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取材日2020年8月12日 |
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程度良好なイプシロンのディーゼルターボ、マルチジェットです。 フィアットグループのプレミアムラインを担うブランド・ランチアのコンパクトカーであるイプシロンは、古くはアウトビアンキ/ランチアY10を源流とする、Bセグメントに相当する車格にして飛びきり上級な仕立てとデザインコンシャスな内外装を特徴とした車です。 1994年登場の初代モデルはエンリコ・フミアの手になるシャープで前衛的なスタイリングで注目を集め、高感度な大人の審美眼に叶うモデルとして好評を得ることとなりました。 8年のモデルライフののち2002年にバトンタッチされた2代目は、先代と同様に当時現行のフィアット・プントをベースに、先代のデザインを尊重しつつ、コンセプトモデル「ディアロゴス」のデザインコンセプトを踏襲したエクステリアをまとい「小さな高級車」としての評価を確立させます。 エンジンは初代のいわゆるファイアユニットのみのラインナップから、2代目はディーゼルも加えられ、ミッションも初代のMTとCVTからMTとD.F.N(=フィアットのデュアロジックと同じ・・・シングルクラッチのセミAT)と進化しました。 こちらもまた9年の長いモデルライフののち2011年に3代目にモデルチェンジされ、その9年後である2020年の現在まで現行車種として生産され続けていますが、日本市場においては2014年に販売が終了しています。 ●● プロフィール ●● こちらのお車は、2006年式の2代目になります。 多くのエンスー車を乗り継いできたオーナーさんが、普段乗り用としてガレージ伊太利屋にて新車購入され、現在に至ります。 このお車の特徴としては、 ・ワンオーナー ・低走行 ・ディーゼル ・Bカラー(=ビーコローレ・・・ツートンカラー)で希少色 といったあたりが挙げられます。 また、シャッター付きガレージ保管、記録簿9枚、メンテは約3/4はディーラー、約1/4は懇意にしている工場という、保管や整備の状況がしっかりしているという美点も挙げられます。 ●● 外装 ●● フルノーマルです。 ガレージ保管だけあり、塗装や灯火類、無塗装樹脂等の日焼けは感じられません。 目立つような大きなキズや凹みはありませんが、小キズの類は幾つか見られます。 気になる箇所としては、 ・運転席ドアのキズ(中央付近、エッジ)、デント ・ホイールのキズ、ガリキズ ・フロントバンパー左右角付近のキズ ・フロントグリルエンブレムの劣化(黒枠部分の剥がれ) あたりが挙げられます。 また、リアバンパーにはバックソナーが装備されています。 ●● 内装 ●● こちらも基本的にフルノーマルです。 やはりガレージ保管だけあって、日焼けは感じられません。 低走行ということもあり、使用に伴うスレやキズも最小限と思われます。 気になる箇所としては、 ・内張りの浮き(助手席ドア、後席左右) が挙げられます。 モディファイ箇所としては、 ・ドライブレコーダー(JAF MATE) ・レーダー探知機(Yupiteru) ・ETC が挙げられます。 エアコンの効きは問題ありません。 前回の車検時にガスチャージがされています。 ●● 機関・足回り ●● こちらも基本的にフルノーマルです。 先述の通り、基本的にディーラーと懇意の工場にてメンテされており、その内容も消耗品類や油脂類の交換や補充といった標準的なもので、大掛かりな修理や修復はされていません。 バッテリーは2020年4月に新品交換されています。 ●● インプレッション ●● ガレージ保管という言葉にたがわぬ艶やかなボディを目の当たりにしたとき、この車が本当に14年落ちだということに驚きます。 イプシロンというとエンリコ・フミアが手掛けた初代の印象が強いですが、この2代目もまた美しい小型車で、初代のイメージを上手く活かしながら現代的かつ上品にまとめられていて、しかも全く古さを感じさせないのがデザイン性の高さを物語りますね。 また、そのスタイリングにダークブラウンとややブラウンがかったグレーのツートンカラーがとてもマッチしていて、その大人な雰囲気は、今時流行っているオラオラ調だったりファンシーだったりするライバル達が到底かなわない品の良さだと言えます。 内装もまた他車とはひと味もふた味も違う表情を見せ、凝りに凝った造形ながら機能性も高く、操作系が使いやすいレイアウトで配置されています。 内張りの生地にもこだわりが感じられ、シルクのような質感の、自動車に使うには珍しい上質な生地が使われていますが、それが仇となったか助手席ドアや後席左右の生地が浮いてしまっているのが残念なところです。 とはいえ内装のアラはそれくらいで、年式を感じさせない美観を保っているのは外装と同様です。 助手席にて試乗させていただきましたが、2代目プントをベースにしているとは思えないくらい上質な乗り味で、しっとり落ち着いた走行フィールになっています。 遮音材も多めに使われているためか、ノイズや振動も上手く抑えられており、シートの掛け心地のよさも相まって、街乗りはもちろん長距離でも車格を感じさせない快適なドライブができるでしょう。 エンジンサウンドはディーゼル独特のものですが音質自体はマイルドで、ディーゼルターボならではのトルクフルな、余裕ある走りが堪能できるこのイプシロンは、上質なコンパクトカーのお手本といっても過言ではないモデルと言えますね。 ●● その他 ●● ショートアンテナをお付けします。 ボディカラーが繊細なため現車確認をお勧めしますが、オーナーさんご多忙につき購入を前提とした場合のみとさせていただきます。 ●● まとめ ●● 今の日本で大人が乗ってサマになるコンパクトカーをと考えたとき、そのあまりの選択肢の少なさに愕然としますが、このイプシロンはその数少ない有力候補のひとつに挙げられ、上品・上質な乗用車が欲しいけど大きな車や大げさな車は敬遠したいという場合に打ってつけのモデルと言えましょう。 コンパクトなファーストカーとしてももちろんイケますし、クラシックカーやハードなスポーツカーのようなエンスー車をお持ちの方にとっては、最高のセカンドカーと言えるのではないでしょうか。 オーナーさんは他にもエンスー車両を複数お持ちのため、車両整理の一環で売却を希望されています。 お車は、東京都中野区にあります。 個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料(20,760円)と月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。 |
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
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SOLD OUT | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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