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取材日2023年4月13日 |
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「故・本田宗一郎氏のイズムが凝縮され、日本の自動車史を変えた一台・・・!半世紀を超えて極上内装を持つ1970年式ホンダN360 NIIIカスタムは、いつの時代も変わらず、オーナーの日常を最高に上げてくれる心底楽しい感動の一台だった・・・!」
戦後復興から昭和の高度成長期を支えた社会環境と、自動車の発展は切っても切れない関係性があります・・・。 これは世界の国々を見ても同様・・・、イタリアではフィアット・トッポリーノやチンク・チェントが、戦後復興の勢いと、若者の夢をのせて国中を行き来し、イギリスではミニ・クーパーが同様に時代を闊歩・・・、やがて時代を経て文化的アイコンにまでその存在を昇華させた事実・・・。一国の経済の発展は、その国の若者の夢とロマンの熱量に比例し、特異な自動車文化創造を行なって来たと思うのです・・・。 日本において、躍動する時代と共に自動車史を変えた一台とは・・・。 N360発売前の国内の軽乗用車市場は、月間1万台に満たず、それほど大きな市場ではありませんでした・・・。 「Nコロ」の愛称で大衆に親しまれた存在・・・。 1)リーズナブルな価格であること、これが第一・・・。 そして何よりも故・本田宗一郎氏がそのイズムとして全身全霊で注入したのが、「乗り手に感動してもらうこと・・・」だったのです・・・! 想いを込めたモノづくり・・・創業者のイズムとはやはり・・・凄いものです・・・!
「今現在もオーナー様が雨降り以外は通勤で使用・・・。毎日を軽快にしてくれる魅惑の存在・・・1970年式ホンダN360 NIIIカスタムじっくり見ていきましょう・・・!」
さて・・・筆者が小学生の頃、あれだけ街中を走っていたN360も今や立派な国産旧車となり、大半がコレクターの元で大切にメンテナンスされ、時折イベントなどに乗って行くものの、人生の大半をガレージ内で過ごす様になった存在・・・と思いきや・・・、流石に極上のアメリカン・クラシックから欧州の一級クラシックを乗りこなし、エンスージアスト道を極めた、お得意オーナー様は、“この個体に乗ってあげることが最大のメンテナンス・・・”と、「雨降り以外は毎日店まで通勤で使っているよ〜」とお話し頂きます・・・。 昭和40年代の懐かしのグレード名・・・デラックス、スーパーデラックス、スタンダード、そしてカスタム、S、などがラインナップに合ったN360ですが、この個体は最終III型のカスタムモデル・・・。 シンプルな機関構造がデザインされたN360において、初期型〜II型までの4速マニュアルトランスミッションは、オートバイのミッション如く、エンジンとミッションが直列に配置され、ギアが常時噛み合う、コンスタントメッシュ式ドグミッションでしたが、それが乗用車の様に変速機を扱える、シンクロメッシュ付きに変更になったIII型となります・・・。 元々ブルー系のボディカラーであったことは、室内のA・B・Cピラーの内側の塗装に名残を残しますが、数年前に外装の全塗装を受けた個体との事・・・。フロア下や雨の通りそうな場所にも錆や腐食は見られないながらも、すでに数年経緯したとの事で、程よい褪色感が年代に見合いナチュラルで良いイメージでした・・・。尚、リベットで埋められたフロントフェンダーは、カスタムモデルのモールが合った場所との事・・・、左右ドア〜リアフェンダーはモールが残りますが、フロントは欠品との事です・・・。 そしてこの個体・・・最も驚き感動するのが、内装の状態です・・・! 化粧板で再現された英国車のウオルナットを思い浮かべる木目調パネル・・・1万回転(!)まで刻まれた当時物のレブカウンター・・・、一回りし現在2535kmを指す速度計、燃料計、シガーライター・・・、そして現在鳴ら無いまでも、良い雰囲気を醸し出す当時物のAMラジオ・・・、割れの無い分厚いクラッシュパッド・・・、やはり割れの無いオリジナルステアリングなど、まさに当時の雰囲気そのままに残る様は、やはり心底感動を覚えるものでした・・・! オーナー様の手元に来てからも・・・プラグ交換や日常メンテナンスは勿論の事・・・、ダイナモをブラシと共にオーバーホール・・・、またその時点で同時にエンジンのオイルシールも交換済み・・・。マフラーにあった錆穴は、溶接して補修済みとの事です・・・。 