![]() |
トップページに戻る 車両一覧に戻る |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
取材日2023年2月18日 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
「新車時より一切のモディファイ無し・・・!フルオリジナル完全ノーマルのVスペシャルが群馬に残っていた・・・!地球上で最も楽しい車の一台が、当時のまま味わえる喜びは壮大・・・!まさに永久保存版・初期型NA6CEロードスターVスペシャルを日常で駆る楽しみを実現する・・・!」 バブル経済絶好調だった1989年9月・・・。 1970年代の排気ガス規制の影響を受け、スポーツカー絶滅状態だった1980年代・・・。 当時、まだ社会人数年目だった筆者は、必死の想いで購入した後期型RX-7(SA22C)の支払いの真っ最中・・・、その後も何度となく夢枕に出てくるロードスターでしたが、乗り込んだ瞬間に感じたライトウエイトならではの軽快な走行フィーリングは、斬新に・鮮明に脳裏に焼き付き、筆者にとって国産初ライトウエイト・ロードスターの記憶は、それから遡ること数年前のバックスクリーン3連発!阪神タイガースの優勝と肩を並べる程、青年期の筆者にとって実にセンセーショナルなイベントだったと今なお鮮明に思い起す事ができます・・・。 その背景には“若者がクルマに熱中したあの時代があった事実”が明確にあり、あれから40年近く経った今日も尚、「心に熱く燃えるエンスージアスト道」があると感じるのは、決して筆者だけでは無いと思います・・・。 「人馬一体・・・最もベーシックな初期型NA6CEロードスター、面白くないはずありません・・・」 ボンネットなどに軽量アルミ素材を多用し、徹底して軽量化された車重は僅か940kg・・・。そこにファミリアに搭載されていたB6型エンジンが、吸排気系、バルブタイミングのチューンナップとアルミ製シリンダーヘッドカバー採用などスポーツカーとして魅力的な改良が加えられ、縦置きに搭載されます・・・。足回りには前後ともマツダ初となったダブル・ウィッシュボーンを投入・・・、慣性モーメントを減らすために徹底して重量物をホイールベース内に収めたフロント・ミッドシップ・レイアウトは、スポーツカーとして理想的な前後重量配分を生み出し、挙動がダイレクトに伝わるステアリングフィールや、手首を返すだけでも操作が可能なショート・ストローク・シフトなど、人の右脳・感性に訴える、クルマを操る人馬(車)一体の喜びそのものを最大に引き出したのです・・・! あれから30年・・・人間が本能で感じる「走る喜び」をそのまま表現した「国産ライトウェイトスポーツカー」というパッケージは、米国のスポーツカー専門誌、スポーツカー・インターナショナルの選出したベスト・スポーツカー1990年代部門で第1位を獲得するなど、全世界のエンスージアストを熱狂させ、4代目に世襲した後の2016年4月には、累計生産台数が100万台を突破し、「2人乗り小型オープンスポーツカー」としての生産累計世界一のギネス世界記録を更新するなど、まさに日本が生み出した世界に誇れる名車となりました・・・。 「ブリティッシュ・レーシング・グリーンを彷彿とさせた“ネオグリーン”カラーに、ナルディのウッドステアリングとシフトノブが映える・・・!クラシカルでハイエンドな雰囲気がベーシックモデルとは一線を画した、Vスペシャルはまさに大人のロードスターだった・・・!」 1989年に国内販売が始まった初期型NA6CEロードスターは、まさに売れ行き絶好調・・・。納車まで半年以上待たなければならない状況が延々と続く最中、マツダは“ここぞ”とばかりに衝撃的な仕様を東京モーターショーで参考出品し、ロードスターファンに“追い討ち”とも言える更なる衝撃を与えました・・・。 ブリティッシュ・レーシング・グリーンを彷彿とさせる、ネオグリーンと名付けられたボディカラーに本革シートを含むタン・カラーのインテリア・・・そこにナルディ製のウッドステアリング、シフトノブ、そしてパーキングブレーキグリップがあしらわれ、ブラック一辺倒だったベーシックなバージョンと比較するとハイエンドな仕様が目を惹く仕様は、正式に「Vスペシャル」として、1990年より販売ラインナップに加わり、ノーマルではオプション扱いだったパワーステアリング、パワーウインドウ、アルミホイール、CDプレーヤーを標準装備するなど、まさにクラシカルでハイエンドな雰囲気がベーシックモデルとは一線を画した、「Vスペシャル」はまさに“大人のロードスター”だったのです・・・! 「あれから30年以上が経過・・・、状態の良い個体がめっきり少なくなった今・・・。新車時より一切のモディファイ無し・・・!フルオリジナル完全ノーマルのVスペシャルが群馬に残っていた・・・!まさに永久保存版的一台とは・・・」 オーナー様もやはり青春期に当時の国産スポーツカーの洗礼を受けられた、今まさに熱きエンスージアストのお一人です・・・。 やがてライフ・ステージがゆっくりと変化し、想いが叶えられるタイミングとなった、今から11年前のある日・・・。この個体を新車で購入し、フルノーマルで長らくガレージ保管されていたご高齢の方が手放される所に偶然遭遇・・・!「ワンオーナー・無事故・未再生フルノーマル」の状態に間髪入れず迷わず購入を申し出され、引き継がれてこられたのが、ここにご紹介する90年式NA6CE Vスペシャルとなります・・・。 それからというものの「フルノーマル・オリジナル」だからこそ味わえる、製作者が意図とした軽快な走行フィーリングはもちろんの事ながら、貴重なオリジナル個体を、クリスマス・イブの日に車検更新する・・・と言う「所有する喜び」を、実に足掛け11年間・・・有意義に楽しんでこられたとの事です・・・。 