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取材日2020年4月8日 |
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XJ40系XJ6の最終モデルの希少カラー・程度良好車です。 初代XJが1968年にリリースされてから20年近く経ち、ライバルと比較した際の競争力低下と旧態依然として非常に手間のかかっていた生産技術を刷新すべく、満を持して登場した第2世代XJたるXJ40系は、新世代エンジンAJ6の採用やオールブランニューボディによってもたらされた大幅な軽量化と空力性能の向上や居住空間の拡大といった諸性能の大幅な向上、懸案だった生産技術の合理化と、ジャガーならではの世界観をうまくバランスさせていた意欲的なモデルでした。 1990年にマイナーチェンジが実施され後期型となり、細部のリファインとともにより一層の品質や信頼性の向上が図られます。 その後少しずつ改良を施されつつ販売され、1994年に後継のビッグマイナーチェンジ版たるX300系にバトンタッチされました。 今回のお車は、そのXJ40系後期型・1992年式のXJ6-4.0のディーラー車です。 ●● プロフィール ●● こちらのお車は、1992年式の車両を1993年に新車購入されたワンオーナー車になります。 普段は別の国産高級車を使っているとのことで、XJ6は主にたまの街乗りで使用され、走行距離は27年でわずか28,600kmほどにとどまっています。 大きな特徴としては、 1:後期型のワンオーナー(練馬33ナンバー) 2:低走行距離(28,600km) 3:希少なメテオレッドのボディカラー が挙げられます。 メンテナンスはずっと購入したディーラーにて行なっていましたが、近年はクラシックジャガーに精通している専門工場を主治医としています。 ●● 外装 ●● 良好なコンディションです。 欠品等は見当たらず、助手席のドア中央部に軽微なデントが見受けられはしますが、目立つキズや凹みはありません。 あとは磨きキズや部分的なメッキの曇り、バンパーの黒部分の劣化等もありますが、27年間丁寧に乗ってきたらこうなるといった自然な雰囲気です。 ホイールは本来のものではありませんが、オリジナルのサイズ(225/65ZR15)はレアでタイヤの選択に困るため、メルセデスベンツのSクラス、トヨタセルシオなど、比較的選択肢が豊富になるX308の純正サイズ(225/60ZR16)に変更されたとのことです。 フロントライトについても、XJ6 4.0 SPORTのハロゲンランプに交換されています。 ●● 内装 ●● こちらもキレイなコンディションです。 レザーとヘリンボーンツイードのコンビシートは、フロントシートこそ座面のファブリックにやや毛羽立ちは見受けられるものの基本的に良好でヘタリもあまり感じられず、リアシートは至ってキレイに保たれています。 ウッドパネルやダッシュボードに割れもなく、ステアリングやメーター類、スイッチ類もとてもキレイです。 オーディオは純正のカセットデッキが残されています。 エアコンはレトロフィット化されておらずR12のままですが、それはレトロフィット化すると故障率がとても高くなるためそのままにしているとのことです。 また、新車購入時にディーラーオプションの内気循環が装着されています。 フロアマットは社外品のグレーのものが使われていますが、純正のストックもお付けします。 ひとつ残念なのは、旧いジャガーでは定番と言える天井のタレが見られる点ですが、そこを除けばジャガーらしさが良好に保たれていると言える状態です。 ●● 機関・足回り ●● 特に何もいじっていないとのことで、フルノーマルです。 乗るために必要な、ごく標準的なメンテナンスを、購入時よりディーラーもしくは上記の専門工場にて受けています。 旧い車の場合、ノーマルとは言っても大抵どこかしらモディファイされているものですが、こちらのお車はそういったところが見られません。 ●● インプレッション ●● XJではまずお目にかかることのない、ややワインレッド寄りのソリッドレッドであるメテオレッドというカラーがとても印象的です。 一見オーソドックスなソリッドレッドに見えますが、光の当たり方でワインレッドが強く見えたり明るいレッドに見えたりと複雑な見え方をするようなので、購入する場合は現車確認をお勧めしたいですね。 ともすると地味で大人しい方向に偏りがちなXJシリーズにあって、エレガントかつ快活なイメージを纏ったこのカラーというだけでも価値があるのではないでしょうか。 磨きキズや軽微な凹みなど、細かく見ると27年の歳月を感じるヤレ感はありますが、過度なこだわりなく、でも丁寧に乗っているといった風情です。 中に入るとブラック/ベージュの世界で、ウッド、レザー、ファブリックのコントラストがいかにも英国車といったバランスです。 特にレザーとヘリンボーンツイードのコンビシートはカジュアルかつ上品で、メテオレッドとの相性も抜群です。 ナビやドラレコ、レーダー探知機といった後付けの電装品がなく、オーディオすらノーマルの純正カセットデッキのままというすっきりとした佇まいは、当時の空気感を存分に味わうことができます。 助手席にて試乗させていただきましたが、きわめてスムーズかつ静粛な4.0リッター直6エンジンと、しっとりとした乗り心地が相まって、とろけるようなドライブフィールを堪能できます。 それを可能にしているのは、XJ40でも改良が進んだ後期型だということと、デリケートと言われるクラシックジャガーにあって長年酷使することなく然るべき扱いを受けてきたからこそではないでしょうか。 ●● その他 ●● 練馬ナンバーエリアの場合、貴重な33ナンバーを引き継ぐことができます。 ほぼ使っていない純正工具セットも残っています。 また、以下のものをお付けします。 ・スペアキー3本(キーレス2個) ・純正フロアマット(中古品) ・ドアパネル4枚、フロントフェンダー左、トランクフード(全て中古品) オーナーさんご多忙のため、現車確認は購入前提の場合のみお願いします。 ●● まとめ ●● XJ40自体がだいぶ希少車となってきましたが、その中でもワンオーナー・フルノーマルの程度良好車となるとほとんど存在しないといっても過言ではありません。 しかもメテオレッドという希少カラーですから、探してもまず見つかることはないでしょう。 その意味で、エンスージアストにとってまたとない機会と言えるかもしれません。 オーナーさんは現在も気に入って乗られていますが、乗る機会がだいぶ減ってしまったとのことで、売却を希望されています。 お車は、東京都杉並区にあります。 個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料(12,110円)と月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。 |
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
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SOLD | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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