今回ご紹介する車両は、1988年式三菱ジープJ53ディーゼルターボとなります。

ジープ(Jeep)は1941年アメリカに誕生しました。タフなメカニズムと行動力から万能車と絶賛され、ヘビーデューティーな男たちに愛されてきました。
ジープとは、ジープ・コーポレーション（旧ウイリス・オーバーランド・モータース社）の登録商標です。日本では唯一同社とライセンス契約した三菱がつくる４輪駆動車がジープという名で販売されています。
誕生以来、時代に媚びることなく完成度を上げてきたジープは、1986年に今回ご紹介するJ53型ジープを発表します。エンジンは、燃焼室を渦流室式から直流式に変更し、三菱重工製TD04型ターボチャージャーを装着した4DR6型ディーゼルターボと生まれ変わり、今までにはないトルクを感じられる車となりました。

ジープ所有歴4台となるオーナーさんは、4年前に実車を購入しました。
フルノーマルではあるものの、様々なパーツに手を加え大事に乗車してきた個体となります（複数オーナー）。
ジープ好きなオーナーさんですので、車両自体もしっかりとメンテナンスされている所もポイントです。
次回車検は2020年10月です。

その他、詳細については画像にて各部をご覧下さい。

【外観】
前オーナーさんは車庫で保管されていた事もあり、塗装面は年数経過の割にはきれいな状態です。また、表面に多少のキズや擦れなどが見られますが、修理や補修するような箇所はありませんでした。
幌は昨年新調していますので快適に使用することが出来ます。また現在（8月）は、オーダーメイドのビキニトップに交換して走行しています。
前後タイヤサイズは265/70R15。
主な変更点は次の通りです。
アルミステップ（タイガーオート社）、フォグランプ（シビエ）、ウインチ（ラムセイ5000）、ハンドフィンガー、オーバーフェンダー、幌を令和元年に新調、ビキニトップを今夏購入（BESTOP製）、社外アルミホイール、ボンネットフック新品交換。

【室内】
室内は、大きな傷や強い錆などはなく、年数相応の傷み程度と感じました。
シートは、BRIDE製のバケットシートに変更しております。へたりや擦れはなくきれいな状態と感じました。
主な変更点は次の通りです。ロールバー（アルミ特注品）、シートベルト4点ベルト（3点併用）、バケットシート（BRIDE）、シートレール（レカロ）、ハンドル（NARDI）、シフトレバー。

【各種機関】
エンジンは好調で始動性もよく、吹け上がりも軽やかでした。
当時のジープには珍しく、パワステを後付け装備しておりますので、女性でも楽に運転が出来ます。
走行距離は、メーターが１周回っているので、115,246�qとなります。また、車両維持の為走行距離は若干伸びます。
ミッションはオーバードライブ(OD)付きですので、シフトレバーが４本あります。
ボンネット裏のインシュレーターに劣化あり。
主な変更点は次の通りです。
スポーツマフラー、ショックアブソーバー交換、パワステ装備、ヒッチメンバー装備。
記録簿はありません。

個人のため消費税は掛かりません。
リサイクル料はオーナーさんのご厚意でサービスといたします。
自動車税は月割りでの清算をお願いいたします。

実車は宮城県仙台市にあります。