英国を代表するスポーツカーのひとつであるMGBは、1962年に当時スポーツカーの入門書であったMGAに代わって登場したオープン2シーターモデルです。
1798ccの直4OHVのBMC・Bタイプエンジン、4速マニュアル、前ダブルウィッシュボーン/コイルの独立、後ろ半楕円リーフリジッドのサスペンション。基本コンポーネントは、MGAと変わりませんがボデーのフルモノコック採用が最大の変更点です。
1965年には2+2のファーストバック・クーペ、MGB-GTが加わります。リヤシートは、子どもが乗れる程度の広さですが、リヤシートを倒すことによりラッゲージスペースを有効的に使用できるスポーツワゴン的なモデルで好評を博します。
従来のオープンタイプは“トゥアラー”と呼ばれることになり、クーペと差別化されます。また1966年にはBタイプエンジンが5ベアリング化、1968年にはトランスミッションがフルシンクロ化、同時にオーバードライブやオートマチックも選択可能になりました。
最終的には1980年まで生産されるロングセラーとなり、シリーズ合わせて50万台以上が生産される大ベストセラーとなりました。
今回ご紹介する車両はMGB-GTモデルです。現オーナーさんは個人売買で購入されました。
車両自体はカフェレーサー仕様となっており、過去にはMGカップを走っていた車両とお聞きしました。車両のサイドを見ますと“SHONAN HISTORIC
CAR CLUB”のステッカーがあります。これは過去のオーナーさんに湘南ヒストリックカークラブの会長が所有されていたことがあったそうです。また、雑誌“オートジャンブル”にも掲載されたことがあるそうです。
これらの過去の経歴を見る限りは素性がしっかりしている車両だと判断できます。
オーナーさんは購入後レストアの計画をしていたそうす。既に所有していたMGAと2台で楽しもうと思っていたのですが、どうも2台は乗りこなせないということなり、エンスーの杜への掲載となりました。
ボデーはレーサー仕様となっていますのでバンパーレス、フロントスポイラー、前後のけん引フックの装着、ヘッドランプカバー装着などが施されていました。ホイールは8本スポーク(ミニライトタイプ)のものが付いています。アンテナは車高を落としていますので全て収納することはできないそうです。経年による錆び、塗装の割れなど見受けられます。
リヤコンビネーションランプの左側上部が少し欠けていました。機能には問題ありません。
内装はレースに出場していましたので4点式のロールゲージがボルトで取り付けられていました。両フロントシートはバケットシートで4点式のシートベルトが装着されています。リヤシートはオリジナルのままです。インストルメントパネルのセンター部に割れがありました。テープで補修された状態になっています。
エンジンはチューニングされているようですが詳細はわかりません。キャブレターはウェーバーのシングル、点火系はフルトラ、オイルクーラー装着、レース用オイルキャッチタンク、ケンローファン、燃料電動ポンプなどが装着されていました。
取材時エンジンのアイドリングが少し低く不安定でしたが、エンジンが暖機されていくと解消されました。
購入から今まで行ってきたメンテナンスは以下のとおりです。
・フロントブレーキOH、パッド及びローター交換
・リヤブレーキOH、シール交換
・クラッチレリーズシリンダーOH、シール交換
・シフトレバーブーツ交換
・ワイパーブレード交換
・右ヘッドランプ交換
・LLC交換
・ミッション、デフオイル交換
・フューエルホース一式、フューエルフィルター交換
・右タイロッドエンドブーツ交換
・点火プラグ交換
・エアクリーナー交換(K&N)
・バッテリーマイナスケーブル引き込み
2010.06.06更新記事
車検が平成22年1月で切れましたので価格の見直しを行いました。
車のコンディションは変わっておりません。
屋根付きガレージに保管してあります。
車は岐阜県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。