いろいろなスーパーカーに乗ってきたオーナーさんがこのスパイダーを購入したのは約10年前です、その時の走行は21000キロでした。

MTのオープンスポーツカーを探していたところにこのスパイダーを見つけ購入をされたそうです。実際に手に入れてみると、かなりの希少車だという事が分かりました。

2004年9月から発売された後継車、グランスポーツからMTはなくなっていますので、マセラティ最終年のMTです。

生産台数は世界574台。国内に限ればMTは10台あるかどうか？という車両です。
実際にオーナーさんが所有していた10年間に、ネットで出てきたのは2台だけだったそうです。

ジウジアーロデザインのマセラティをスパイダー化するのに、ピニンファリナが加わったというスーパーカー世代には贅沢な組み合わせの車です。

また、エンジンはV8、4300㏄でフェラーリにも搭載されているエンジンです。

オーナーさん購入後には、大きな故障トラブルなく乗って来ています。

外装はBKメタリック。飛び石や小傷などがありますが全体的にきれいです。
オーナーさんは自宅ビルトインガレージにて保管しています。

フロントグリル、Aピラー、サイドミラーはシルバーのカッティングシートです。
クラシカルなイメージにしたかったオーナーさんの施工ですので、はがせば元に戻せますが、フロントグリルのメッキはやや曇っているそうです。

ホイルは社外品で純正ホイルも4本あります。
タイヤは2021年に交換したばかりですので、しばらくはこのまま乗ることが出来ます。

スパイダーの泣き所であるホロは、骨が一部干渉するためほつれがありますが、内側から補修をし、これ以上干渉しないように修理済みです。

ホロの開閉は少しぎこちない感じですが、電動で20数秒で開閉できます。

内装もブラックでオリジナルの状態です。
ステアリング、シフトノブはカーボンになっております。おそらく当時のスペシャルパッケージ的な物かと思います。

シートもスレが少なく良いコンディションです。

カーナビ周辺のスイッチ類はベタつきがあったので取り除いてシールを貼り直していますので快適に使用できます。

純正のカーナビが使用しづらいため社外のカーナビを後付けしています。
ETCも付いています。

唯一気になる箇所として、ダッシュボード全体に小さな丸いポツポツが出てきています。

エンジンや機関は良好です。
マフラーは、現在フロントがベルトッキ、センターとリアは純正のものです。
センター（ベルトッキ）とリア（チュービ）もありますので、ご希望の方に別途販売いたします。

エアコンもガス補充せずに長く冷気が出るそうです。


【更新　2024年2月】
車検を更新しました。同時に、幌の修理を一部実施しました。

車は千葉県にあります。
個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料（22030円）と月割りの自動車税のご負担をお願い致します。