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フォード フェアレーン タウン セダン 1956年式
車検 2025年10月 走行 不明(メーター記載10,375Mile) 備考 中古並行車、初代、左H、3速AT(コラム)、エンジン載せ替え
長さ 504cm 180cm 高さ 157cm 重量 1660kg 排気量 4760cc
取材日2024年6月25日

★フォード フェアレーン タウン セダンに関して
ヘンリー・フォードの屋敷の正式名「フェアレーン」にちなんで付けられたネーミングであり、初代は1955年に登場し、1956年迄の2年間製造された。

フェアレーン・ストライプと呼ばれるステンレスモールに丸いテールランプとテールフィン、分厚いクロームメッキのバンパー、リヤホイールを覆うスパッツが特徴的である。

グレードは、4ドアは「タウン セダン」、「タウン ビクトリア」と呼ばれ、2ドアは「タウン ビクトリア」、「クラブ ビクトリア」、2ドアコンバーチブルトップのタイプが「スカイライナー コンバーチブル」と呼ばれていた。

またエンジンは直列6気筒(3700cc)エンジンのシリーズと、V型8気筒(4500〜5800cc)エンジンのシリーズがあった。

◆当車について◆
2022年国内登録の中古並行車、2022年10月に購入し、現在国内1オーナー目(USA時のオーナー歴は不明)、取説・マニュアル関連あり(英語版)、禁煙車、整備記録あり、屋内にてボディカバー保管、事故歴・修復歴不明、雨天時は使用せず、ETC・ドライブレコーダー付き、スペアキーあり

※型式/不明、原動機の型式/C2AE、車台番号/国[ 01 ]167●●●
※シリアル番号/M6KT136174
※ボディカラー、トリム、プロダクションコード/73C-J-BJ-6B-KL27D
※保安基準適用年月日/昭和31年(1956年)12月31日

◆エクステリア◆
ボディカラーは純正のピンクとホワイトの2トーンで、時期は不明ですが、オールペイントされています。

オリジナルのカラーリングは現状と同様のピンクでしたが1色だった様です。

また2色の場合、オリジナルはボンネットやトランクが白で、サイドから下がピンクなのですが、逆に塗られています。

元色はコンソールボックス内で確認出来ますが、カラーリングを除けば、オリジナルの状態が保たれています。

リボンタイヤはグッドイヤーの215/75R15、製造年は不明ですが、7分山程度あります。

塗装に関しては残念ながら各所にクラックがあり、合わせて錆も各所にあります。
下回りにも錆はありますが、製造から68年経過してノンレストアの状態であればこのあたりは致し方無い所ですが、表面の錆取りをして、防錆処理をしておきたい所です。

◆インテリア◆
オリジナルの内装はボディカラーに合わせたコーディネイトがされており、後付けで水温計、USBポート、ETC、ドラレコが付けられています。

応接室の様なフカフカのベンチシートは、前席は同じ生地で張り替えられているため状態は良好ですが、後席は張り替えられていないため、所々に擦れや破れがあります。

シフトはコラムの3速AT、スピードメーターはマイル表示、Km表示が手書きされています。

ノンパワステのステアリングはオリジナルですが擦れがあり、雰囲気のある当時物のラジオは聞く事は出来ません。

なお、クーラーは装備されていません。

また昭和31年(1956年)の保安基準に適合しているため、シートベルトは装備されていません。

◆エンジン・整備関連◆
エンジンは大排気量のV8らしいクランキングで掛かり、アイドリングは安定しています。
フケ上がりも良好で、異音や異臭はしませんが、オイル漏れが若干あります。

エンジンは本来であればサンダーバードのV8エンジンが載っていますが、アメリカにて1962年式の物に交換されているそうで、載せ替えられたエンジンの素性や詳細は不明です。

