■■■今回紹介のモデル■■■
2007年6月(平成19年)初度登録のホンダ S2000 AP2 100型モデルになります。
ホンダ創立50周年記念として1999年4月に販売されたS800以来29年ぶりのFR車です。
オープンカーというカテゴリーではあるにも関わらず、スポーツカーとしての運動性能を実現するために、クローズドボディと同等以上の剛性を確保していました。
■■車両の仕様■■
◆車検証記載事項
・車名:ホンダ
・車台番号:AP2−1001***
・型式:ABA−AP2
・原動機の型式:F22C
[走行距離計表示値]56,500km(令和4年2月22日)
【参考カタログデーター】
◆エンジン:F22C型
・直4DOHC VTEC
・最高出力:242ps/7,800rpm
・最大トルク:22.5kgm/6,500〜7,500rpm
■■車両詳細・説明■■
【購入経緯】
S2000は、1999年にホンダ創立50周年記念車として登場しました。西暦2000年の30才の誕生日に契約したいと強く願っていました。誕生日の数か月前にいかにS2000が素晴らしいか試すためにマツダロードスターNBと比較しようと思って2台試乗してみました。
すると、なんとロードスターの方が楽しく感じ、そちらを買ってしまいました。
その後、じわじわS2000を欲しいと思い、2004年にAP1の130型を試乗したら、今度はとても楽しかったので、改めて買いたいと思いました。
マイナーチェンジでタイプRが出るかも?とベストカーで噂があり、それを期待してAP1を避け、結局タイプRは出なかったのですが、AP2を購入しました。
【基本スペック】
AP2−100型
2007年式
車検2024年2月
ディープバーガンディメタリック(AP2−100型専用色)
走行距離61,600キロ
ワンオーナー
●一言コメント
数か月前、YouTubeで某レーシングドライバーがチューニング費用1300万と言っていた愛車よりも、こちらのクルマの方が勝っています。(仕上がっています。)
エンジンはいじっていてNAで316馬力、カーボンやチタンのパーツが多く100キロ軽量化(エアコン、内装はあり)しています。幌は無しでハードトップ仕様です
タイヤは純正サイズでフェンダーもワイドにしていないので、スマートにいじっているクルマです。
【売却理由】
S2000はエンジンをOHし、また、ダンパーのOH、ブッシュ交換から1万キロ以下の走行で、重要機関は新車のような状態ですが、快適性を捨ててライトウェイトスポーツの道に進み、金銭的に複数所有を断念せざるを得なくなりました。(他にも複数の車両を所有)
【特徴】
ASMと無限のドライカーボンのパーツとチタンのパーツで軽量化し、ケーテックエンジンでパワーを上げ、速くて軽快で格好良いクルマになりました。モディファイの方向性が同じならば、とてもリーズナブルだと思います。
【軽量化】
エアコン付、内装あり、ガソリン満タンで、車重1155キロです。
【速さ】
大したグリップではないTOYOのR1Rの17インチ後期純正サイズで、上手い人に乗ってもらい、2名乗車でYZ東コース逆走INで36.3秒(レクチャー的な乗り方で絶対スピンしないように壊さないように安全マージンを十分過ぎるほどとって走った数字)でした。実力的には35秒前半か、34秒台に入るかも・・・。タイヤを走り屋御用達のA052にすれば33秒フラットくらいになるかもしれません。(この数値は、分かる人が見れば恐ろしく速いと分かると思います。)
【軽快さ・スマートさ】
LSDは純正トルセン、タイヤは後期純正サイズ、純正アーム範囲のキャンバーしかつけていないので一般道は軽快で楽しく走れます。GTウィングはローマウント車検対応サイズなので、どこに乗っていっても白目で見られません。フロントフェンダーは交換していますが、+10mmなのでスマートです。
車検は通っています。(書類は全て揃っています。)
■チューニングパーツ■
【ASM】
・ドライカーボンフロントバンパー
