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◆ユーノス・ロードスターについて
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“ユーノス・ロードスター”は1989年にマツダの新しい販売チャンネル・ユーノスから発売されます。アメリカでは一足早く“ミアータ”という名前でデビュー。コンパクトなボディにリファインされた1.6リットルDOHC16バルブエンジンと5速マニュアルトランスミッションを搭載、サスペンションは4輪ともダブルウィッシュボーン式を採用、その軽快でプリミティブなロードスターは運転の楽しさを教えてくれる一台として広く愛されることになりました。またライトウェイトカーの聖地である英国を始めとするヨーロッパ諸国でも歓迎されて、一大ロードスターブームの火付け役となり、各メーカーからこぞってロードスターモデルが登場しています。今もその人気は衰えず、年々進化しているロードスター、クルマとひとつになって駆ける「人馬一体」の走りの楽しさは他に追従を許さない本物のスポーツカーと言えるのではないでしょうか。
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◆ご紹介する車両について
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今回ご紹介する車両は、NA8C型の「JリミテッドⅡ」、1994年12月1日に発売された、国内800台の特別限定車です。
1991年8月3日に限定発売(800台)されたNA6CE型の「Jリミテッド」の第2弾目となるロードスターです。
「Jリミテッド」の最大の特長は、ボディカラーの特別色「サンバーストイエロー」です。通常のカラーとは異なり、塗装工程にとても手間がかかるため大量生産できませんでした。一般的に黄色は退色が発生しやすいため、一般的なボディカラーの約4倍の工程が必要となり、その分コストが高くなってしまうので大量生産できなそうです。
因みに「Jリミテッド」のJはフランス語のジョーヌ(Jaune:黄色)です。
発売時には、瞬殺と言われるほどのスピードで完売したそうです。
現オーナーさんは昨年「エンスーの杜」から購入されます。
この車両、前オーナーさんがフルノーマルの状態で、新車時に近いドライビングフィールを再現するため、マツダのディーラーで徹底的に整備をした車両だとお聞きしています。
一目見て、これはいいコンディションの車だと思いました。
色鮮やかなイエローは、どこにいても目立ちます。
どうせ、オープンに乗るなら目立つ色もいいかなと思いました。
素敵な車両です。
現オーナーさんから次の車両購入のための売却とお聞きしました。
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◆外観
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ボディカラーの「サンバーストイエロー」は、色焼けやクスミは無く良い状態です。
また下廻りは防錆処理済、良い状態です。
右後部に一個所、4ミリ程のタッチペイントの跡があります。
ビニール製の幌(Nakamae製)は新品同様、リヤスクリーンも透明です。
幌を折り畳んだときにリヤスクリーンが傷つかないようにするため、Nakamae製の保護カバーがありました。スクリーンを外し、幌を折り畳む前に保護カバーをスクリーンの上に載せ、保護します。(画像参照)
Nakamae製のキルティングタイプのヘッドライニングを装備しています。幌の内側に装着することにより、車内の温度上昇を緩和することができます。(画像参照)
ホイールは当時オプションでしたBBSのアルミホイールを履いています。
オープンカーだと気になる雨漏りはありません。
◆前オーナーさんが以下のパーツを取付け・交換しています。
・フロント純正Aリップスポイラー
・リヤ純正Bリップスポイラー
・M2製リアフラップ
・ドアミラー交換
・幌、スクリーン一式(Nakamae製作)
・ウェザーストリップ
・リヤバンパーとリヤスポイラーをリペイント
・フロントコンビライト交換(2020年1月)
・テールライト、ハイマウントストップライト交換済(2020年1月)
◆現オーナーさんは購入後、以下のモディファイをしています。
・ライト類をLED化
・DRL(デイタイムランニングライト)化
・リヤディフレクターをライト化
・ミシュランタイヤ新品交換(2020年10月)
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◆内装
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ブラックカラーの内装は清潔感があり、きれいな状態でした。
ダッシュボードにダメージはありません。
バケットタイプのシートに気になるダメージは無く良い状態です。
オーディオは、カロッツェリア製CD/USBタイプに換装、ブルートゥース対応です。
ドライブレコーダーはコムテック製ZDR-024です。(2019年モデル)
モモ製の3本スポーク本革ステアリングホイールを装備しています。
エアコンを良く効いていました。
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◆機関
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1.8リッター4気筒DOHCエンジンを搭載、5速マニュアルトランスミッションとの組み合わせです。
機関に不具合はないと聞いています。
◆エンジン仕様
・エンジン種類:水冷直列4気筒 DOHC
・総排気量:1,839cc
・最高出力:130ps(96kW)/6,500rpm
・最大トルク:16.0kg・m(156.9N・m)/4,500rpm
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◆足回り
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足回りは純正パーツに交換し、リフレッシュしています。
特に不具合はないと聞いています。
ステアリング形式:パワーアシスト付きラック&ピニオン
サスペンション形式(前):ダブルウィッシュボーン式
サスペンション形式(後):ダブルウィッシュボーン式
ブレーキ形式(前):ベンチレーテッドディスク
ブレーキ形式(後):ディスク
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◆メンテナンスについて
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すべての整備は、東京マツダで純正パーツのみ使用し、整備またはリフレッシュを行っています。
◆2015年3月 走行:54,140km
・車検整備
・エンジンオイル、フィルター交換
・LCC交換
・ブレーキフルード交換
・アッパーアームジョイントブーツ交換
・リアブレーキパッド交換
・タイミングベルト交換
・テンショナープーリー交換
・アイドラプーリー交換
・カムシャフトO/C交換
・クランクシャフトO/C交換
・タペットカバーP/K交換
・ウォーターポンプ交換
◆2015年4月
・エアコン一式交換
◆2015年7月
・サスペンションアームブッシュ(22個所)交換
・F/Rスタビライザーリンク交換
・F/Rスタビライザーブッシュ交換
・F/Rブレーキディスクローター交換
・ブレーキホースキット交換
・ブレーキホースガスケット交換
・左リアブレーキキャリパー交換
・ラジエター、ホース交換
◆2015年10月
・ウインドウレギュレーター(左右)交換
◆2016年3月 走行:5,5691km
・1年点検
・エンジンオイル、フィルター交換
・ブレーキフルード交換
・左右ドライブシャフトアウターブーツキット交換
・左右ドライブシャフトインナーブーツキット交換
・下廻り錆修理
◆2016年8月
・ミッションメンテナンス
・クランクシャフトリヤエンドオイルシール交換
・クラッチカバー交換
・クラッチディスク交換
・クラッチスラストベアリング交換
・パイロットベアリング交換
・クラッチレリーズシリンダー交換
・クラッチオイル交換
◆2017年3月 走行:5,7218km
・車検整備
・エンジンオイル、フィルター交換
・ブレーキフルード交換
・ミッションオイル交換
・デフオイル交換
◆2018年3月 走行:58,639km
・1年点検
◆2019年3月 走行:60,001km
・車検整備
◆2019年6月 走行:60,343km
・フロント純正サスペンション(スプリング・ダンパー)交換
・リヤ純正サスペンション(スプリング・ダンパー)交換
・フロントブレーキキャリパー(左右)交換
・フロントブレーキパッド交換
・ブレーキフルード交換
◆2020年3月 走行:61,697km
・1年点検
・リアブレーキキャリパー交換
・ブレーキフルード交換
◆2021年2月
・車検整備
・エンジンオイル交換
・ロングライフクーラント交換
・ブレーキオイル交換
更新記事(2021.8.21)
大幅な値下げをしました。次に欲しかった車を手に入れたためです。
車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。