【2023年11月更新】
車検を更新しましたので、2025年11月までとなります。
価格は据え置きですので実質値下げとなります。
コンディションはとても良好な状態を維持しています。
★マツダオート三輪に関して
四輪トラックが普及する以前の戦前から戦後期にかけて、日本で独自の発展を遂げたオート三輪は、積載力と小回りが利くという利点が当時日本の流通事情と合致していました。
起源は積載能力を高めた自動二輪の応用で、さらなる実用性を追求した結果、自動二輪とは異なる貨物車両として進化したようです。
その後、マツダ、ダイハツ、くろがねという三大ブランドが業界をけん引する形になります。
戦後になると、航空機産業からも多くの企業が参入し、更なる活性化と共に大型化していきます。
ボディの大型化に伴い、排気量が2000ccクラスにまで達した1950年頃になると、それまでは悪路走行や旋回半径等の面で有利だったオート三輪が、モータリゼーションによる高速化や居住性の向上には不利になっていき、東京オリンピック翌年1965年の三輪運転免許廃止以降は四輪トラックに主役の座を譲ることになります。
アジア諸国では今でも国際オート三輪のレースが行われるなど、根強いファンは多いようです。
今回は、当時の三大ブランドの一つ1964年式、マツダT1500の紹介です。
現オーナーさん、全オーナーさんにより、一般道で普通に走行できるコンディションに仕上げられた個体です。
◆当車について◆
2015年に購入し、現在3オーナー目、取説・マニュアル関連有り、禁煙車、整備記録有り、カーポート保管、事故歴・修復歴無し、ETC無し、スペアキー有り
※型式/TUB81、原動機の型式/UA、車台番号/TUB81163●●●
◆エクステリア◆
緑が豊富な公園の駐車場で待ち合わせをしましたが、異色のオーラを出しつつも、周囲にも馴染む独特の雰囲気で現れたオート三輪に、(小ぶりな車体を想定していたため)意表を突かれました。
前輪が一本の為、明らかに普通の車ではないのですが、ボディサイズが今時の1tトラック(ライトエース等)とほぼ同じなので、違和感は有りません。
周囲に馴染んでいる部分の大きな要因は、オーナーさんが拘って仕上げた塗装の風合いです。
クリアを効かせてピカピカにするのではなく、当時の商用車仕様に艶を抑えて仕上げています。
ホイールも同様に拘った仕上げです。
登録の都合上、荷物を積めない乗用車にするべく、荷台をオーナーさんご自身で加工しています。
木工もFRPもお得意なので、違和感ない仕上がりです。
後部の箱の内部はこれもオーナーさんお得意分野の電気設備が整い、災害対策仕様となっています。
ガソリンタンクもサイドに移動していますが、オーナーさんが手を加えたものは全て元の通りに戻せるように加工しています。
◆インテリア◆
当然使用感は有りますが、60年前の車とは思えないほど清潔感のある内装です。
ステアリングに軽微なダメージが有りますが、シートも張り替えられており、キレイです。
スイッチ類は最低限しかないのですっきりしています。
ヒーターは当時のもので、効きも良いそうで、安心感のある雰囲気を作り出しています。
◆エンジン・整備関連◆
オーナーさんが日ごろからメンテナンスを行っているため、現状不具合無く、一般道を60キロぐらいで普通に走れます。
エンジンの始動はスムーズで、アイドリングも安定しています。
◆オーナーさんより一言◆
手持ちの車は全て趣味で自分でメンテナンス行います。
機関レストア後、オールペイントも終わり完璧な状態です。
後部は災害対策用にFRPにて荷室部を加工、オナン発電機搭載、警視庁払下げインバーター搭載、12V及び100V使い放題、ギャレー部流しのみ、水タンク現在ポリタンクのみ(100Lタンク搭載可能)
◆エンスーの杜取材担当者のコメント◆
今回は、車両がひと通り仕上がったため売却となりました。
機関はもちろんのこと、外装や内装、造作物までおひとりでこなしてしまうオーナーさんが8年かけてコツコツと仕上げてきたので、どこを取ってもコンディションの良い個体です。
前オーナーさんが作成した手書きのメンテナンスマニュアルまで付いています。
ご厚意で助手席に乗せていただきましたが、環状8号線を難なく走行でき、周囲からも注目の的でした。
助手席に乗り込むと、外から見ていた印象とは異なる世界観が満載で、特にボンネットの丸みが何とも言えないファニーなテイストを醸し出していました。
購入時には登録が大変だったとのことで、トライク扱いになっていますが、自治体ごとに対応が異なる可能性があるので、ご購入の際は先に登録のご確認をお願いいたします。
◆お問い合わせに際して◆
・このページの車両は車の個人売買の情報サイト「エンスーの杜」に掲載されたものです。
エンスーの杜は広告代理店であり、掲載車両は個人所有の物で、オーナーさんの依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。
・記事内容は担当者が1時間程度の取材時間の中で、オーナーさんのコメントと、見聞したものを元に作成したものですので、見落とし等で現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります。
また全て裏づけを取って記述している訳ではないため、誤記等の可能性もあり、状態を保証するものではありません。
・状態等のコメントもあくまで2023年10月10日の取材時の状況及び、取材担当者の主観によるものですので、月日が経過して写真や記事と異なる場合がある事をご承知おき頂き、現車確認の際に必ず状態をご確認下さい。
・掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。(メールでの価格交渉はご遠慮下さい)
◆現車確認に関して◆
・当車両は神奈川県又は東京都にあります。
保管場所が二箇所あるため、現車確認の日程次第で場所が変わります。
・車をご覧になる場合は、掲載ページの一番下に記載してあるメールアドレス宛にメールをお送り頂ければ折り返し「現車確認申込書」をお送りしますので、お申し込み頂き次第、日程調整をさせて頂きます。
(個人情報保護の関係上、具体的な場所はお申込み頂いた方だけにお教え致します、なお携帯のメールアドレス以外でお願いします)
・個人間での取引となりますので、冷やかし防止と個人情報保護のため、あくまで購入を前提として検討されている方のみとさせて頂きます。
・オーナーさんのお仕事の関係上、日程は応談でお願い致します。
◆購入される場合◆
・車両代金
・自動車税(39,600円)を、購入月の翌月より3月までの未経過分の精算をお願いします。
・リサイクル料(5,160円)の全額負担をお願いします。
※ 個人売買のため、消費税は掛かりませんが、支払いは現金一括で現状渡しのノークレームとなります。また、 陸送等の手配は購入された方に行って頂きます。