走行距離は確証が無いため、参考値となります。

国内登録にあたり、下記の整備を行っています(一部抜粋)
・ブレーキマスター交換
・エアクリーナー交換
・フューエルフィルター交換
・燃料ホース交換
・ウオーターポンプ交換
・サーモスタット交換
・ショックアブソーバー交換(前後)
・点火系(ポイントレス、メンテナンスフリーに交換)
・イグニッションコイル作成、交換
・フロントハブ修理
・プラグ交換
・ニュートラルセーフティー、リバースライト修理
・ワイパーブレード交換
・ドアキーシリンダー交換、修理
・水温計取り付け
・USBポート取り付け
・ドアレギュレーター修理
・ETC取り付け
・バッテリートレイ交換
・バッテリーターミナル交換(国内で入手可能なバッテリーに対応)
・油脂類、ベルト類は全て交換、各部のグリスアップ

オーバーヒートに関しては、渋滞路を走った事が無いので大丈夫かどうかは不明ですが、購入先の手製の取説には水温計を見ながら運転する様に記載されています。

メンテナンスはアメ車に精通した所で行っているそうです。

◆オーナーさんより一言◆
1950年代のアメ車が好きで、中でも丸目2灯が好みです。
この車は輸入代行者にアメリカ国内で探して貰い、輸入しました。

外装から内装迄1950年代を感じられる車で、シートもフカフカなので女性の私でも気持ち良く乗れます。

窓は全部で6箇所を開ける事が出来て、フォードのマークが入ったホワイトウオールのタイヤに、フォードのエンブレムの装飾も残っており、お洒落な車になっています。

運転するのは晴れた日で、渋滞が無い道を走っており、高速走行も楽々とこなせます。

とても気に入っていましたが、同年代のもう少しコンパクトなアメ車に乗り換えるための資金にするため売却する事にしました。

◆エンスーの杜取材担当者の私情インプレ◆
50年代の丸目2灯のアメ車に拘りを持つオーナーさんは、ファッションも50〜60年代、音楽も50〜60年代がお好きと言う拘りをお持ちで、この車もわざわざアメリカ本国にオーダーしたとの事で、並々ならぬ情熱を感じました。

確かにこの丸目2灯のフルサイズの初代フェアレーンは、古き良き時代のアメ車のノスタルジーを感じさせてくれますが、国内で走っているのを見かける事は滅多に無いですし、イベント等でさえも見かける事は殆ど無いと思います。

2ドアのクーペも良いですが、4ドアセダンも使い勝手が良く、ATで、パワステは付いていませんが、女性でも運転は苦にならないと思いますし、クーラーは必要であれば社外品を付ける事が出来ます。

人気の初代フェアレーンを日本国内で探すのは難しく、ましてや円安が進む昨今では、アメリカ本国から輸入するだけでもかなりのコストが掛かってしまうと思いますので、ご興味のある方はぜひご検討下さい。

◆お問い合わせに際して◆
・このページの車両は個人売買の情報サイト「エンスーの杜」に掲載されたものです。
エンスーの杜は車屋では無く広告代理店であり、掲載車両は個人所有の物で、オーナーさんの依頼により取材を行ったものをFOR SALEとして掲載しています。

・記事内容は担当者が1時間程度の取材時間の中で、オーナーさんのコメントと、見聞したものを元に作成したものですので、見落とし等で現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があります。
また全て裏づけ取ったり、動作確認を行って記述している訳ではないため、誤記等の可能性もあり、状態を保証するものではありません。

・状態等のコメントもあくまで2024年6月25日の取材時の状況及び、取材担当者の主観によるものですので、ご自身の主観と異なったり、月日が経過して写真や記事と異なる場合がある事をご承知おき頂き、現車確認の際に必ず状態をご確認下さい。

・貴重な車を壊したりしないために、取材担当者が運転しての状態確認は行っていません。

・掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。(メールや電話での価格交渉は本気度が分かりかねますのでご遠慮下さい)

