エンスーの杜  トップページに戻る   車両一覧に戻る


ロータス・エスプリターボSE 1990年式
車検 2025年11月 走行 80,310km 備考 ディーラー車/左ハンドル/5速MT/グラスルーフ
長さ 433cm 186cm 高さ 116cm 重量 1300kg 排気量 2160cc
取材日2024年12月

【スペック】
サイズ  : 4330x1860x1150mm(出品車:実測1090mm)  
車重   : 1300Kg
エンジン : 2169t + Turbo(ロータス自社製エンジン)
最高出力 : 265ps/6500rpm
最大トルク: 36.0kgm/3900rpm
最高速  : 265km/h
0-100km/h : 5.0sec
※シャシー: イーグルシャシー(1990年から改良されたシャシー)
※ボディー: FRPボディー(エスプリのFRP板は厚いので頑丈です)
※テールランプ: 前期型AE86レビン3ドアHBのテールレンズを純正採用している
※ウィンカー&ワイパーレバー: カウンタックやクラシックMINIと共通
※ドアミラー: シトロエン&ジャガーXJ220と共通

1990年式 ロータス・エスプリターボSE[正規ディーラー車]

実は、現オーナーさんはこのエスプリを一度手放してから数年後に再び購入(2回購入)しています。

■初めて購入したのは、2000年です。
その時はワンオーナー車で、走行距離は9,000qでした。
初年度登録は1990年10月で、10年間都内世田谷区に在りました。
フルオリジナルの状態で、タイヤも新車装着の1990年製グッドイヤーを履いていました。

綺麗なフルオリジナルでしたが、9,000qしか走っていないこともあり、新車装着のタイヤも交換していない状態だったので、先ずは都内の専門店(HAPPYさん)で基本整備と各部交換(以下の通り)をしてもらい乗り始めました。
タイミングベルト交換、他ベルト類一式交換
クーラント、エンジンオイル、ミッション/デフオイル、ブレーキオイル交換
タイヤ交換

しかし、その2年後に引っ越しの都合により泣く泣く手放しました。(15,000q)

■2回目に購入したのは、2014年です。(42,000q)
手放してから10数年の時が流れた頃、オーナーさんはその時ポルシェ964C4に乗っていたのですが、泣く泣く手放してしまったエスプリへの深い想いが残っていて、たまたまカーセンサーのネット情報で良好な状態のエスプリを見た瞬間、ときめきを感じて、直ぐに連絡して見せてもらうことになりました。
実際に実車を見ると、ネット情報の通り綺麗な状態のいい個体だったので、その場で購入することを決定しました。ただ、何だか妙な胸騒ぎを感じ、そこで車体番号を確認したところ、なんと、以前所有していた車両と車台番号が一致しました。つまり、手放した車両に偶然再会してしまったということです。

手放していた間の変化点は下記の通り。
・2度目のタイベル交換など重整備含むメンテナンス一式
・ヘッドライトがシールドビームから普通に電球が変えられるタイプへ変更
・車高調式サスペンションへ変更
・触媒から先がワンオフのストレート構造のマフラーへ変更
・ブレーキパッド&ディスク&ステンメッシュホースへ交換
・専門店によるボディー磨きとガラスコーティング

低い車高が更に低くなったことにより、コーナリングも更に磨きが掛かり、そして、排気音も勇ましくなり、パワーもアップして、ミッドシップ特有の走りが楽しい最高のエスプリになっていました。

なお、最低地上高は90oを確保していますので車検も問題ありません。
(マフラーには車検用のインナーサイレンサーが付属しますので車検も通ります。)

【機関の状態】
2回目の購入以降10年間、毎年しっかりとメンテンンスを行いながら、大切に乗ってきました。
その間のメンテナンスは以下のとおりです。
[2014年]
・タイヤ交換
・ブレーキオイル交換
・シリコンホース交換/クーラント交換
[2015年]
・点火プラグ交換
・クラッチ交換
・ミッションオイル交換
・エアクリーナーエレメント(K&N)の交換
・燃料フィルター交換
・バッテリー交換
[2016年]
・クラッチシャフトスリーブ交換
・クラッチマスター/スレーブシリンダー交換
・クラッチホースをステンメッシュへ交換
[2017年]
・リトラクタブルヘッドライトのモーターOH左右
・灯火類のLED化(但し、ウィンカーだけは誤作動するので電球のまま)
[2018年]
・点火プラグ交換
・ミッションオイル交換
・フロントボールジョイント交換左右
[2020年]
・タイベル交換
・燃料ポンプ交換
・Wヘッダータンクをアルミ製へ交換
・ターボのアクチュエーターをステンレス製へ交換
・ラジエーターシリコンホースへ交換
・水冷インタークーラー用ウォーターポンプ交換
・サーモスタット交換
・他ベルト一式交換
・スピードメーターのオーバーホールとケーブルの交換
・ブレーキパッドとディスク交換
・フロントブレーキキャリパーOH
・エンジンマウント交換
[2022年]
・点火プラグ交換
・水冷インタークーラー用センサー交換
・O2センサーの交換
[2023年]
・エンジンの水温センサー交換
・ミッションオイル交換
・タイヤ交換
・点火プラグ交換
・バッテリー交換

