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ランドローバー ディフェンダー 90 1997年式
車検 2024年11月 走行 371,412km
(メーター読み)
備考 D車、500台限定、左H、4速AT、6名乗車、エンジン・ミッションOH済
長さ 377cm 181cm 高さ 194cm 重量 1790kg 排気量 3950cc
取材日2022年3月1日

★ランドローバー ディフェンダー 90に関して
1983年にランドローバー90として初代が登場、90の由来はホイールベースが90インチである事を表すが、正確には93インチ(2362mm)である。
強靭なラダーフレームのシャーシーとアルミニウムボディを採用しており、悪路での走破性を高めている。

1990年にはディフェンダーの名称に改められたが、軍用も含め様々なボディバリエーションがあり、90は3ドア6座のショートボディで、後席は2座が縦置き(横向き)で、折りたたみ式2列の配列となる。

駆動方式はフルタイム4WD、搭載されるV型8気筒OHVエンジンは、3950ccの排気量から、最高出力182ps(134kW)/4750rpm、最大トルク32.2kg・m(315.8N・m)/3000rpmを発揮した。

◆当車について◆
D車、2001年6月に購入し現在2オーナー目、取説・マニュアル関連あり、禁煙車、整備記録は現オーナー時のみあり(但し全てでは無い)、屋外保管、事故歴・修復歴無し、ETC、CD(USB対応)、カーナビ、スペアキーあり

※型式/E-LD30、原動機の型式/30G、車台番号/SALDV3242VA127●●●

◆エクステリア◆
ボディカラーは珍しいアルルブルーとルーフがチョートンホワイトの2トーンです。
新車時のままの塗装ですが、全体的に艶は引けており、年式相応と言った所です。

リアドアだけ色合いが異なりますが、スペアタイヤの取り付け部分が錆びて腐ってしまったため、5年程前にドア毎交換し、その際にマットブラックに塗装し、合わせてボンネットも同色に塗ったそうです。
ただ車内のスイッチと連動していないため、リアワイパーが不動で熱線が効きません。

オーナーさんの想いの入ったモデファイがされていますが、内容としては下記の通りです。

・チューブバンパー ※オリジナル無し
・フォグ2灯(HELLA)
・アルミステアリングガード
・ステアリングダンパー
・ボンネットアルミガード(3枚)
・アルミホイール(社外品5本/スペア含む)※オリジナル無し
・コイル(ショップオリジナル)&ダンパー交換により2インチリフトUP
・サイドステップ(右側)
・サイドガード
・アウターロールケージ
・ルーフキャリア(自作)
・ルーフテント
・バックフォグ(丸形)
・バックランプ(角型)
・補助ランプ(ボンネット右側)
・シュノーケル

マットブラックに塗られた16インチホイールは5本とも同じで、タイヤはBFグッドリッチのマッドテレーン、2019年4週製造の235/80R16で6〜7分山程度あります。

ボディにはフロントに石はねと、左右のドアに軽いエクボが各1ケ所づつあります。

またフロントガラスに3ケ所程石はねがありますが、車検はこのまま通っているそうです。
ちなみにフロントガラス自体は9万円程で新品が手に入る様です。

◆インテリア◆
車内も小規模ながらモディファイがされています。

・モトリタステアリング
・レカロシート(前席2脚)※オリジナルは不明
・リアシート取り外し(4脚、自宅に保管)
・カーナビ
・CDプレーヤー(USB対応)

が変更点です。

レカロは腰痛持ちのオーナーさんにとっては最高との事ですが、フルリクライニングはしません。

状態としては年式相応で、ステアリングには擦れがあり、リアの天井は垂れ気味で、リアガラスにはフィルムが貼られていますが、所々剥げがあります。

◆エンジン・整備関連◆
エンジンは軽いクランキングで掛かりアイドリングは静かで安定しています。
アクセルは比較的軽くフケ上がりも良好です。

整備記録は現オーナー時のみとなりますが、一部処分してしまった物もある様です。

ただ重整備に関しては去年から今年に掛けて専門店にてしっかり行っており、その明細はあります。
整備の内容は下記の通り(主要な物を一部抜粋して記載)

【2021年4月/363,254km】
・シリンダーヘッドOH
・ウオーターポンプ交換
・オルタネーターOH
・オイル&エレメント、LLC交換
・ガスケット、クランプ、シール類交換
・エンジンマウント交換
・タイロッドエンド交換
※費用合計553,773円

