「1300ccに載せ替えた1960年代後半アンティークなモーリス　ミニ　トラベラー」

アッシュ材のウッドフレームを持ちカントリーチックな雰囲気が魅力的な60年代後半モーリスミニトラベラー・・・。リアシートを倒すと小さなボディマスから想像もつかない程有効なラゲッジスペースが登場し、自身もW123 300TDTを所有し自称ワゴニスト（ワゴン車を愛する人）を称する筆者も、「これならあれこれ積めそうだ！」と思わず妄想が膨らんだ楽しい取材でした。

ただ実際、１Lを切るエンジン搭載のクラシックなミニにとってトラベラーの長いリア周りとグラスエリアはその重量から、ミニが元気一杯走るイメージから少し遠ざかる様な気がするのは私だけではないはずです。　事実発売当時、1960年代後半のモーリスミニの歴史を紐解くと、カタログには存在しない特別なモーリスミニトラベラーが存在しました。クーパー自身がアッセンブルし、1275CCのエンジンが搭載され、オリジナルの非力さがカバーされた「イングリッシュホワイトの特別なミニトラベラー」は当時発売されたミニのおよそ2台分の価格がつけられ、全世界わずか６台のみがリリース。初代購入者は、かのステーブ・マックイーンやクリント・イーストウッドだったことで知られます。

ここでご紹介するモーリス　ミニ　トラベラーは、その「特別なモーリスミニ」を連想させる1300CCエンジン換装バージョンです。

数年前に91年頃のSUシングルキャブ12Hエンジン・トランスミッションに換装、パワーアップされたエンジンに合わせ撓み補強がフロアブレスバーで実施されており、車全体バランスが考慮された経緯が伺える個体となっているのが好印象です。

また過去にオリジナルからウッドパネルに換装された様子と、メーター類も合わせて換装されている為、実質的な走行距離は「不明」としていますが、ウッドパネルを含むメーター周りの質感は良く、シート類の内装材の張り替え経緯に加え、雰囲気の良いレスレストンのステアリングと共にインテリアは1960年代の匂いと空気がとても心地よい空間となっています。

さて、上記の様に本車両は目立つオイルリークもなく、機関的には良い状態なのですが、外装におよそ50年という時代を重ねたヤレ感があり、それらが現状手付かずの状態である為、今後レストアされるという事を前提としたご紹介になります。

ボディやエンブレムを含む各部メッキ類は、錆や腐食があります。その状態からも見えない各部に今後オーバーホールが必要になる可能性を含んでいる事が想定されます。　その状況から現状のクラシックミニトラベラーの相場から比較すると、かなり安値で掲載いたしますが、これは「オーバーホール前提」としての価格設定である事をご理解いただければ幸いです。詳しくは写真、または購入を前提とされる場合は実車見学でご確認ください。

その他に、追加されたオーディオはラジオと外付けデバイスが使える状態となっており、リアシート下にスピーカーが置かれています。またETCは付属いたします。

1300CC換装で機関良好、オールドイングリッシュでアンティークな雰囲気が佇む雰囲気はとても素晴らしいレストア前提の60年代後半のモーリスミニトラベラー、こういった車を安値で購入し、自分色で仕上げていくのもエンスーなガレージライフの魅力であることは間違いありません。

「1300ccに載せ替えた1960年代後半アンティークなモーリス　ミニ　トラベラー」

この車両は現在、群馬県にあります。

個人のため諸費用等はかかりませんが、

自動車税（月割り）とリサイクル料のご負担をお願いいたします。

陸送等は購入者様の方で手配をお願いいたします。

（お問い合わせに際して）

このページの車両は車の個人売買の情報サイト「エンスーの杜」に掲載されたものです。　エンスーの杜は自動車販売店では無く、広告代理店であり、掲載車両は個人所有の物でオーナーさんの依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。

記事内容は担当者が1時間程度の取材時間の中で、オーナーさんのコメントと、見聞したものを元に作成したものですので、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があり、記事内容に関しても全てエンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。

状態等のコメントもあくまで取材時の状況及び取材担当者の主観によるものですので、月日が経過して写真や記事と異なる場合がある事をご承知おき下さい。

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