◆現車確認に関して◆
・当車両は神奈川県にあります。

・車をご覧になる場合は、掲載ページの一番下に記載してあるメールアドレス宛にメールをお送り頂ければ折り返し「現車確認申込書」をお送りしますので、お申し込み頂き次第、日程調整をさせて頂きます。
(個人情報保護の関係上、具体的な場所はお申込み頂いた方だけにお教え致します、なお携帯のメールアドレス以外でお願いします)

・個人間での取引となりますので、冷やかし防止と個人情報保護のため、あくまで購入を前提として検討されている方のみとさせて頂きます。

・オーナーさんのお仕事の関係上、日程は応相談でお願い致します。

◆購入される場合◆
・車両代金 
・自動車税(87,000円)を、購入月の翌月より3月までの未経過分の精算をお願いします。
・リサイクル料(10,510円)の全額負担をお願いします。
※ 個人売買のため、消費税は掛かりませんが、支払いは現金一括で現状渡しのノークレームとなります。また、 陸送等の手配は購入された方に行って頂きます。



【2024年7月13日追記】
最終の値下げとなりますので、ご検討中の方はお早目にご連絡下さい。

 580万円→370万円
 
画像クリックで拡大出来ます
1 1950年代アメリカの代名詞、フォードフェアレーン
2 丸目2灯とデコラティブなフロントデザインの初代
3 ボディカラーはピンクとホワイトの2トーン
4 フェアレーン・ストライプと呼ばれるステンレスモールが特徴的
5 オリジナルとは逆のカラーリングだが違和感は無い
6 フィンテールとリアホイールのスパッツも50年代の流行
7 逆塗りのカラーリングの違和感は無い
8 マフラーの出口はバンパーの両端にある
9 飛行機をモチーフとした様なボンネットのオーナメント
10 FORDの黄金期を物語るエンブレムと瀟洒なロゴ
11 独特な形状のフロント周り
12 メッキの状態は良好
13 ヘッドライト内側の塗装欠けとボディの塗装のクラックがある
14 サイドミラーも飛行機をモチーフとしたデザイン、アンテナは不動
15 この様な塗装のクラックと錆がボディ各所にある
16 ワイパーは左右とも内側から外側へ動くタイプ
17 レインガーターにも多少錆がある
18 THUNDERBIRD V8エンジンを搭載している証のエンブレム
19 右サイドには傷や凹みは無い
20 ホイールキャップはフォードのマーク付き
21 この車のグレードを表すタウン セダンのロゴ
22 三角窓ならぬ四角窓を装備
23 メッキ類の状態は良好
24 左サイドにも傷や凹みは無い
25 スパッツはタイヤ交換の際には外す事が可能
26 パーシェルセルフの破れは無い
27 塗装には艶が残っている
28 バンバーにはマフラーからの排ガスの汚れが多少ある
29 テールランプやメッキ類の状態は良好
30 左フロントサスペンション周辺
31 右サイドのサイドシルには錆がある
32 左も同様だが、錆は比較的軽微
33 右のリアサスペンション周辺
34 ドア下にも錆がある
35 ウインドウは全て手巻き式
36 四角窓の開放角度はこれが限界
37 オリジナルのままの車内、ステアリングには擦れがある
38 マイル表示にkmを追記、ATのインジケーターは視認性が良好
39 当時物のクラシックなラジオ、後付けの水温計は華氏表示
40 サイドブレーキはステッキタイプ、ヘッドライトのハイとローの切り替えスイッチが足元にある
41 応接室のソファーの様なベンチシートは張り替え済み
42 天井の垂れや破れは無い
43 ボディのデザインと合わせたドアトリム
44 オリジナルのままのリアシートには擦れや切れがある
45 この車の詳細が分かるシリアルプレート
46 開閉は問題無く、トランクリッドには断熱材が貼られている
47 フロアの錆は軽微、スペアタイヤは要交換
48 ボンネットの開閉も問題無く、インシュレーターの破れも無い
49 エンジンは1962年の物に載せ替えられているとの事
50 バッテリーのカットオフスイッチが車内側に付けられている
 


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