今回ご紹介するのはMGmidget1500になります。

MGmidgetシリーズ最終型となるmidget1500はmidgetシリーズの中で最も排気量の大きな直列4気筒1.5リッターエンジンを搭載し高速走行への安定性を図りました。

非常にコンパクトな車体に必要最低限の居住性を持たせた操作性の良いコックピットは正にライトウエイトの神髄とも言えるのではないでしょうか。

当車両は元々は樹脂バンパーだったものをオーナー様がDIYをしてメッキグリルに変更されています。

オーナー様によるDIYにて補修やカスタムがされている為プロの仕事に比べると粗い部分も多々見られますが、中々面白いカスタムがされています。

オーナー様は暇を見てはドライブをして楽しまれているいる様で、正にセカンドカーという位置付けの様です。ガレージに置きっぱなしという訳ではないので、エンジンの調子は良さそうです。

【機関・足回り】
イグニッションの接触不良が起こるようで、たまにスターターが回らないことが有るようですが、何度か回していると始動するので深刻な状態ではないようです。

始動時はチョーク必至との事です。チョークはエンジンルーム内に有り、冷寒時はチョークを引いたままの状態でしばらく暖機してからチョークを戻して乗られるそうです。

キャブをストロンバーグのシングルキャブからSUツインキャブへと換装されています。その時にインマニ、エキマニ共に交換されたとの事です。純正品かどうかは不明です。

コックピット内にキルスイッチが設けられています。

ブローバイ用のキャッチタンクに喫茶店などで使用されているシュガーポットが使われていてお洒落でした。

【外装】
前述の通り、オーナー様のDIYで手を加えられているので多少仕上げが粗い部分が見られます。

フロント、リア共に樹脂バンパーが外されて、フロントにはメッキのグリルが取り付けられて有ります。こちらはミニのフロントグリルを上下逆にして取り付けられています。洒落が効いていますね。

リアは他車のオーバーライダーだけが取り付けられてシンプルな外観です。純正のメッキバンパーもストックしてあるのでお付けいたします。樹脂バンパーは前後共に残っていません。

オーナー様自らミラーをドアミラーからフェンダーミラーに変えてあります。その為、元のミラーの跡をパテ埋めして塗装されてあり、色ムラと表面に粗い部分が見られます。

リアのテールライトがカスタムされています。ストップランプはLUCAS製が使用されていました。見た目はオースチンヒーレースプライトのテールレンズの様に見えます。

ルーフは軽トラのルーフをカットしてリメイクしたオーナー様お手製になります。横幅がぴったりだっとの事で計ったかの様にきっちり収まっています。普段はこのスタイルで乗られることが多いようです。

幌も付いていて汚れ等は見られますが、スクリーンに破れは生じていませんでした。

純正と思われるハードトップも付属いたします。

ホイールはMINATORの13インチに換装されています。

【内装】
年式相応のヤレ感は感じられますが純正シートのままでオリジナルに近い状態を保っています。

トランクルームにはスペアタイヤが純正ホイール付きで残っています。スペアタイヤの下に深刻な錆は見られませんでした。

ステアリングはモトリタ製に換装されています。

センターコンソールの位置にはキルスイッチやハザードのスイッチ等がまとめて取り付けられています。

ステアリングのコラム部分に後付けのデジタルスピードメーターが取り付けられています。

オーディオはCDコンポになります。ETCは着いていません。

【付属する物】
純正ハードトップ
各種ガスケット類（革トランクごと）
各種ホース類
純正ジャッキ
純正ホイール付きスペアタイヤ
リアメッキバンパー（左右）
フロントグリル×２個
テールランプ（片方はレンズ無し）
牽引ロープ
消火器
など

状態維持の為、現在でも乗られるので走行距離は少しずつ伸びていくものとご承知おき下さい。

個人のため諸費用等かかりませんが自動車税（月割り）のご負担をお願いいたします。

陸送等は購入者様の方で手配をお願いいたします。

【お問い合わせに際して】
このページの車両は車の個人売買の情報サイト「エンスーの杜」に掲載されたものです。
エンスーの杜は自動車販売店では無く、広告代理店であり、掲載車両は個人所有の物で、オーナーさんの依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。

記事内容は担当者が1時間程度の取材時間の中で、オーナーさんのコメントと、見聞したものを元に作成したものですので、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があり、記事内容に関しても全てエンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。

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