マツダ・初代カペラ（1970年 - 1974年）は、大衆車ファミリアと高級車ルーチェの中間を埋める、ミドルクラスの4ドアセダン／2ドアクーペとして発売されました。
エンジンは、新型12Aロータリーエンジン、又は、１．６Ｌ直4エンジンを搭載。
ロータリーエンジンを積んだ　初代カペラは、当時の日本車としては並はずれたパワーを誇り、当時レースで連勝を続けていたスカイラインGT-Rと同等の戦闘力を持っていたと言われています。

ご登録頂いたお車は、初代カペラ　ロータリークーペ　１９７２年式です。
自動車整備を生業とされている現オーナーが、長きに渡り（約３０年）大事に所有されています。

某有名雑誌にも登場したまさにその実車なので、ご存じの方もおられるかも知れません。
今回は、他に手を入れたいお車があり、苦渋の決断で、お好きな方へお譲りしたく、ご登録頂きました。

元々、パワフルな車ですが、さらにチューンアップしています。
お聞きした内容は下記。

神奈川県のショップより購入。（元々福岡にあった車両との事）
・エンジンは載せ替えています。ノーマル→１３Ｂ型ワークスペリ（改造申請済）
・ミッションは、ＳＡ７の５速ミッションに交換
・プロペラシャフトショート加工
・デフのファイナルギア（３．９→４．３）変更
・レース用ＣＤＩを2基装着
・パルサーＧＲＩ-Ｒ用７点ロールゲージ装着
・ワンオフマフラー、ワンオフタコ足
・足回りフロント　ＳＡ２２のターボ用ストラットに交換
・足回りリヤ　車高調　ＪＡＣスープラ用
・ブレーキマスターシリンダーは、カメアリ製に交換
・ＲＳワタナベのホイール１３インチ
・ディクセルローター、ＳＡ７用キャリパー
・フェンダーミラ−　ハコスカ用を装着（純正無し）
７点タワーバー装着
・乗車定員変更（5人→２人）
・ロンザのＡＢＣペダル
・フットレスト追加
・社外タコメーター（オートメーター）
・マツダスピードカーボンシフトノブ
・ハイフラッシャー付きウィンカー
・ＬＥＤヘッドライト
・ダッシュボード張り替え
・全塗装（購入時の白から元色のパーシャルオレンジに）

外装は、大きな腐りはありませんが、塗装の割れや錆浮きは散見されます。（画像、動画参照）
ライト回りや前後バンパーは、きれいです。
ヘッドライトは、ＬＥＤに交換済で明るいです。

運転席シート座面に破れが少し見られます。
助手席シートはきれいです。
ドアの締りはしっかりしていて、建付け感が良いです。

オーディオは外して、社外のメーターを取り付けています。
エアコンは外しており、ありません。
ＥＴＣは付属します。

キーは、助手席が合わず、外から開かないそうです。（内側から開きます）
シリンダーは３つあるので、交換すればＯＫですが、現状、そのままです。

エンジン、ミッションに不具合はありません。

タイヤは　TOYO TIRE PROXES R888　１８５／６０／Ｒ１３

屋内車庫保管。

車検が切れましたので、ご希望の方には、実費にて車検を取得の上、お渡しも可能との事です。（恐らく１０万~１５万程度）

お車は熊本県にございます。

個人売買の為、消費税などかかりません。
月割りの自動車税、及び、リサイクル預託料金がある場合は、別途頂戴いたします。

以上の記事内容は、オーナーさんより頂いた整備明細やコメントをもとに作成したものです。
整備内容や修復歴などに関して、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。