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取材日2020年5月13日 |
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「この子はちょっと特別な存在・・・」 幾つかの会社経営をされ、全国を飛び回られる多忙な、でもとっても気さくなオーナー様 そのパワフルなお人柄に引き込まれつつお話しを聞いていると、このレアなラディアンスレッドメタリックのジャガーXJR350は、そのとてもビクトリアンな佇まい以上に只ならぬ存在である事が良く分かります。興奮冷め止まない今ですが、今回はそんなちょっと「特別な」取材をさせて頂きました。 2006年式ジャガーXJR350、1968年にデビューしたまさにビクトリアンなシリーズの3代目は2003年にデビューします。その何と言ってもセンセーショナルなテクノロジー刷新は、量産車初のアルミ合金モノコックボディでした。単体比較でおよそ200kg、従来比で40%もの軽量化に成功しかつ60%の剛性をアップさせたこのイノベーションは、結果として従来モデルからホイールベースを延長させこの進化した流麗なボディスタイルを生み出します。その軽量剛性こそが刷新されたジャガーライクな走りのレベルを昇華させ、英国・欧州の車文化の特徴(ここが面白いところ!)でそこに4.2L V8スーパーチャージャー換装エンジンを積み込む訳です!ジャガーXJ“R”350はわずか3500rpmで最大トルク553N、6100rpmで406psを発生させ、このビクトリアンでエレガントな英國淑女を0-100m 5.3秒!(カタログスペック)と完全に見た目と裏腹の変貌ぶりをドライバーに味合わせてくれるのです! オーナー様は今から14年前、この2006年式ジャガーXJR350をカラーにこだわりディーラー発注、新車で購入されます。当時は法人用移動車両として専属運転手がおられ、もっぱら後部座席に乗車されてビジネスユースされておられましたが、そのあまりにも素晴らしい特性に専属運転手様からステアリングを奪われました。 「この子はちょっと特別な存在」と爽やかにお話し頂くオーナー様、そのエンスージアストぶりはまた素晴らしく、複数台納まる立派なガレージにはこのXJR350の隣にいつもメーカー名が冠に付かず、エンジンにビルダーのサインがある個体の車両、アルピナB11、B7、RUF、BRABUS、シュニッツァー、そしてAMG(S600・CL600・560SEC)等、ドイツのハイエンドなチューンドサルーンが歴代多数存在し楽しまれて来られたのです。 「その中での特別な存在って・・・?」 と誰もがきっと思う事でしょう。きっとその理由がこのジャガーXJR350を専属運転手様からステアリングを奪われてご自身でドライブされるに至り、メンテナンスに関してはもっぱら壊れる前に手を入れて対応し、懐の深い英國車文化を別次元で理解され、長期にわたりとても・とても大切にされてきた事なんだと、私も必死にその部分を知りたい!と取材に挑んだのです。 写真でお分かり頂ける様、リアに光るモダンライクな“X J R”のエンブレム以外はまさにジャガーライクなビクトリアンな佇まいです、外観からはクラシックジャガーと共通するイメージのみで中身が総アルミモノコックである事など勿論微塵も図り得ません。 ところが・・・! 「じゃあ乗ってみて!」ととても爽やかに仰るオーナー様のご好意で助手席に座らせて頂き、景観豊かな素敵な場所でその魅力の片鱗を見せて頂きました。 255/35/20インチという轍で暴れそうなイメージのアウトフィットから想像もできない様なカーペットライドにまず驚きます!そして・・・ 「はっ、速い!本当に速いっ!」 筆者はライトウエイト代名詞スーパー7をさらに軽量化して楽しんだ経験がありますが、その加速感とは全く違う、まるでニュートンの慣性の法則が頭に浮かんでくる様な「マッシブ」な加速感が同じシートバックに背中が押される感覚を2倍に感じさせてくれます(これは病みつきになる感覚です!)そして速さの大原則、ストッピングパワーはさすが大口径ブレーキディスクとブレンボの恩恵により、リアからとてもバランスよく減速し決してこの英國淑女を取り乱したりしないのです、その感覚の繰り返しがまるで何のギャップもない水面を走るクルーザーの如く、ワープする外のイメージとは裏腹に、そして心地よく唸りを上げるスーパーチャージャーの音とジェントルなV8サウンド以外は静寂そのもの、まるで新幹線のシートの様な心地よさがありながら「安心で速い」のは本当に「素晴らしい」の一言です。そのビクトリアンでエレガントな安心の速さが高速コーナーではロールを全く感じる事なく、まさにジャガーの独特な「猫足」感が味わえるのは車好きには堪らない事です! オーナー様曰く「チューンされた欧州車の単なるかっ飛び系には無い深い味わいがある」これが 本当に多数の有名チューナーのコンプリートカーを乗り継がれた経験をお持ちのオーナー様を唸らせるX J Rの懐の深い魅力なんだととても感慨深く感じさせて頂いたのでした。 