未再生のネオ・グリーンが今尚鮮やかなVスペシャルに眼をやると・・・ 11年間のマツダ・ディーラーによる整備記録は車検時のみならず、任意12ヶ月点検にも及び、オーナー様の大切にされてきた想いが伝わります・・・。 初期型ロードスターはセンターコンソールなど樹脂部品が経年で醜くなるケースが多い中、この個体に関しては大変(!)美しく良い状態を保っておられます・・・。それら全てが100%オリジナル・フルノーマルで目の前で展開するのは実に愉快爽快・不思議な感じ・・・!まるで30超年前の“あの頃”にタイムスリップした感覚があり、眼から入る情報と、頭の中の認識が整理つかない程・・・!実に不思議な体験をさせてくれるものです・・・! 現在の潮流でETCがセットされているのですが、その受信機もクラスターの中にセットし、外観からは見えないようにされるなど、当時の雰囲気そのままに楽しめるのもオリジナルを愛するオーナー様の拘りの部分・・・“この個体ならでは”の素晴らしい部分です・・・! オリジナルの各種ブックに加えて11年間の整備記録が確りと残る個体・・・。前回車検時(令和3年12月24日)には、走行41899km の時点でタイミングベルト交換を実施しておられ、その他ガスケット〜各種シール類など、もちろんマツダ・ディーラーに置いて予防整備含めてきっちりと対応されてこられました・・・。 現在の不具合としては・・・ 実はオーナー様・・・所有された11年間での走行距離は5000km程・・・。12ヶ月点検含めた入念な予防整備を車検毎に実施し、非常に大切にされてきたフルノーマルの個体ですが、大切に保管・管理することに最大の喜びを感じられるエンスージアスト様です・・・。「まるで私はこの車のオリジナル保管・修理係のようですね・・・」と談笑頂くオーナー様でしたが、その甲斐あってか、ノーマルならではの潔い立ち姿がとても素晴らしい、貴重な初期型NA6CE V スペシャルであった事が非常に印象的な取材でした・・・。 あれほど多くが輸出された車種でありながらも、当時海外では“Bスペック”と呼ばれたVスペシャルは、数年前に25年ルールが解禁になり、状態の良い個体には高いプレミアがつく状況を全世界的に呈しています・・・。また現在、国内に於いては、このVスペシャルのみを扱う専門店が登場する程、イメージが一線を画したロードスターは初期型に限ってこその魅力を大きく昇華しています・・・! エンスージアストであれば「生涯乗っておきたいクルマのリスト」には必ず入っているであろう、地球上で最も楽しい車の一台・・・それがこの初期型NA6CEロードスターVスペシャルでは無いでしょうか・・・。 走り出しも非常に軽快な動画も是非併せてご覧ください・・・! 「1990年式NA6CEロードスター・Vスペシャル・・・取材後記」 「自分で直して長く乗る事で愛着がどんどん湧く・・・」 ボルトやナット類の寸法を手持ちの一般的なハンドツールで対応できる物に統一することで、オーナー自身がブレーキパッド交換からサスペンション交換、そしてクラッチプレートの交換作業まで自分で行えることを企画段階から提案していたのが初期型NAロードスターです・・・。 現在の各メーカーのエンジンフードなどは、開けても「素人には触るところはありません・・・」と言わんばかりのカバーで覆われた中身で、まさに正反対のアプローチを呈しています・・・。 今回取材を通じて改めて感じた初期型NA6CEロードスターの懐の深さはやはり魅力的・・・。 「新車時より一切のモディファイ無し・・・!フルオリジナル完全ノーマルのVスペシャルが群馬に残っていた・・・!地球上で最も楽しい車の一台が、当時のまま味わえる喜びは壮大・・・!まさに永久保存版・初期型NA6CEロードスターVスペシャルを日常で駆る楽しみを実現する・・・!」 実に素晴らしいフルオリジナル・ノーマルの個体です・・・ 心揺さぶられる「貴重な個体」の見学に群馬県までお越しください。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。 【お問い合わせに際して・・・】 本記事内容は、2023年2月18日10時より、晴天の元、約3時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューしたものを元に執筆作成したものです。かぎられた時間での確認につき現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります、また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものではありません。 状態等のコメントも、あくまで取材時の天候・状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。 掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。 何卒宜しくご検討下さい。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
236万円 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
画像クリックで拡大出来ます | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※メールサーバーのセキュリティにより、メールが届かないケースが報告されています。 |
![]() |
トップページに戻る 車両一覧に戻る 上に戻る |