【2021年9月/367,728km】
・ATミッション脱着
・ATミッションOH
・ATコンバーター交換
・ミッションマウント交換
・ユニバーサルジョイント交換
・関連オイル&シール類交換
※費用合計378,832円

【2022年1月/369,913km】
・フロントディスクローター交換(左右)
・フロントディスクパッド交換(左右)
・右ハブベアリング交換
※費用合計73,645円

以上となります。

なお車検証に記載されている走行距離が、
2018年(平成30年)11月13日/103,400km
2020年(令和2年)10月30日/359,700km
となっていますが、2018年の走行距離はデジタル表示のオドメーターが故障したため、一時的に他のメーターを装着して車検を通したとの事で、現状は正しく表示されてはいるそうですが、念のため「メーター読み」と表記しています。

ちなみにパーツ類が色々ありますので、お付けするそうです。

◆オーナーさんより一言◆
この車は2001年に走行2万km台で購入してから21年間程乗っています。
当時ランドローバーがUS向けに製造したものを、ディーラーが限定で500台輸入しており、その中で私の車は152番目になります。

Noはリアゲートのプレートに刻まれていますが、このアルルブルーとチョートンホワイトの2トーンの仕様はかなり少ないと思いますし、現存している個体は更に少ないと思います。

ルーフには2名が寝れるテントを装備しており、北海道と九州を除いた全国津々浦々を旅しました。
(このテントは売却の際には外す予定ですのでご了承下さい)

燃費は市街地で5km/L、高速では7km/L程で、エンジンオイルの交換は5000km毎、ATのオイルの交換は車検毎に行っています。

昨年(2021年)から今年に掛けてランドローバー専門店で、エンジンやミッションのOH、ブレーキ関係の整備を合計100万円程掛けて行いましたので、当面は安心して乗れると思います。

今回、他の車に乗り換えるために売却する事にしましたが、特に売り急いではいませんし、次の車が決まらなければ、このまま乗り続けても良いかなとも考えています。

なお購入を検討される際には、ぜひとも見に来て頂きたいと思います。

◆エンスーの杜取材担当者の私情インプレ◆
オーナーさんとの待ち合わせ場所で待っていると、この四角くてちょっと背の高いディフェンダーがやって来ましたが、一目見るなり、
「良い味が出ているなあ」
と感心しました。

希少なアルルブルーのオリジナルの塗装は、全体的にバランス良くやれており、長年掛けて醸し出された雰囲気を漂わせています。

また21年間、オーナーさんと一緒に長い年月を過ごして来た相棒的存在でもある事が、車の内外装の状態から伺えました。

還暦をとうに超えらえたオーナーさんは、この車の事を熟知しているのは勿論の事、ボディに着いた細かい傷の理由をひとつひとつ覚えておられましたし、メンテナンスやモディファイの理由もしかりでした。

アルミのボディですので鬼門の錆とは無縁ですし、下回りの鉄の部分も25年前の個体としては錆は殆ど無く、状態は良好です。

走行距離もオーナーさんがメンテを行っているショップでは60万kmを超える個体もある様ですので、メンテナンス次第ではまだまだ行けると思います。

オーナーさんと一緒に時を刻んで来たこのディフェンダー、お金では買えない魅力がありますので、アウトドアやキャンプが好きな方はぜひご検討下さい。

◆お問い合わせに際して◆
・この車両は車の個人売買の情報サイト「エンスーの杜」に掲載されたものです。
エンスーの杜は広告代理店であり、自動車販売店ではありません。
また掲載車両は個人所有の物で、オーナーさんの依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。

・記事内容は担当者が1時間程度の取材時間の中で、オーナーさんのコメントと、見聞したものを元に作成したものですので、見落とし等で現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります。
また全て裏づけを取って記述している訳ではないため、誤記等の可能性もあり、状態を保証するものではありません。

・状態等のコメントもあくまで2022年3月1日の取材時の状況及び、取材担当者の主観によるものですので、月日が経過して写真や記事と異なる場合がある事をご承知おき頂き、現車確認の際に必ず状態をご確認下さい。

・掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。(メールでの価格交渉はご遠慮下さい)

◆現車確認に関して◆
・当車両は神奈川県にあります。

・車をご覧になる場合は、掲載ページの一番下に記載してあるメールアドレス宛にメールをお送り頂ければ折り返し「現車確認申込書」をお送りしますので、お申し込み頂き次第、日程調整をさせて頂きます。
(個人情報保護の関係上、具体的な場所はお申込み頂いた方だけにお教え致します、なお携帯のメールアドレス以外でお願いします)

