低走行のマセラティ・クアトロポルテGTSのご紹介です。

クアトロポルテの車名はここ数年でマセラティの代表的な車種としてメジャーになっていますが、歴史は古く、デビューしたのは1963年のトリノ・ショーでした。

以降、紆余曲折はありながらも、様々なメーカー傘下でモデルチェンジを繰り返し、現在のクアトロポルテは6代目のモデルとなります。

今回ご紹介するクアトロポルテはその6代目モデルで、2014年のディーラー車です。

ファーストオーナーが6年間大切に乗られてきたのち、2020年に現オーナーさんがセカンドオーナーとして正規ディーラーより購入し、現在に至ります。

オーナーさんは本来コンパクトな欧州車を乗り継いで来られましたが、人と違った車で、遠出をしても疲れにくい車も乗ってみたいとの事で車探しが始まったそうです。

ただ、楽で快適なだけで無く、スポーティな一面を持った、言わばレーシングスピリッツを感じさせてくれる車というのも車選びの重要なファクターだったとの事。

そんな中で見つけた、「４つの扉」の意味を持つクアトロポルテは4ドアセダンでありながら、フェラーリ製エンジン（F488と同じV8 3.8Lツインターボエンジン530PS） を搭載。

街乗りモードで走ればしっとりとした乗り味でまるで魔法の絨毯にでも乗っているような気持ちよさ。

スポーツモードにすればマセラティチューンのフェラーリ製エンジンは鋭く吹け上り、2ｔ越えのボディでも軽快に走る。

しかもメジャーになったとはいえ、マセラティ・クアトロポルテですから「人と違った車」の部分もクリアでき、無事オーナーとなられました。

車種としても気に入ったのですが、購入の決めては

・前オーナーさんによりメンテナンスが行き届いていたこと
・新車時のオプションが豊富だったこと
　　1、カーボントリム
　　2、天井、ピラー部アルカンターラ
　　3、チターノ21インチホイール
　　4、キャリパー色
　　5、レザーステッチ色
　　6、オーディオがハーマンカードンの10スピーカー

高年式であり、所有期間も3年ですのでこれまでのトラブルは一切ありません。

オイル交換は3000�qごとに交換されています。

購入後、オーナーさんにより変更された点は

・エキゾーストバルブスイッチ（リモコンで排気バルブの開閉が可能）※動画参照
・2年前にタイヤを4本交換（P Zero F：245/35/21 R：285/30/21）

ある程度楽しめたので、今後は原点回帰という事でコンパクトな欧州車へ戻るべく売却されます。引き続き、状態の良さを保っていただける方にお譲りしたいとの事でした。

現車は広島県東部にあります。

個人のため諸費用等はかかりませんが、リサイクル料（26,590円）と月割りの自動車税は別途必要です。

(登録や陸送等にかかる費用は別途必要となります。)