・ドライカーボンドア
・ドライカーボントランク
・ドライカーボンダッシュボード
・レインホースGT
・フロントディフューザー(FRPです)
・リヤバンパー08
・ドライカーボンGTウィング(ステーもドライカーボン)
・牽引フック(前&後)
・カーボンプレートステアリングボス
・リヤトレイカロマット
・サーキット用チェア(不要ならば1万円で買い取ります)
・オイルフィルターストッパー
【無限】
・ドライカーボンハードトップ(幌は撤去しています)
・ドライカーボンボンネット
・エアクリーナーボックス
・ヘプタゴンホイールロックナット
【アミューズ】
・チタンエキマニ
・スポーツ触媒(他社スポーツ触媒よりもパワーが出ると思います)
【パワー系】
・ケーテックコンプリートエンジン&カスタマーピストン(銀帯です)
・岐阜のストラダーレによるHKSフラッシュエディター制御(5月にダイナパックで係数1.2で316馬力でした(S2000乗りなら5月は真冬よりかなり馬力が落ちていることは周知の事実ですね)
・ケントワークスチタンマフラー(70Φで、インナーサイレンサーで車検に通ります)
・戸田ビッグスロットル
【足回り系】
・クラックスアルミシリンダーダンパー&スイフトスプリング16キロ(ジェイズのCRUXverと同等品ですが(梅本さん談)、ストラダーレを通してOHの依頼をしてもらったので、ストラダーレテイストになっています。全長調整式ではありません)
・MNBピロボールブッシュ(アームは純正)
・TWSホイールTW66F、フロント8J17off44、リヤ9J17off54
・APレーシングフロントブレーキ4POTキャリパーPRO5000R&ローター(本格レーシングキャリパーで鬼のような剛性感になります)
・NSX用リヤブレーキキャリパー&RX−8純正ブレーキローター(ブレーキパッドはIDI700)
【補強系】
・オレンジボール無限ハードトップステーキット(マイナーだと思いますが、かなり優れたパーツです)
・スプーンガゼットプレート
・ストラダーレステアリングリジットカラー
・クスコクロモリ4点式ロールバー
【外装系】
・C−WESTカーボンフロントフェンダー(ASMとほぼ同じ軽さで、8J44を履くためにこれをチョイスしました)
・トヨシマクラフトカーボンサイドステップ
【内装系】
・レカロバケットシートTS−G左右2脚&レカロ純正シートレール
・MOMOプロトタイプ6Cカーボンステアリング
・ワンオフのステアリングに装着するスマホステー(かなりの優れもの)
・超軽量チタンシフトノブ
・ストラダーレアルカンターラシフトブーツ
・ZOOMモナコミラー
・Defiレーサーゲージ2油温・油圧・ミッション油温・デフ油温を表示しています(純正オーディオ&スピーカーは撤去)
・エアモニ4(不要ならば1万円で買い取ります)
・レカロ純正サイドプロテクター
【駆動系】
・戸田軽量プーリーキット
・戸田軽量フライホイール
・トラストデフケース
【その他】
・古河バッテリーGT−RのR34用(購入後2年たっています)
・ドライカーボンフロントマッドガード
・スプーン水温サーモスタット&手動スイッチ
・販促用S2000ナンバープレート&タイプSナンバープレート
・NWBワイパー
・10周年記念ナンバープレートのボルト
・シュロスのシートベルト(不要ならば1万円で買い取ります)
・ケンウッドドライブレコーダー DRV−CW560
・コムテックレーダー探知機 ZERO808LV&OBDU接続コード
(不要ならば1万円で買い取ります)
※純正パーツは全て処分していますので有りません。
【サーキット頻度】
サーキットは合計360分くらいしか走っていません。オーナードライブのベストタイムは幸田サーキットで49.6秒です。A052でYZの予想タイム33秒フラットからすると、車を労って走っていることが分かると思います(笑)
【欠点】
高速道路などの飛び石で、フロントバンパーは星がキラキラするようなレベルの傷があります。
