●マツダ ロードスター(NC)RHTにつきまして●
2005年に登場した3代目マツダ ロードスター(NC)。排気量は2L に拡大、全幅は1720mmの3ナンバーサイズとなりました。NA、NBと承継されたプラットホームを一新した新規開発のNCプラットホームを採用。基本アーキテクチャーはRX-8と共通ながら、設計を全面的に刷新、細部における徹底的な軽量化により、先代比でわずか10kgの重量増。200psオーバーの高出力に対応する贅沢な設計により高い剛性と優れたロ―ドホールディング性能を実現して、2005年11月には、2005-2006年日本カー・オブ・ザ・イヤーに選出。更に日本では2006年に追加されたリトラクタブルハードトップ(RHT)は、幌の代わりに電動格納式ハードトップを搭載、開閉速度は約12秒で当時の世界最速。また、ルーフをシート後方にトランクとは独立して収納することにより、屋根の開閉の状態にかかわらず幌のモデルと同じトランク容量を確保、耐候性や保管場所からソフトトップに不安を抱いていた層に訴求してユーザーの裾野の拡大に貢献しました。
●今回ご紹介するお車につきまして●
2007年式のRSプレミアムというセンターコンソールまで内装色と同じタンカラーで統一された特別仕様車です。ルーフはRHT(リトラクタブルハードトップ)です。紺色のボディカラーにタン色の内装の組み合わせに拘って探されていたオーナーさんが本車両を購入されたのは約9年間のこと。ディーラーの認定中古車購で購入時の走行距離は、58000キロ程でした。以来、大事に乗り続けられてきました。主にロードスター仲間とのツーリング等にご使用されて現在の走行距離は81000キロ超です。現在もとても気に入っていらっしゃいますが、年齢的にどうしても最後にもう1台乗ってみたいお車があるとのことで手放すことを決意され、今回の掲載の運びとなりました。大事にしていただける方にお譲りできればとのことです。
●外装●
純正色ストミーブルーMC(紺色、または濃いブルー)の外装色は綺麗な状態を維持されており、エンブレム類等含め光沢を放っています。目立ったキズやヘコミはございませんが、フロントフェンダーに小さなクリア剥がれ跡、フロントバンパーに細かな飛び石跡はございます。またボディ下部にメタリック色特有の細かなシミの付着等も確認できます。いずれも目立つものではございません。軽く研磨してコーティングされればより一層綺麗なるかと思われます。
なおルーフ中央部一枚をクリア剥がれがあったため一枚同色でリペイントされていますが、違和感なく綺麗に仕上がっています。ルーフからの雨漏りも一度もないそうです。
ヘッドライトユニットは購入時に左右とも新品交換されていますので、レンズに曇りや傷もなくとても綺麗です。
●内装、電装関係●
タン色で統一された内装も綺麗に維持されています。シートは運転席サイドサポート部に乗降の際にできるシワが確認できますが全体的に良好な状態を維持されています。助手席はほとんど使用感のない状態です。本来黒色のシフトブーツ、サイドブレーキブーツも社外品で同色のタン色に統一しています。もちろん純正ブーツも保管しています。
ステアリング、ダッシュ、センターコンソール等も綺麗な状態です。純正ETC、純正ナビ、社外ドライブレコーダーが装着されており、いずれも装着したままお譲りいただけるとのことです。ナビは2024年版にアップデート済みです。エアコンは購入以来まったく故障なしでしたが、昨年一度効きが悪くなりガスを補充しました。現在は好調です。
フロントポジションランプ、ライセンスプレートランプ、トランクルームランプをLEDバルブに交換、左右フォグランプを黄色から白色バルブに交換してあります。交換したバルブもすべて保管済みです。ウインドーディフレクターを社外のアクリル板のものに交換。純正は保管してあります。運転席フロアマットのクラッチペダル下が劣化してきたため、予備に社外品の同形状のものをストックしてあります。
●機関、足回り等●
