キャブレター最終モデル。マニュアル。
非常に貴重なMINI COOPER1.3です。
1991年のSU(HIF44×1)キャブレターの4速マニュアル。
ミニは、1991年に電子制御インジェクションに切り替わりましたから、
最終のキャブレターモデル。しかもディーラー車という非常にレアな1台です。
キャブレターモデルの最大の魅力は、エンジンの回転の上昇とともにトルク感も盛り上がっていく感覚が味わえること。SUキャブレターは構造がシンプルな上、シングルキャブを採用していますから、ツインキャブほど調整も難しくありません。寒冷時の始動性もよく夏場の不調も起こりにくいタイプです。アイドリングもキャブレターモデルとは思えないほど、安定していています。
またボディを濡らしたくないため、オーナーさまは雨天の運転はしていないとのことでした。
しかし古いくるまですから、日常に街乗りに使うには、問題はエンジン・ミッションなど機関の状態です。
MINIの整備の第一人者のお店で購入。
実はこのクルマは、近くにある知る人ぞ知るMINIの整備の第一人者のお店で購入したもの。
しかも元オーナーは、その店の整備士さん。つまりMINI専門の整備士さんが毎日のように乗って自分で調整していたそうです。
エンジン、ミッションからすべての調子がいいのは、このためです。
動画を見てもらえばわかると思いますが、エンジンの始動も1発なのはもちろん、アイドリングが非常に安定しています。キャブレターモデルでは、往々にしてアイドリングの調整が狂って回転数のばらつきが出ることがありますが、この点はさすがに、整備士さんが乗られていた車ですから、非常に正確にチューニングされています。吹け上がりもスムーズです。走行は10万キロを超えていますが、メンテナンスがしっかりしていますから、安心して乗っていただけると思います。
整備士さんも「このミッションはあたり!」と太鼓判。
現在の3代目のオーナー様も、以前と同じ整備士さんにメンテナンスに出しています。機関は、MINIを知り尽くした整備士さんによるこれ以上考えられないほど、行き届いたメンテンスが施されています。
91年モデルの中でも、非常にレアなマニュアルモデルです。エンジン同様、ギアのシンクロもヘタリはなく、驚くほどスムーズにシフトチェンジできるそうです。整備士さんも「このミッションはあたり!」と太鼓判を押していたそうです。
装備・状態
●ウインド周り
ウインド周りのゴム類はひび割れがありますが、亀裂まではないようです。
ワイパー、ドア、フロントグリル、ヘッドライト、ヘッドライト周りのメッキ部分のサビはなくきれいな状態です。
●クーラー
最近メンテナンス、ガス充填したばかりで、よく効くそうです。
●ドア内張り替え済
ブラックのビニールの内張りですが、クラシカルな雰囲気を壊さないように配慮されています。
●センターコンソール
みてくださいこのセンターコンソール。メーターまわりのクラシカルかつシンプル雰囲気も抜群。オーナー様のセンスが感じられます。
●KENWOODの最新のUSBステレオを装備、リアスピーカーもしっかり良くなります。
●シート破れ
シートはオリジナルの布製ですが、サイド部分からほつれが見られます。しかし、退色も最低限ですので、縫い合わせるだけてメンテナンスできそうです。よくある天井もタレはありません。
●ドアのサビ
MINIのお約束として、ドアの下部に小さなサビの浮きが見られます。現オーナー様は、キャブレターモデルなので、雨の日は一切乗車せずカバーを使用。
●シガーソケット 2口タイプ似変更。
●ミラー
ドアミラーもレーシーなタイプに換装したばかりでメッキの状態もパーフェクト。さらに運転席のサイドに、補助ミラーが追加されており、小さいながらも運転席からの視界が非常によくなっています。
お車は埼玉県三郷市にあります。
個人の為消費税はいりませんがリサイクル料のご負担をお願いいたします。