それ以外は無事故で、下回り以外はぶつけたことはありません。
駐車中にフロントのナンバープレートを蹴られたことがあり、手曲げで直したことはあります。
カーボンダッシュボードの関係で、ときどき、走行中に、コトコト音が鳴ります。
カーボンドアの関係で、窓を閉めてドアを閉めるときは、押し込む必要があります。
音量は比較的厳しい幸田サーキットは大丈夫ですが、普段はインナーサイレンサーをつけないと95db以上になると思います。
古い車なので、インナーサイレンサーで車検は通ります。
オーディオとスピーカーとエアバッグと補助タイヤと純正ロールバーと幌は撤去しています。
純正ロールバー撤去の関係で、室内の後部に穴が2つ空いています。
最低地上高は、9センチ以上で2022年2月に車検に通りましたが、その後、バネが落ち着
いて微妙かもしれません。
油温50度まで暖機運転をすることを推奨されています。
【現在の状態】
NAで316馬力、車重1155キロのフィーリングは、ちょっと街中を走るだけで実感できます。
普通のS2000とは違います。一般公道では現実的ではありませんが、AP2でもケーテックエンジンなので9000回転まで回していいとストラダーレに言われています。
(もちろん自己責任の話ですが、お墨付きはもらっています)
ケーテックエンジンで納車されたのは、2021年5月でそれから8000キロくらい走っています。
クラックスダンパーをOHしたのは2022年2月で、そのときピロブッシュにしました。
すぐにOHや交換した方がいいパーツは、バッテリーくらいでしょうか。機械なので、オーナーが変わったらどうなるかは分かりません。
ワンオーナーで屋内保管で、16年間屋外保管の時期はありません。
通勤に使っていたわけでもないので、日中に車を動かすことはとても少なく、16年間で6万キロ走行ということからも、直射日光に当たっていた時間は短いです。
新車から慣らし運転もしっかりしましたし、現在まで暖機運転を欠かさずにしていますし、丁寧な運転には自信があります
エンジンオイル交換は5000キロごとの交換で、デフオイルは頻繁に交換し、ミッションオイルは、10000キロごとの交換にしていました。
エンジンをOHしてからはオイルはすべてルブロス(ストラダーレ推奨)にしていました。
ワンオーナーカーなので、車の隅々まで私自身把握していますし、基本的に岐阜のストラダーレに全てお任せなので、分からない点は解決できると思います。
■ストラダーレにて実施した整備■≪整備明細が有ります。≫
2019年(令和1年)から2021年(令和3年)にエンジンをOH、車高調をOH、ミッションOH、クラッチ交換、フルピロ化を行いました。
エンジンオイルは直近は、昨年12月に交換、ミッションオイルとデフオイルは今年2月に交換。
◆2019年9月(令和1年)
・純正クラッチディスク
・純正クラッチディスクカバー
・ベアリング、クラッチレリーズ
・触媒 交換
・リヤフェンダー 加工
・タイヤ組み換え、バランス
◆2021年2月(令和3年)
・エンジン:K−TECコンプリートエンジン F22C K−TEC仕様
・ECU:HKS FLASH PRO
・ダッシュボード:パネルASSYダッシュボード 交換
・TODAレーシングビッグスロットル
・左右ドア 交換修正
・左右Fフェンダー 鈑金、塗装
・リヤバンパー 修正、塗装
・ドア、ベルトモール左右
・ルブロストラダーレ SP NA 5W−40
・オイルフィルター ボッシュN−1
・ルブロススーパーLLCブルー
・エンジン 脱着
・補器類 付け替え
・トラスト AEM A/Fメーター
◆2021年11月(令和3年)
・ルブロスNAストラダーレSP 5W−40
・ボッシュM−1
・フィルター 交換
◆2022年3月(令和4年):<車検>
・CRUXフロントオーバーホール
・フロントケース 交換
・フロントシャフト 交換
・CRUXリヤオーバーホール
・リヤシャフト 交換