この車のキャラクターでもある空冷349ccエンジンは、コールド時でもチョーク操作なしで一発始動・・・!歯切れの良いシャープば空冷サウンドを元気いっぱいに響かせます・・・。 排気量354ccのエンジンは、空冷高回転サウンドもまさにクラシック・バイクそのもの・・・ボア・ストローク62.5x57.8mmの高回転型エンジンは、31ps/8,500rpmを生み出し、現在も乾燥重量530kgと非常に軽いに車体をとっても元気に走らせ、これが実に楽しいのです・・・! 「維持するための補修パーツが今でも見つかるか・・・」についてお聞きすると・・・「覚悟さえあれば(笑)なんとかなるクルマだよ・・・!」とお話し頂きます・・・。 国産自動車史の1ページを作った半世紀前の名車・・・。旧車が初めて・・・という方でもオススメな一台です・・・。毎日乗りながら、とことん向き合う旧車ライフ・・・きっと新オーナー様の日常を思いっきり高く上げてくれる事間違いないと思う次第です・・・。
「1970年式 ホンダN360 NIII カスタム・・・取材後記・・・」
今回の70年式ホンダN360 NIIIカスタム の紹介原稿を書く上でリサーチした、当時の故・本田宗一郎氏のメッセージが筆者の心に大変響き、モノづくりの想いの観点から書き進めた紹介原稿となりました・・・。 「当社の方針は、常にグローバルな視野を持つことであり、今後もその方針は変わりません。今日は、Nシリーズの輸出を開始するために、一刻も早く体制を構築しなければならない。当時、日本では軽自動車は370,000円からですが、私たちは313,000円という価格設定にしています。今なら、Nシリーズは37万円でも十分売れます。しかし、私たちの商品のターゲットは、日本の人口だけではありません。技術や知性、創造性の結晶である製品は、ルーツである日本人にも愛されるべきですが、それ以上にこの地球上の30億人の人々にも愛されるべきです。だから、国際的に尊敬されるような価格でありながら、工場に利益をもたらし、ビジネスとして成立するような価格にしてほしい。Nシリーズの価格設定は、そのためのものです。その価格で実現可能性を担保しない限り、本当の事業者とは呼べない。"」 作り手の熱い想いが半世紀を超えて尚、それに乗る人を感動させることができる・・・ 「故・本田宗一郎氏のイズムが凝縮され、日本の自動車史を変えた一台・・・!半世紀を超えて極上内装を持つ1970年式ホンダN360 NIIIカスタムは、いつの時代も変わらず、オーナーの日常を最高に上げてくれる心底楽しい感動の一台だった・・・!」 是非感動のN360試乗体験に群馬県までお越しください・・・。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 個人間売買のため、消費税や諸費用等はかかりません。 【お問い合わせに際して・・・】 過去の整備記録や修理歴など含めて現オーナー様から詳細ヒアリングを実施、事故歴の有無含めて取材しております。大きな事故歴があった場合、また現オーナー様の所有歴が極端に短く詳細がわからない場合は取材をお断りし、購入されるお客様に可能な限り安心をお届けする工夫を実施しております。 本記事内容は、2023年4月13日午後1時より、 晴天の元、約3時間の取材時間の中で、オーナー様へのインタビューと、助手席試乗体験したものを元に執筆作成したものです。かぎられた時間での確認につき現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります、また執筆内容に関しても全て裏づけを取ったものではありません。 状態等のコメントも、あくまで取材時の天候・状況及び筆者の主観によるものという事ご承知おき下さい。 掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで「購入を前提」として検討されているお客様のみとさせて頂きます。 何卒宜しくご検討下さい。 |
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
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115万円 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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