ジャガーから1961年〜1975年にかけて販売されたEタイプ。
ロングノーズ・ショートデッキの流麗なデザインはその後のスポーツカーに大きな影響を与えました。
発売当初はロードスターとクーペが設定され、1966年に2+2モデルが追加され、同時に従来の4MTに加え3ATも追加されました。
14年間に及ぶモデルライフの中で3度のモデルチェンジが行われ、シリーズ1〜3の名称で呼ばれています。
ご紹介するEタイプですが、シリーズ1から2への移行期(1967〜68年)にあたるシリーズ1 1/2の2+2となります。
現車の内外装や電装品の仕様ですが
・ライトカバーあり
・ホイールスピンナーは耳なし
・エンジンヘッドカバーは黒/シルバー塗装
・ハザードスイッチあり(インパネスイッチはロッカー式)
※さまざまな変更点があるため、仕様の組合せも仕向地や時期によって異なっていたと思われます。
車検証上は昭和44年の国内初年度登録となっています。
2016年に中部地方のショップから走行約9.5万キロで購入されました。
これまでに300万円ほど整備に費やしています。
◆2018年12月 95,887km
・オイルパン脱着、オイルリターンパイプパッキン作成
・オイルパンドレン部分機械加工修正、ドレンボルト作成
・クランクフロントオイルシール交換、スペーサー交換、クランクプーリー脱着
・エンジンマウントフロント左右交換
・エンジンマウントセンター交換、下側ブッシュ交換
・エンジンマウントリヤ交換
・ラジエターホースアッパー/ロア付け直し
・ウォーターポンプ〜サーモハウジング間ホース付け直し
・バッテリーケーブル(+/ー)交換
・アース線追加
・バッテリーホルダー作成
・燃料ポンプ交換
・キャブレター×2 OH(フロート/メインジェットなど主要部品交換)
・フューエルリターンホース交換
・チョークワイヤー加工/レバー位置調整
・エアクリーナースポンジ加工/取付
・コンデンサー、ポイント交換
・デスビ脱着、フルトラキット組込、ローター交換、キャップ交換
・プラグ交換
・ステアリングラックブーツ左右交換、ブーツバンド交換
・ステアリングコラムチューブ修正
・ステアリングギアボックス左右マウント交換
・ブレーキブースター、バキュームホース取り回し修正
・ブレーキリザーブタンク〜マスターシリンダー間 インレットホース×2交換
・フロントブレーキキャリパーシリンダー左右4個交換
・ブリーダープラグ交換
・サイドブレーキイコライザーピン付け直し
・フロントアクスルハブスプライン左右交換
・フロントハブベアリング左右交換
・リアアクスルハブスプライン左右交換
・リアハブベアリング左右交換
◇2020年2月 95,972km
・右前アッパーボールジョイントキット交換
・サイドブレーキ調整、フルード交換
■2021年3月 95,997km
・左前タイロッドエンド交換
・リヤブレーキキャリパーシリンダー×4交換
・リヤブレーキパッド交換
・リヤブレーキローター左右交換
・サイドブレーキパッド交換
・ブレーキマスターシリンダー交換
・ブレーキブースター交換
・電動ファンリレー交換、リレーホルダー交換
□2021年12月 96,036km
・バッテリー交換
・スピードメーター修理
※油脂類、ランプ球などの消耗品は適宜交換しています。
★その他
・タイヤはミシュランXVS−P(2016年製)
・ダッシュの時計は動きません
・クーラーは購入時から未使用
・オーディオは時計代わりとしてラジオ等は未使用
・ゴムモールの劣化やワイヤースポーク/メッキにサビあり
・雨天未使用
・ボディカバー保管
購入当初かなり調子が悪かったそうですが、今が一番調子がいいとの事。
近所の海沿いを流すのが最高に気持ちいいそうです。
自動車税は令和3年度内に限りオーナー様のご厚意によりサービスいたします。
車両は岩手県陸前高田市にございます。