このＸＫ１２０は、戦後間もない１９５１年から１９５４年に生産終了するまで、１２，１２０台生産されました。搭載された、３，４４２ｃｃ直６、ＤＯＨＣエンジン搭載をベースとした、Ｃタイプ、Ｄタイプの車両は、１，９５０年代のルマン２４にて、５回の優勝を飾りました。
約４０年間、ジャガーのメインエンジンとして君臨し、他のメーカーにも多大の影響を与えています。生産台数の約９０％がアメリカへ輸出され、イギリスの外貨獲得に貢献いたしました。
日本国内には、主に平行輸入により市場に出廻りましたが、流石に70年経過した現在では、まともに、走行できる車は、ほとんど残っておらず、かなり希少な車両といわれています。

オーナー様はこの車両を、約１０数年前に購入され、もともと程度の良い車両でしたが、さらに、かなりのコストと時間を掛け、日常に使用できるように仕上げられました。その後、日々、整備を怠らずに今に至ります。

過去、英国車をメインに数十台のお車を所有されてきたオーナー様でもあります。
現在も複数のお車をお持ちで、いつもガレージの中は、エンスー車でいっぱいです。
実は、私も以前、このオーナー様から、英国車をお譲り頂きましたが、購入金額のはるかに上回る整備をされた、しっかりとした車両でした。

最近、このオーナー様が売買された車両も診てまいりましたが、どれも整備を十分にされたお買い得な車両ばかりでした。　俗に言われる、車を仕上げる事が好きな方です。

この車両の外観です。ボディ全体にサビ、くすみ、剥がれ等が少なく、とても綺麗な状態を保っています。
内装も鮮やかなベージュの皮シートも気になるへたり、ひび割れ、汚れ等も少なく、たいへん良好な状態です。
機関も、エンジンのアイドリングの安定性も良く、吹け上がりもスムーズで、日常に使用できる状態です。　

売却理由として、高齢にもなり、乗る機会が少なくなってきたのと、車庫整理も兼ねて、この車両を引き続き維持頂ける方にお譲りしたいとの事で、本サイトに掲載と相成りました。

このしっかりと整備されたＸＫ１２０は、７０年以上前のビンテージカーの雰囲気を味わいつつ、日々、お乗り頂くと共に、イベント等にもご出展されても、結構注目を浴びる車両ではないかと思います。

オーナー様は、調子を維持するべく、他のお持ちのエンスー車と同様に、週何回もエンジンを掛け 調子を維持されています。　　
ちなみに、次回、車検予想費用は、約１０万円。
今回も、長めの動画を撮ってございます。　　
車両の状態、交換部品及び、整備記録、オーナー様の人柄等、是非ご覧ください。

ある程度の財力が必要な車両です。　恐縮ですが、一括お支払いとなりますので、その辺りをご理解いただきたく、
ご下見頂きたく思います。

このお車は、福岡市内にあります。　
最寄りの駅は博多駅、福岡空港です（お迎えにまいります（現地まで約２０分））。