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◆クラシックミニバンについて
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1959年9月、イギリスで生まれた庶民の車、これが40年もの長い間生産し続けられてきたミニです。製造元であるBMC(British Motor Corporation)が持つブランドのうち、モーリスとオースチンのバッチを与えられたミニは、それぞれモーリスミニマイナーとオースチンミニと名付けられました。
1960年5月、デビュー当時は大人が4人乗れるサルーンのみでしたが全長を25mm伸ばし、後部荷室と観音開きのリヤドアをつけた商用車のミニバンが登場します。イギリスの税金制度により、優遇されていたバンはリヤサイドの窓を埋める必要があったものの、サルーンにはない大きな荷室を手に入れることになります。次に出てきたのがエステート、いわゆる乗用ワゴンタイプです。バンと同じボデーにリヤシートとスライド式のリヤウインドウが追加されます。そして特徴的な木枠を付けたオースチンセブンカントリーマンとモーリス・ミニ・トラベラーが1960年9月に発売されます。
また、オールスチールと呼ばれる木枠なしのカントリーマン＆トラベラーもありました。その後、リヤ後部を荷台としたミニピックアップ(1961年4月)、サルーンボデーにトランクを付けた３ボックススタイルのライレー・エルフ/ウーズレー・ホーネット、軍用車として開発されたジープタイプのミニモーク、そしてミニの名前を有名にしたミニクーパー等、たくさんの種類のミニが現在も世界中を走り回っています。

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◆ご紹介する車両について
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今回ご紹介する車両は、モーリス・ミニ・トラベラーMk-1です。
現オーナーさんは、約10年前に知り合いのショップから購入します。
フラットルーフ、フロントフルスカート、フレッグのオリジナルシートなど、オリジナルのMk-1とわかる内容です。
しかし、造詣が深いオーナーさんから見るとMk-1と全体の雰囲気が違う個所があるそうです。
それは
・スライドガラスメタルキャッチ
・オリジナルルームミラー
・ダイレクトシフト
・フロアスターター
など
この個体は、購入後は、オーナーさんご自身で整備などを行っています。
色々楽しんで来られましたが車庫整理のため、売却を決意、エンスー杜への掲載依頼となりました。
最近、めっきり見なくなりましたトラベラー、オーソドックスなミニよりビンテージカーの雰囲気を強く感じる車だと思います。
トラベラーがあるガレージとの生活を想像すると楽しいですね。

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◆外観
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元色はアーモンドグリーン、色替えでオールドイングリッシュホワイトとなっています。
フラットルーフ、フロントフルスカートはMk-1のボディの証です。
前後バンパーはスチール製、メッキ加工した本物のバンパーです。
ヘッドライトはマーシャル、フェンダーミラーはレイヨット、オリジナルのエンブレムなど、個々のパーツが素敵な佇まいを演出しています。
ホイールはクロモドラ製、タイヤサイズは145SR10です。

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◆内装
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オリジナルの内装です。
センターメーター、フロントシート、リヤシート、天井どこを見てもMk-1と分かります。
ドアの内張りはフレッグリプロのため、レッドカラーの内張りに変更予定です。
ドライバーズシートの写真はオースチンヒーレー用シートとなっていますがミニ用のオリジナルシートはありますので交換してお渡しします。
シフトコントロールレバーはダイレクトタイプ、エンジンスターターはフロアにある黒色のボタンを押して始動します。
タコメーターと油圧/水温のコンビメーターは後付けです。

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◆機関
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エンジンは850ccのオリジナルに、＋20ピストン入れています。シリンダーブロックは多少ボアアップしています。シリンダーヘッド、キャブレターはスタンダードクーパーのものを使用しています。ハイカムも入ってるそうです。トランスミッションは新品と交換しています。
フューエルタンクは新品と交換しています。
エキゾーストは、LCB＋RC40マフラーの組み合わせです。
エンジンを掛けると魅力的なサウンドを聞くことができます。

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◆足回り
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ステアリングギヤボックスはラック＆ピニオン式、サスペンションはラバーコーン式、ブレーキはフロント、リヤ共にドラムブレーキです。

車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。