これらの整備の大半は、ロータス・ヨーロッパ乗りの整備士(ロータス仲間)によって入念に整備されています。
現状、走りに関して特に整備するところは有りません。
特にこだわりは、点火プラグ、エンジンオイル、ブレーキオイル、ミッションオイル、クーラントなどに関しては、かなりショートスパンで交換してきたとのこと。
・点火プラグ:5,000q毎交換
・エンジンオイル:1,500q毎交換
・ブレーキオイル:10,000q毎交換
・ミッションオイル:10,000q毎交換
・クーラント(超長寿命):10,000q毎交換

エアコンに関しては、毎年ガスチャージしていたものの、結局効きが弱い為、コンプレッサーのベルトを外してありますので、現在エアコンは効きません。もちろん送風は問題ありません。

1990年、当時正規ディーラーのアトランティック商事(現アストンマーチン正規ディーラー)で販売された、正規の日本仕様のエスプリターボSEです。
エスプリの正規日本仕様は左ハンドルです。因みに右ハンドルは本国仕様の並行車になります。
本来、エスプリはイギリス車なので右ハンドルですが、アトランティック商事は当時の日本人の外車への意識を考慮して、ロータス社へ日本仕様は左ハンドルを正規輸入モデルに設定しました。
(フロントトランクにある:アトランティック商事のコーションプレート)
(工場ラインオフされてからディーラーまでの間の識別に使われたプレートが、今でもフロントガラスに付いていること非常に珍しい)

【外装・内装の状態】
外板色はオリジナルの「パシフィックブルーメタリック」です。
特に修復歴は無いものの、FRP特有の塗装の細かいひび割れは有りますが目立つものではありません。

塗装は新車からのオリジナルを保っており、10数年前に都内の専門店で綺麗に磨いた後にガラスコーティングが施されています。
オリジナルのままが故にフロントバンパーや他には小さな飛び石キズが有り、タッチペンで補修されています。
全体を見回して小傷程度は有りますが、目立つ傷やへこみ、塗装の荒れはありません。

車庫は自宅ガレージハウスの1Fガレージで大切に保管されており、天候が悪い日は乗っていないそうです。

屋根はグラスルーフになっており、直射日光を遮断する為にスモークフィルムが貼られています。
又、グラスルーフは外すことが出来、その時に取り付ける純正の風除けスポイラーも有ります。

写真には無いですが、エンジンフードも付属します。
タイヤは前後ポテンザRE71RSです。リアはそろそろ交換が必要です。
ホイールは純正のOZレーシング製。

前後のスポイラーは社外品を両面テープで貼り付けているだけなので、直ぐに綺麗に外すことが出来ます。

内装はオリジナルのコノリーレザーです。ブルーの車体色にブルーの内装色の組み合わせは大変希少だと伺いました。
内装の状態は、ドライバーシートの左サイドサポート部に一部破れがありましたが、その他には損傷もなく、年式の割に状態は良好だと感じました。
メーターパネルの木目は、非常に綺麗でヒビ割れは殆どありません。
ステアリングは純正に交換してお渡しの予定です。

車両の取扱説明書も付属します。
状態維持のため定期的に動かしますので走行距離は若干増えます。

オーナーさんは、特別に愛情を込めて、そして、しっかりと整備しながら乗ってきました。
車検も長く、乗り出しに費用が掛からないのも大きなポイントです。
程度の良いエスプリをお探しの方には是非ともご覧いただきたい逸品です。

実車は山形県酒田市にあります。

個人のため消費税は不要です。
リサイクル料はサービスといたします。
自動車税は月割での清算をお願いいたします。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
880万円
画像クリックで拡大出来ます
 
 
新車時からの塗装「パシフィックブルーメタリック」 
艶やかな光沢を放っています。 
 
 
目立つ傷・ヘコミは見当たりません。 
 
 
 
 
 
 
ドライバーシートの破れ 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
フロント 
リア 
 
ヘッドライト点灯 
 


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 仙台オフィス
TEL/090-8925-7383(田村)

またはEメール↓にて
エンスーの杜車両問い合わせ
tamura@carrera-inc.net

新規掲載開始より48時間、見学(購入希望)予約を受け付けます。
購入希望の方が複数いた場合は、現状の価格から入札になります。

※購入、商談については、早いもの順ではありません。
※48時間経過後は、お問い合わせ順にご案内いたします。

※メールサーバーのセキュリティにより、メールが届かないケースが報告されています。
担当者より24時間以内に返信が無い場合は、お電話でお問い合わせください。

※メーラーが開かない場合は、メアドをコピーしてください。


  エンスーの杜    トップページに戻る   車両一覧に戻る   上に戻る