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ヘリテイジ ジャガー・マークII 3.8 1963年式

車検 2026年1月

走行 4,956km(レストア後) 備考 ヘリテイジ社フルレストア車両、ベース車両1963年モデル、パワーステアリング、パワーウインドウ、集中ドアロック、エアコン(R134a対応)、ドライブレコーダー、ETC
長さ 459cm 169cm 高さ 146cm 重量 1500kg 排気量 3780cc
取材日2024年6月

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◆ご紹介する車両について
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ご紹介する車両は、ジャガーのレストアで有名なニュージランドにある「ヘリテイジ社」がフルレストアしたジャガー・マークII 3.8です。

「ヘリテイジ社」のレストアは、素性の良好なオリジナルの個体を探すことから始まります。探したベース車両をボディ・内装・エンジン・足回り等を完全に分解し、徹底的にレストア作業を施します。1台を仕上げるのに3000時間ぐらい要するため、実際にデリバリーした車両は少ないようです。

ベース車両は、1963年モデルのジャガー・マークII 2.4の右ハンドル、マニュアルミッション車です。

残っている書類を見ますとファーストオーナーが1995年に「ヘリテイジ社」にレストアを依頼、それから約1年間がかりで製作した車両です。
そして製作されたジャガーは、エンジンを3.8リッターエンジンに換装、オートマチックトランスミッション仕様に変更しています。
載せ替えの理由はわかりませんが、おそらく、オーナーさんの依頼か、もしくは「ヘリテイジ社」の提案だったかもしれません。2.4リッターエンジンではパワーの不足、そしてマニュアルミッションでは普段使いとしては使いづらいなどでしょうか。

また、車両には快適な装備が付いています。その内容はパワーウインドウ、パワーステアリング、集中ドアロック、エアコンなど、現代の車と比較しても引けを取りません。

資料にオプションリストがありましたので以下にご紹介します。
◆オプションリスト
・フロントパワーウインドウ(ウインドウガラスの上下ノブは装着)
・集中ドアロック(マニュアルスイッチ)
・集中ドアロック(リモコン付き)
・フロント強化ブレーキシステム
・トランクルームランプ
・ヘリテイジロゴ入りキックプレート
・AT用ウッド製シフトノブ
・オールバーウォールナット仕上げ
・可変機構付ショックアブソーバー
・マニュアルチョーク(電気式)
・フロントXJ6リクライニングシート
・エンジンパーツポリッシュ
・大容量発電機
・クロムエキゾーストマニホールドカバー
・トランクルームフルカーペット仕様
・クロムマフラーカッター
・テールパイプ下向き加工
・フロント+サイド色付グリーンガラス
・ラジエターリザーバタンク
・2本耳ノックオフ
・ハイマウントストップランプ
・室内ポリシールドコーティング加工
・メタリックペイント

売却理由は他にも面倒をみる車があり、車庫整理のための売却です。

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◆外観
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大変きれいなボディです。メッキパーツも輝いています。
塗装は、ベアメタルにして、防錆処理、そして何層にも塗装、丁寧に仕上げています。
ただし、デリバリー後二十数年が経過しており、ペイントなどには若干の劣化が認められる箇所がありました。(フロントフェンダー部に塗装の割れ)
集中ドアロックを装備しています。ドアが4枚ありますので必修とお話がありました。リヤホイールスパッツを細身のタイプに交換しています。
これはオーナーさんがワンオフ(FRP)で作成したもの、細身の方がスポーティに見えますね。
ワイヤーホイールのメッキはきれいです。
タイヤは3年前に交換、サイズは205/70R15です。
集中ドアロックにはリモコン機能があります。リモコンスイッチでロック・アンロックができます。

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◆内装
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素晴らしいコンディションのインテリアです。特にウッドパネルは美しいです。
シート、ドアトリムは本革、天井はモケット地、各ドアの操作ノブ、ハンドルはメッキパーツを使用、イギリスの高級感溢れる内装です。
センターコンソールにはエアコンスイッチ、パワーウインドウスイッチ、集中ドアロックスイッチ(センタードアロック)があります。
ハンドル部にあるターンシグナルインジケーターライトは見にくいため、メーターの近くに新設しています。
ドライブレコーダーを装備しています。
エアコンはよく効いていましたが、年1回はエアコンガスの充填をした方がいいとお話がありました。

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◆機関
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エンジンは直列6気筒DOHCエンジン、SUツインキャブ、3速オートマチックトランスミッションです。
オートチョークは手動式ではなく、ボタン操作の電気式です。

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◆足回り
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サスペンションは、フロントがダブルウィッシュボーン+コイル/スタビライザー、リヤがトレーリング・リンク/ラディアス・アーム+カンチレバー・リーフ、ステアリングはボールナット式、ブレーキは4輪ディスクブレーキです。