以下にオーナー様からお伺いした直近3年ほどの整備状況をお知らせいたします。 ○ 去年のオイル交換以外、全てジャガーディーラーにて整備実施 〇 2019/4 ボディーガラスコーティング 先月、保証期間を過ぎましたがまだ美しいままです。実際はメンテ、保管状態によりあと半年ほど保てます。 〇 2019/10 タイヤ 10,914km時 四本新品交換 バルブキャップ新品交換 ハブ研磨及び防錆処理 パンク二年保証書あり 〇2019/11 イグニッションコイル交換 26,730円 〇2019/11 エンジンオイル交換 102,461km時 〇2018/11 車検時 エンジンオイル、エレメント交換、ドレンボルト交換、リアスタビリンクロッド左右交換、ナット交換、各パーツクリーンアップ、ブレーキフルード交換、ポーレンフィルター交換、エアーエレメント交換、スパークプラグ交換、バッテリー交換 〇2018/10 パワステオイル交換 〇2018/8 ワイパーブレード交換、ウォーターポンプ交換、ポンプリング交換、サーモスタット交換 〇2018/7 フロント及びリアディスクパッド新品交換、リアディスクローター新品交換 〇2018/5 ワイパーリレー交換 〇2018/4 エアコンガス充填 〇2017/9 足回りブーツシーリング処理、エンジン下廻り洗浄 〇2017/1 スロットルヒーターリターンホース交換、ホースクランプ交換、スロットルボデー(清掃及びガスケット交換)、S/C(ダクトシール、アウトレットエルボシール、インダクションマニホールド交換)、EGR(ガスケット、パイプ、ヒーターホースイン全交換) 〇2017/11 スーパーチャージャー用インレット及びアウトレットホース交換、クーラント補充 同じ350でも、Rだけが持つアピアランスでは、 ・ ドアモールがグロスブラックアウト ・ フロントグリルカバー及びリアトランクリッドモールがボディー同色 ・ メッシュグリル この中でも、ドアモールがメッキになってないので良くあるウロコ状のシミなどが付かない仕様です。 加えてこの英国淑女を軽快に思う存分楽しまれる快適装備にも抜かりはありません。 ◎追突防止機能追従オートクルーズ ◎前後パーキングセンサー ◎特筆すべきブレーキ性能(オーナー様一押しの特筆ポイント) なぜこんなに魅力的な「特別な子」を手放すのですか? お聴きしたところ、「酷使するのが可哀想になってきた」と今までの取材で聞いた事のないお答えが返ってきたのも驚きでした。 「大事で乗りたくない、価値ある個体をこのまま暫く寝かせて置いても良いのだけどそれも可哀想」とは何ともエンスージアストな心理であると思ったのは私の正直な感想です。 新車当時価格が乗り出しで1400万を超え、ドイツのハイエンドチューンドサルーンを凌駕する程懐の深さを持つ「ビクトリアンな淑女」を普段はゆったりと味わい、時には変貌させる事ができる・・・その様なエンスーライフが年数が経った今だからこそ手軽に味わう事が出来るとは、知ってしまえば後戻りができない怖さが副作用とはいえ何ともいえない素晴らしいチョイスである事は間違いありません。今の時代に車好きであって良かったと感じたそこが私の特別な取材だったのです。 尚、オーナー様のご好意で価格は据置となります。 この車両は現在、群馬県にあります。 個人のため諸費用等はかかりませんが、自動車税(月割り)とリサイクル料のご負担をお願いいたします。また陸送等は購入者様の方で手配をお願いいたします。 (お問い合わせに際して) このページの車両は車の個人売買の情報サイト「エンスーの杜」に掲載されたものです。エンスーの杜は自動車販売店では無く、広告代理店であり、掲載車両は個人所有の物でオーナーさんの依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。 記事内容は担当者が1時間程度の取材時間の中で、オーナーさんのコメントと、見聞したものを元に作成したものですので、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があり、記事内容に関しても全てエンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 状態等のコメントもあくまで取材時の状況及び取材担当者の主観によるものですので、月日が経過して写真や記事と異なる場合がある事をご承知おき下さい。 掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで購入を前提として検討されている方のみとさせて頂きます。 |
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
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