掲載いただいたのはシリーズII最終年モデル、希少なロングボディーです。
前オーナーさんからは、ディーラー車ということで申し送りされてますが、当時の書類が不在ですので定かではありません。

【外観】
正式名称は不明ですが、バーガンディレッドといいましょうか英国車らしく落ち着いたワインレッド色です。モニターによっては実物よりも明るく映るかもしれません。
46年をも経過した個体に程度が良いとか悪いとか申しあげるのはおこがましいのですが、全体的に艶もあって良い状態だと思います。ただトランクの表面塗装にくすみが見受けられます。プロに依頼すればポリッシュにて復活するのではないかとのことです。
（令和6年8月に、トランクのくすみは取れました。現在きれいな状態です）
この年式で気になるのは車体の錆なのですが、ほとんど見受けられませんでした。

【内装】
オリジナルのシートが経年劣化していたため、ダイムラーダブルシックスのシートに交換されています。違和感なく収まっており、しっとりと良い状態です。
インパネの木目パネルの小さなヒビも味わいです。

【機関】
令和２年に車検が切れてからも定期的にエンジンをかけ、敷地移動は実施してきました。一時抹消せずに自動車税を収めてきたのも新規登録に不安があったわけではなく、近いうちに乗る予定であったからです。近所にこのジャガーの整備を得意とする工場も存在しているそうで、実費をご負担いただければ車検を受けてからの引き渡しも可能です。なお一時抹消引き渡しでもかまいません。

以前はシリーズI、シリーズIIIと所有されてきたオーナーさんは、この個体の外装色に心打たれて衝動的に入手されました。
XＪ６シリーズを全て所有した達成感から、もう充分楽しんだかな、という気持ちにもなりどなたかお好きな方にと掲載されることとなりました。

車検受け渡しの場合、自動車税月割り分は別途ご負担お願いいたします。

車両は富山県西部にございます。