日野・コンテッサのご紹介になります。
洗練されたデザイン、RRのエンジンレイアウトであり、イタリアのジョバンニ・ミケロッティのデザインが
秀逸だと思います。
オーナーさんは、18歳で自動車免許取得以来、何台ものコンテッサを乗り継いで来られました。
また、同時期に複数ものコンテッサを所有し続けて来られました。
こちらのお車は、イベントで何度も受賞歴のあるお車となっております。
今回のお車は希少な「栃5」ナンバーであり、この「栃5」ナンバーを付けるコンテッサは現在、
確認できる範囲では、セダンとクーペの各一台ずつ、合計二台のみとのことです。
オーナーさん曰く、「この希少なナンバーを継承できる方にお譲りしたい」とのことです。
コンテッサのセダンとクーペのエンジンの違いですが、以下の通りとなります。
セダン・・・シングルキャブ、・GR100型、直4・OHVタイプで排気量は1251cc、最高出力は55ps/5000rpm、
最大トルクは9.7kgm/3200rpm
クーペ・・・ツインキャブ、GR100型、直4・OHVタイプ、同じ排気量で圧縮比を8.5から9.0に高めて、
最高出力は10馬力アップの65ps/5500rpm、最大トルクは10kgm/3800rpm
こちらのお車は、セダン型のボディにクーペと同じGR100型ツインキャブの65馬力エンジンを搭載
した1300Sとなっております。
オーナーさん、このお車を20年ほど前に購入されました。大切にコンディション維持されてきましたが、
最近では、お車の面倒を見てあげられる時間が取れず、大切に維持できる方にお譲りしたいとのことから
今回掲載に至りました。
事故歴無し、記録簿も無しとなっております。
【外装】
綺麗な塗装状態だと思います。
過去にはレストアを実施し、各部品やラバー類は、劣化が見受けられる場合には、新品、あるいは程度の
良い物へ交換してきたとのことです。
レストアは2004年頃に実施し、当時の見積書はございます。
レストア以前の塗装は赤色とのことです。現在は、その元々の赤色が確認できる箇所はございません。
細かな部分では、フェンダーミラーとボディの境目のラバー等は、それ自体があまり出回ってなく、
既成品を取り寄せることが困難であったことから、旧車を得意とする業者さんに一から型を取ってもらい作成
されたとのことです。
オーナーさんの好みで、所々、エンブレムやサイドモールは取り外してありますが、それらの部品は
付属品でお付けします。
また、オーナーさんのご厚意で、楕円形一灯式のライトを取り付けてもらいました。
あまり市場に出回らずに生産中止になってしまった、非常に珍しいライトとのことです。
片側一灯式と片側二灯式、二つのお顔を満喫できるお車となっております。
【エンジン】
一発始動であり、吹け上がりも良いと思います。
オーバーホールを実施されたことはないとのことです。
取材時のお話ですが、しばらく公道を走っていなかったせいか、「ギアが入りにくい」とオーナーさん
が仰っておられました。
【内装】
シート、ハンドル等に目立つ擦れは見受けられませんでした。
ドアラバーは2006年の頃に取り替えたそうです。
各ドアの内張りもしっかりしております。
天井の垂れもございません。
天井、日よけのバイザー等、旧車ならではの独特な生地となっております。
【足回り】
RRのエンジンレイアウトにより、当然ながらトラクション良く、フロントは軽いとのことです。
特に峠道の登りは、駆動が十分に路面に伝わり続け、リアが逃げずに、ノーズがクイックに入り込む
ので、運転の楽しさを感じる一場面であるとオーナーさんが仰っておりました。
ホイールピッチが120mmとのことで、珍しいサイズとなっております。
【付属品】
一灯式の楕円形ヘッドライト(左右両方)
エンブレム
サイドモール(新品)
お車は栃木県にございます。
個人売買の為、消費税などはかかりません。
ご購入の方は、自動車税の別途ご負担をお願い致します。