エンスーの杜  トップページに戻る   車両一覧に戻る


いすゞ117クーペ ハンドメイド(PA90) 1971年式

車検 切れ

走行 不明(メーター読み:23,326km) 備考 ディーラー車、1.6リッターDOHCエンジン、ツインキャブレター、4速マニュアルトランスミッション、ステンレス製エキゾーストマフラー、クーラー、ラジオ、ETC
長さ 428cm 160cm 高さ 132cm 重量 1090kg 排気量 1580cc
取材日2023年6月6日

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◆いすゞ117クーペについて
―――――――――――――
カロッツェリア・ギア在籍時代のジウジアーロがスタイリングを手がけたフル4シーターのグランツーリスモがいすゞ117クーペです。

1966年のジュネーブショーにギア・いすゞ117スポーツの名で出展されてから3年近く経過した1968年12月に市販が開始されました。

フローリアン(試作車名いすゞ117)のフロアユニットにベレットGTやフローリアンのそれをDOHC化した直4・1.6リッターエンジンを搭載。セミハンドメイドで入念に仕上げたボディを架装した、きわめて美しく、豪華かつ高価な高性能車でした。

1970年10月には国産初の電子制御式インジェクションを装着したECと1.8リッターSOHCユニットを搭載した1800が加わり、さらに1971年10月には廉価版の1800Nを追加。
GMとの提携(1971年)後の1973年3月には、生産効率向上とコストダウンを目的とするマイナーチェンジを実施。ボディは完全な機械加工となり、車種構成も一新され、エンジンはDOHCも含め1.8リッターに統一されました。

その後は排ガス対策を含む小変更および車種追加を重ね、1977年にはヘッドライトを角型とするなどのフェイスリフトが施されました。

1978年12月にはエンジンを2リッターに拡大した“スターシリーズ”を追加、翌79年12月には2.2リッターディーゼルエンジン搭載車を加えるなど生涯最後のマイナーチェンジを受けた後、1981年5月まで生産されました。

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◆ご紹介する車両について
――――――――――――
今回ご紹介します車両は、いすゞ117クーペのハンドメイド、1.6リッターのDOHC4気筒エンジンを搭載、4速マニュアルトランスミッションです。

現オーナーさんは2018年に岡山県のショップから購入します。
購入の理由は、このスタイリングとハンドメイドの希少性と伺いました。

購入後、楽しんで来られましたのですが、少し車庫整理をしなくてはならなくなり、エンスーの杜への掲載依頼となりました。

オリジナル度が高く、自然な状態で時を過ごしている個体だと見受けられます。
希少な117クーペ、大切にして頂ける方にお譲りしたいとオーナーさんからのご依頼です。

〓〓〓〓
◆外観
――――
ボディは、大変きれいな状態です。
各メッキパーツは輝きがあり、ボディ全体を引き締めています。
フロントエプロン部にサビが見られました。
アルミホイールはクロモドラホイール、一世を風靡したホイールです。
タイヤサイズは175/70R14です。

〓〓〓〓
◆内装
――――
オリジナルの状態を保った、きれいなインテリアです。
ウッドパネルは台湾楠を使用、ハンドメイドで採用されているパネルです。
シート生地はビニールレザー、よいコンディションと思います。
ドライバーシートのシートクッション部に破れがありました。
天井に垂れはありません。
ステアリングホイール、シフトノブは純正ものです。
ラジオは当時ものです。
吊り下げ式のクーラーを装備、効きは今一歩ですが、手で触ってみるとクーラーは作動しているようです。

〓〓〓〓
◆機関
――――
1.6リッターDOHC4気筒エンジン、4速マニュアルトランスミッションとの組み合わせです。
燃料装置はソレックスのツインキャブレターです。
エアクリーナーはファンネルに交換しています。純正のエアクリーナーはありません。
点火系統はフルトランジスタ点火装置に変更しています。
エンジンの始動は良好でした。暖機するまではアイドリングにバラツキつきがでますが暖まってしまえば安定したアイドリングとなります。
◆エンジンの仕様
エンジンの種類:直列4気筒DOHC
総排気量:1584cc
最高出力:120ps/6400rpm
最大トルク:14.4kgm/5000rpm