・個人間での取引となりますので、冷やかし防止と個人情報保護のため、あくまで購入を前提として検討されている方のみとさせて頂きます。

・オーナーさんのご希望は平日ですが、どうしても土日を希望される方はご相談下さい。

◆購入される場合◆
・車両代金
・自動車税(76,400円)を、購入月の翌月より3月までの未経過分の精算をお願いします。
・リサイクル料(11,230円)の全額負担をお願いします。
※ 個人売買のため、消費税は掛かりませんが、支払いは現金一括で現状渡しのノークレームとなります。また、 陸送等の手配は購入された方に行って頂きます。


【2022年8月8日追記】
オーナーさんから下記の整備を行ったとの連絡がありました。
・トランスファー交換(リビルド品)
・ヒーターコア交換(水漏れの為)
・フロントブレーキローター交換(磨耗の為)

【2022年10月25日追記】
車検を更新しました。
走行距離は376,600km、整備内容は油脂類の交換以外に下記を行っています。
・リアブレーキパッド交換
・ステアリングダンパー交換
・フロントプロペラシャフト交換
・リアプロペラシャフト交換
なお金額は変わりませんので、実質の値下げとなります。

 SOLD
 
画像クリックで拡大出来ます
1 オフロードの雄である名車ディフェンダー
2 拘りのパーツ類でモデファイされている
3 良い具合にヤレている珍しいアルルブルーとチョートンホワイトの2トーンのカラーリング
4 キャビン部分はアウターロールケージを装着
5 アルミホイールはタイヤも含めて5本とも交換
6 ルーフには2名用のテントを装備
7 リアドアは交換されてマットブラックに塗られている
8 チューブバンパーを装着
9 HELLAのフォグとアルミ製ステアリングガードを装着
10 ヘッドライトのリフレクターの焼けは無い
11 ボンネットはマットブラックに塗られ、アルミのガードが付けられている
12 エンジンルーム内への外気吸入口を装着
13 補助ライトの縞模様は塗装のクラック
14 フロントウインドウ下部には室内へのエアーインテークがある
15 自作のキャリア
16 テントはこの状態から車両の左側へ広がり、更にポップアップする
17 タイヤはBFグッドリッチのマッドテレーン
18 右サイドにはサイドステップを装着、ドアには軽いエクボがある
19 左サイドにはサイドステップは着かない
20 煙突状の物はエアクリーナーへのエアーインテークの役割をするシュノーケル
21 車高は2インチ(5cm)UPされている
22 アウターロールケージは6ケ所でボルト止めされている
23 ボディ唯一のスチール部分には軽い錆がある
24 リアウインドウはスライドで開閉する
25 リアドア用のウインドウウオッシャーは使用可能
26 No.152と刻まれたプレート
27 リアフォグランプを装備
28 フロントのエンジンとデフ周辺
29 下回りの錆は軽微
30 マフラーは補修されている
31 リアデフ周辺にも錆は少ない、コイルは整備先のショップオリジナル
32 ドア下部分の密閉度の関係で隙間から水が入る場合があるとの事
33 モトリタのステアリングには擦れがある
34 必要最低限のシンプルなメーター類
35 ユピテルのカーナビ、リアワイパーは不動でリアの熱線は使用不可
36 エアコンは良く効くとの事、助手席のシートは座面に補修跡がある
37 飛び石による傷があるが車検は通っているとの事
38 鮮やかなレッドのレカロシートにシートベルトはシュロスの4点式
39 レカロシートは調整は出来るがフルリクライニングはしない
40 車内にもロールケージが装着されている、サンルーフはチルトのみ
41 踏みやすい大型のブレーキペダル
42 OHされた4速AT
43 ドア下部分のフレームは鉄だが錆は無い、天井は多少の垂れがある
44 リアドアは内側からも開けられる
45 内側に向かって座るタイプのシート(4脚)は外して保管
46 ヤレ易いダンパーではなくヒンジで開くボンネット、インシュレーターは付かない
47 静かに回るOHされたエンジン
48 頑丈と謳われるローバー製V8エンジン
49 整備は専門店にて実施
50 マニュアル類完備
 


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 神奈川
TEL/080−4377-0093 真板(マイタ)まで
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