●MGAにつきまして●
1955年にMGブランドにおける主力車種の、2座席オープンカーとして開発されました。1962年まで製造され、北米、西ヨーロッパ諸国、日本、オセアニアなどに輸出されるか、現地ノックダウン生産されました。全金属製のラダーフレームに、エンジン、トランスミッション、リアアクスルなどを架装し、その上に空力設計を大きく考慮した金属製のボディを載せてある構造でした。床板は合板を使用しています。
●今回ご紹介するお車につきまして●
シルバーのボディがバッチリ決まった1956年式のMGAです。
オーナーさんは4年ほど前に手に入れられました。元は北米で使用された後、日本に持ち込まれたお車のようです。
バッチリ整備されて、年に数回、ヒストリックカー・ラリーにも出走されているお車です。
●外装●
外装はシルバーです。元色はレッドで歴代オーナーさんのときに塗装されたようです。
前色の名残はございませんが、唯一エンジンフードのヒンジ部分わずかに出ています。
全体的には良好な塗装状態ですが、細かい塗装のウキやワレはございます。完全屋内ガレージ保管です。ちなみにオーナーさんは、幌は常に開けたままだそうです。
●内装、電装関係●
明るめのワインレッドに近いバーガンディーというカラーを基調とした内装です。
オーナーさんが購入時にシートは本革で、また湿気がつきそうなインパネダッシュ周りやトノカバー等は耐候性のあるフェイクレザーで張り替えてあり、現在も綺麗な状態です。
中央のダミーオーデイオの他に助手席側に社外オーディオとETCがインストールされており、いずれも正常に作動します。
計器類も不具合のあるものはすべて交換されており、正常に作動します。
ステアリングはモトリタの物に交換されていますが、純正も保管しておりますのでお付けできます。
キルスイッチを増設してありますので長期間運転できない場合も安心です。
●機関、足回り等●
OHV直列4気筒1,500ccエンジンは好調を維持しております。始動にはややコツが入りますが、難なく始動してアイドリングも安定していました。
純正ワイヤーホイール、スピナーは本国から取り寄せて新品に交換済みで、きれいな状態です。
●直近の整備履歴の抜粋●
ラリー等に出走できるよう、不具合箇所は手を入れているため、現状不具合はございません。
オーナーさんが購入されてからの整備記録は保管されておりますのでご見学時にご確認いただけます。
(主な整備履歴抜粋)
2016年:フューエルメーター異常点検、フロート位置変更
2017年11月:フロントブレーキシュー、ホイールシリンダー、ホース交換
2018年5月:Fショック左右交換→直進安定性が高まりました。
2019年2月:車検、・エンジンオイル、ブレーキフルード、クラッチフルード交換、
・ヘッドライトAssy交換
2019年5月:オイルプレッシャー&水温計交換
主にパーツ類はオーナーさんがお仕事で渡英された際に現地で購入されて、取り付けのみ懇意にされているメカニックさんにお願いされているそうです。
●オーナー様談話●
現状、不具合はなくいい状態を維持できていると思います。ヒストリックカー・ラリーもこの車で出走して楽しんできましたが、自宅改築に伴う車庫事情により、売却を検討しています。
欲しい方がいらっしゃったらぜひお譲りしたいと思います。
●取材者私見●
シルバーのボディカラーがバッチリ決まったMGAでした。
外装、内装とも全体的コンディションがよく、何よりラリー等にも出走されている位、エンジンを始めとする機関や足回りにもキチンと手を入れてあるので、安心かと存じます。
お探しの方はぜひご検討ください。
コンディション維持のため定期的に走行するため、走行距離は若干伸びますことをご了承ください。
個人売買のため消費税はかかりませんが、リサイクル料金・自動車税月割分相当をご負担いただきます。
現車は東京都内にあります。
上記は取材者の私見に基づくところもございますので、ご購入に際しては必ず現車をご見学の上でご納得されてからご検討ください。
なお、オーナー様ご多忙のため、ご見学については購入検討の方のみに限らせていただきます。
【2021年3月更新】
車検を継続しました。
2023年2月まで更新されました。
バッテリー、タイヤを新品に交換しました。
価格は据え置きとさせていただきます。
【2021年5月更新】
価格を見直しました。
変わらずベストコンディションを維持しております。