・サスペンション 分解組付け取付
・ラバー、トランスミッション
・メーター 移設
・メーターパネル 作製
◆2022年4月(令和4年)
・Defiレーサーゲージ2 メーター取付
・メーターかーパネル作成
・エンドレス
・ブレーキオイル 交換
・クラッチフルード 交換
◆2022年6月(令和4年)
・ルブロスNA 5W−40
・ガーニッシュセット RFピラー
・ストラダーレシフトブーツ
・ブーツ 交換
■掲載記事内容について■
掲載記事内容は、オーナー様のコメント等お伺いした内容と見聞したものを元に作成したもので現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります。
整備履歴、修復歴など記事内容に関しては、全てエンスーの杜で確認及び裏づけを取ったもの
ではありません。
分かる限りの欠点も書いてありますがオーナー様の伝達忘れなどもあります。
中古で購入されたオーナー様の中には、モデル年やグレード、仕様などを勘違いされている方
もおります。事故の有無などはパッと見で分からないこともありますし、オーナー様ですら知らない修復歴・事故歴などもありえますので掲載記事の内容はあくまでも参考にして頂きご検討をお願い致します。
■現車確認に関して■
現車確認については、オーナーさんも多忙な為、購入を前提とした上でご連絡をお願い致します。
個人間での取引となりますので、冷やかし防止と個人情報保護のため、「現車確認申込書」をお送りしますので、基本的に「現車確認申込書」の内容にご承諾頂いた方のみとさせて頂きます。
「現車確認申込書」は、掲載ページの一番下に記載してあるメールアドレス宛にメールをお送り頂ければ折り返し「現車確認申込書」をお送りしますので、お申し込み頂き次第、日程調整させて頂きます。
(個人情報保護の関係上、具体的な場所は、お申込み頂いた方だけにご案内致します。)
現車状態等のコメントは、あくまで取材時の状況及び、取材担当者の主観によるものですので、取材時から月日が経過して写真や記事と異なる場合がある事をご承知おき頂き、現車確認の際に必ず状態をご確認下さい。
■購入される場合■
個人売買の為、消費税、諸費用はかかりませんが、リサイクル料(¥11,600−)と、月割りの自動車税(年額:¥51,750−)のご負担をお願いいたします。
ご購入については、ご自身で納得行くまでご覧になり、またオーナー様ともお話し頂き、最終的には、自己責任でご購入されるようにお願い致します。
現状渡しのノークレームとなります。
購入する車両の陸送等(積載車)の手配は、購入者さんご本人に行っていただきます。
購入する車両の名義変更(移転登録)は、購入者さんご本人に行っていただきます。
車検の無い車の車検取得費用は、購入者さんの負担になります。
現車は、静岡県にあります。
【更新 2023年10月30日】
次期購入予定車両の資金調達の関係で、年内までにS2000もしくは、他の所有車を売却予定です。
11月末までの期間限定で、990万円から880万円に値下げします。
12月になりましたら、元の値段(990万円)に戻す予定です。
【更新 2024年3月】
車検を更新しました。車検時の走行距離は、62,700kmです。整備内容は以下になります。
・ミッションオイル(ルブロスMT)
・デフオイル(ルブロス80W140)
・ブレーキフルード(エンドレスRF650)
に交換しています。
また、直前にエンジンオイルはGRオイル5W40に交換しています。
タイヤは4月初旬に新品のシバタイヤ280の純正サイズに交換予定です。
価格を990万円にします。
【更新 2024年7月6日】
8月31日までの期間限定で、990万円から888万円に値下げします。
9月になりましたら、元の値段(990万円)に戻す予定です。
◆車両の近況は、タイヤ交換を4月に行いました(シバタイヤ280)です。
オイル交換を6月にしました(GR 5W−40)。
走行距離は、約65,000kmです。