1996年8月
WRCドライバーズタイトルを4連覇(1996年 - 1999年 トミ・マキネン)
WRCマニュファクチャラーズ(1998年 トミ・マキネンとリチャード・バーンズのコンビで悲願のWRCマニュファクチャラーズタイトルを獲得)
WRC完全制覇(1998年はグループNもランエボ優勝])
・ランサーエボリューションIV
・ランサーエボリューションV
・ランサーエボリューションVI
・ランサーエボリューションVI トミー・マキネンエディション (Tommi.Makinen Edition) 2000年1月8日発売

●第3世代(セダン:CT9A/ワゴン:CT9W) 2001年2月
・ランサーエボリューションVII
・ランサーエボリューションVII GT-A
・ランサーエボリューションVIII
・ランサーエボリューションVIII MR
・ランサーエボリューションIX
・ランサーエボリューションIX MR

●第4世代(CZ4A) 2007年10月 - 2015年8月
・ランサーエボリューションX
・ランサーエボリューション ファイナルエディション限定1000台

●2016年4月18日販売終了


車は東京都にあります。
個人の為、消費税はかかりませんが、月割りの自動車税とリサイクル料のご負担をお願いいたします。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
SOLD
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シリアルナンバー入りプレート 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 


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