直噴2Lガソリンエンジンは好調を維持しております。そのエンジン音や同乗走行させていただいた印象からも好調さを感じました。取材時も一発始動で目を冷まし、アイドリングも安定しており、気持ちよく吹け上がります。マフラーエンドはオートエクゼ プレミアムテールマフラーに交換してあります。
足廻りは17インチ純正ホイールとミシュラン パイロットスポーツ4の組み合わせです。ホイールは2本に縁にキズがございます。タイヤはまだ山がございますが、年数的にはそろそろ交換時期かと思われます。ショックは純正装着のビルシュタイン製からテイン フレックスZに交換、同時に4輪アライメント調整済みです。
●主な整備履歴の抜粋●
新車時からのメンテナンスブック及び整備記録簿がございますので、ご見学時にご確認いただけます。定期点検(6ヶ月点検、1年点検、車検整備)は、すべてマツダディーラー整備工場で行っています。
主な整備履歴は下記のとおりです。
2014年3月(58,027km)
車検整備、納車前整備:左右ヘッドライトユニット交換、上記バルブ類交換、油脂類交換、
2015年3月
運転席シートベルト保証取り替え(戻り不良のため)
2016年3月(61,648km)
車検整備、ナビアップデート、アンテナロッド交換
2020年3月(73,949km)
車検整備、クラッチフルード、ミッションオイル交換、純正イリジウムプラグ4本交換
2022年3月(76,949km)
車検整備、クラッチフルード交換、デファレンシャルオイル交換、
左右フロントスタビライザーリンク交換、左右リヤスタビライザーリンク交換
2023年4月(77,415km)
左右計6個のテールランプ、ウインカーランプ、バックランプ、
左右サイドマーカーランプ2個を全て交換(左テールのみ球切れ、他は予防整備)
2023年6月(80,863km)
エアコンガス(R134A)補充
上記以外にエンジンオイルは6ヶ月毎、エレメントは12月毎にカーショップにて交換実施。
また、定期点検以外の整備はカーショップ及びロードスター専門整備工場で実施しています。
2016年9月
マフラー交換(オートエクゼ プレミアムマフラー)、マフラーリング交換
2018年3月(65,530km)
タイヤ4本交換(ミシュラン パイロットスポーツ4)
2018年9月(67,000km)
バッテリー交換(パナソニック カオスバッテリー 80B24L)
2021年2月(74,940km)
車高調ショックアブソーバー交換(TEINフレックスZ)、四輪アライメント調整
2022年11月(77,071km)
ルーフパネル塗装(経年劣化によるクリア一部剥がれの為、ルーフパネル1枚塗装)
●取材者私見●
とても綺麗に維持されているお車という印象です。オープン時がタルガ形状となる現行NDのRFとは異なり、解放感のある完全なオープン状態となりセキュリティ的にも安心なRHTにMTの組み合わせである点がおすすめです。もちろんリトラクタブルハードトップの動作もスムーズで全く問題なさそうです。外装の紺色とタン色の内装色の組み合わせもとってもお洒落です。サーキット走行等の負荷のかかる使い方はされておらず、きちんと整備されてきている車両で、各部の状態がとても良好な点もおすすめできるポイントです。
お探しの方はぜひご検討ください。
コンディション維持のため、走行距離は若干伸びますことをご了承ください。
個人売買のため消費税はかかりませんが、リサイクル料金・自動車税月割分相当をご負担いただきます。
なお、車検満了日が2024年3月のため3月以降の車検継続後の価格につきましては別途ご相談させてください。
現車は東京都内にあります。
上記は限られた時間内での取材であり、かつ記載内容につきましては、取材者の私見に基づくところもございますので、ご購入に際しては必ず現車をご見学の上でご納得されてからご検討ください。
なお、お車の特性とオーナー様のお仕事の都合上、ご見学については購入検討の方のみに限らせていただきます。
冷やかし防止とスムーズなご連絡のため、お問い合わせの際は必ずお名前、ご住所、お電話番号をお知らせいただけますようお願いします。