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◆メンテナンスについて
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◆現オーナーさん以前の整備記録です。
≪2000年1月 車検 506km≫
・エンジンオイル交換
・ブレーキオイル交換
・バッテリー液補充
・ウォッシャー液補充
≪2007年8月≫
・ヘッドライトリム&ラバー左右交換
・リヤトランクフィニッシャー交換
・テールランプベース左右交換
・フロントグリルバッヂ交換
・ウインカーレバー交換
・リヤドアゴムシール取り付け
・リヤ左三角窓調整
・トランクリッドストライカー調整
≪2008年2月 1668km≫
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルフィルター交換
・ATフルード交換
・ATストレーナー交換
・ATカバーパッキン交換
・ディファレンシャルオイル交換
・ブレーキオイル交換
・P/Sオイル交換
・エキゾーストマニホールド耐熱ペイント
・フロント右ドア建付け
・フロントアッパーアームブッシュ交換
・リヤコントロールアームブッシュ交換
・ラテラルロッドブッシュ交換
・ヒーターホース交換
・フロントウインカーレンズ交換
・フロント左フェンダーエクボ修理
≪2008年5月≫
・キャブレター調整
・AC高圧ホース製作
・ACガス充填
・ACコンプレッサーオイル給油
≪2008年11月 車検≫
・ブレーキランプスイッチ交換
・ブレーキフルード交換
≪2009年1月≫
・バッテリー交換
≪2010年1月≫
・エンジンオイル交換
・ATフルード交換
・デフオイル交換
・P/Sオイル交換
・ブレーキフルード交換
・ACガス充填
・冷却水交換
・P/Sベルト交換
・タペットカバーポリッシュ&コーティング
・フロントガラスモール再メッキ
・下回り各部グリスアップ、各部締め付け
・イグニッションコイル交換
・プラグ清掃
・エンジンオイルフィルター交換
≪2010年11月 車検 2871km≫
・エンジンオイル交換
・ブレーキオイル交換
・マフラーマウント交換
・ファンベルト一式交換(P/S、オルタネーター、エアコン)
・ブレーキランプスイッチ交換
・エアコンガス充填
≪2011年7月 2970km≫
・スパークプラグ交換
≪2012年11月 3316km≫
・エンジンオイル交換
・ブレーキオイル交換
・ATフルード交換
・P/Sオイル交換
・デフオイル交換
・電流計照明バルブ交換
≪2013年3月 3370km≫
・各ドアチャンネル交換
・プラグコード交換
・キャブレター調整
・リヤサスペンションリンクブッシュ交換
≪2014年11月 車検 3701km≫
・エンジンオイル交換
・ブレーキオイル交換
・キャブレターインナーシールKIT交換
≪2016年11月 3853km≫
・エンジンオイル交換
・ブレーキオイル交換
・ATオイルパンP/K交換
・スピードメータードリブンシール/Oリング交換
・エアコンガス充填
◆現オーナーさんが実施した整備です。
・キャブレター交換
・燃料系の見直し
・エアクリーナー変更(ラムフロー)
・エンジン調整
・4連メーターをスミス製からVDO製に交換
・リヤショックアブソーバー交換
・フロントコイルスプリング交換
・サスペンションブッシュ交換
・水温センサー交換
・タイヤ交換
・ライト類LED化
・ボンネット再塗装

コンディション維持のため、たまに走らせますので走行距離が伸びることをご承知おき願います。

車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 690万円
画像クリックで拡大出来ます
現在車にはない丸味を帯びたデザイン 
リヤバンパーにある三角マークは4輪ディスクブレーキの証 
フロントサイドから見るとマークIIの造形がよくわかります 
 
サイドビューも素敵ですね 
丸いお尻が堪りません 
 
 
フロントライト周り(LED化しています) 
 
ジャガーマスコット、マークIIのエンブレムなど 
 
塗装のひび割れがあります 
ドアハンドル部のメッキ状態、きれいです 
テールライト(LED化しています) 
 
左サイドシルアンダーボディ部 
右サイドシルアンダーボディ部 
ワイヤーホイールもきれい 
コックピット 
 
 
スミス製のメーター 
4連メーターはVDO製 
ウッドパネルはきれいです 
 
フロアコンソール部 
フロントシート 
リヤシート 
 
天井、ウッドの装飾、インテリアライトなど 
ペダル類 
各ドアトリム 
 
エンジンルーム 
 
ジャガーコーションプレート 
 
フロントアンダー部 
エンジンオイルパン部 
トランミッションオイルパン部 
トランクルーム 
スペアタイヤ、ワイヤーホイール用ハンマーなど 
 
リヤアンダー部 
各サスペンション部 
リヤディファレンシャル部 
オーナーさんがレストアの写真をアルバム化 
ストックパーツ類(ショックアブソーバは1本オイル漏れ) 
ストックパーツのリヤホイールスパッツを装着した写真 


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 愛岐オフィス
TEL/090-4853-3008(アサカワ)

またはEメール↓にて
エンスーの杜車両問い合わせ
asakawa-m@msh.biglobe.ne.jp

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