〓〓〓〓
◆足回り
――――
オリジナルのサスペンションです。
スタビライザーのブッシュは交換時期です。
◆足回り仕様
・ステアリングギヤ形式:リサーキュレーテッドボール(ボールナット)式
・サスペンション(前):ダブルウィッシュボーン+コイルスプリング+スタビ付き
・サスペンション(後):リーフスプリング式
・ブレーキ(前):ディスクブレーキ
・ブレーキ(後):ドラムブレーキ

〓〓〓〓〓〓〓
◆メンテナンス
―――――――
残っている整備記録をご紹介します。
◆2011.10 車検 14456km
・燃料タンクホース交換
・下回り塗装
・ヒーターコック修理
◆2013.10 車検 17394km
・エンジンオイル交換
・トランスミッションオイル交換
・ディファレンシャルオイル交換
・リヤブレーキホイールシリンダー交換
・バッテリー交換
◆2015.11 車検 19466km
・エンジンオイル交換
・ブレーキフルード交換
・下回り塗装
◆2017.12 車検 21096km
・エンジンオイル交換
・燃料ホース交換
・マフラー排気ガス漏れ修理
◆2019.12 車検 22058km
・ブレーキフルード交換
・ブレーキマスターシリンダー交換(PA95用)
・フロントブレーキキャリパーシールキット交換
・リヤブレーキホイールシリンダー交換
・リヤブレーキライニング交換
・ヒューズ交換
・ブレーキクリーナー

走行距離は、おそらく実走行と思われますが証明するものがありませんので不明とさせて頂きました。エンジンはコンディションを保つため、定期的にかけています。バッテリーは常時充電としています。
シャッター付きガレージに保管です。

車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 SOLD
画像クリックで拡大出来ます
素敵なフロントマスク 
特長的なリヤエンド 
デザインは素晴らしいと思います 
 
フロントラインは前下がり、イタ車によくあるデザイン 
リヤフェンダーは緩やかな曲線ライン、いいですね 
 
フロントエンブレム 
前後のアンダーボディ部 
BOSCHのハロゲンヘッドライト 
レンズに少し曇りがあります 
フロントサイドマーカーとサイドのエンブレム 
アンテナ(手動式) 
フェンダーミラー、ドアノブ 
ウインドウガラスサッシ部、メッキはきれいです 
ハンドメイドのテールライト 
 
リヤエンブレム 
左サイドシルアンダーボディ部 
右サイドシルアンダーボディ部 
フロントエプロンのサビ 
クロモドラホイール 
コックピット 
メーター類 
センターのメーター類 
当時物のラジオ 
シフトコントロールレバー 
グローブボックス 
ダッシュパネルの軽度なひび割れ(一個所のみ) 
ドライバーズシート 
シートクッションの破れ 
パッセンジャーシート 
リヤシート(4人乗り) 
リヤヒーター切り替えスイッチ 
天井(垂れなし) 
ABCペダル 
ドアトリム、リヤピラー、リヤシェルフ 
 
エンジンルーム 
ソレックスキャブレター 
 
フルトラ、燃料ポンプ、シリコンプラグコード 
銘板 
エンジンオイルパン部 
トランスミッション部 
エキマニとセンターエキゾーストパイプの繋ぎ目 
トランクリーム、スペアタイヤ、取説、電気配線図、ボディカバー 
ステンレス製エキゾーストマフラー 
各サスペンション部 
リヤディファレンシャル部 


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 愛岐オフィス
TEL/090-4853-3008(アサカワ)

またはEメール↓にて
エンスーの杜車両問い合わせ
asakawa-m@msh.biglobe.ne.jp

新規掲載開始より48時間、見学(購入希望)予約を受け付けます。
購入希望の方が複数いた場合は、現状の価格から入札になります。

※購入、商談については、早いもの順ではありません。
※48時間経過後は、お問い合わせ順にご案内いたします。

※メールサーバーのセキュリティにより、メールが届かないケースが報告されています。
担当者より24時間以内に返信が無い場合は、お電話でお問い合わせください。

※メーラーが開かない場合は、メアドをコピーしてください。


  エンスーの杜  トップページに戻る   車両一覧に戻る   上に戻る