Ford GT40 Mk5のご紹介になります。
GT40は皆さんご存知かと思いますが、こちらの個体は大変希少価値のある車両になりますので簡単にオーナー様より概要をご説明をさせて頂きます。
Safirエンジニアリングはイギリスで設立。
フォードから全ての商標権、治具、金型、部品等を譲り受け、1968,69年のルマンで2連覇したガルフカラーで有名なJWエンジニアリング(P1075)もプロジェクトに参加し、
オリジナルのシャシーNOを継承し、GT40−MARK V(Safir)を発売。
1981年のシャシーNO.P1090よりデリバリーを開始、2000年のP1145までの40台が生産された。(よってMarkVはレプリカではなく最終仕様)
Safirエンジニアリング(イギリス設立)と現在、南アフリカで生産されているSafir−SPFは全くの別会社で車両も別物であり、当該車両のP1092は、1960年代に製作した金型からボディーを製作、当時の部品も多数使用され、日本には3台前後現存しMARK Vでは一番古い個体と思われます。
搭載されるBOSS302エンジンは、初代オーナーが所有していた高回転型のレーシングエンジンで、アメ車特有のドロドロ感は全くなく、バイクの様なレスポンスが実現されている。
ショックは、ルマンで活躍したメカニックによるアラゴスタ製のワンオフ。ホイルは、ハリブラントタイプでオリジナルBRMマグホイルもストックされております。
以上オーナー様から頂いた内容です。
欲しい方は今回は二度と無いチャンスだと思います。
金額は大きいですが、車好きなら誰もが知る名車中の名車ですし大きな資産ですね。
ヒストリーも資料を見て頂ければ納得して頂けるかと思いますが、しっかりとしている車両になります。
◆外装
オールドホワイトにブルーのラインが、やはりこのカラーリングだよなと思ってしまいます。
車が車だけに歴代のオーナー様もガレージ保管だったのでしょう、全く年式を感じさせない状態を保っておりました。
現在のホイールが走行を考えオリジナルではないものを履かせておりますが、大事に保管されているオリジナルの物もお付け出来ますのでご安心下さい。しいて一点だけネガな点をあげるしますと、左ライトレンズのカバーに少しヒビが入っておりますので、他が完璧の状態に近いので是非交換したいところかと思います。
◆内装
内装の為に年式によるヤレは少しはありますが、外装同様に十分に綺麗な状態を保っております。
メーターやスイッチ類に不具合も無いそうです。
◆機関
取材当日はガレージ内の為にエンジンをかける事はしなかったのですが、機関の調子は総じて良いそうです。
オーナー様は状態維持の為に定期的にエンジンをかけ走行もされているそうです。
マフラーと車高調が社外のものに交換されておりますが、ホイール同様にオリジナルの物は大事に保管されておりますので、そちらもお付け致します。
◆備考
https://www.gt40.com
上記のサイトにプロダクションシート(詳細仕様)が掲載されております。
程度を選べる車ではありませんし、ご縁が無いと手に入れられない車両です。
価格は相場と言うものがありませんので、数年前に購入したいと言う方からの数字を参考に出しております。
本気で購入したいと言う方のみのご見学、入札をお願いしたいので身元確認は必須事項となります。
フォードのパーツはこちら。
【パーツの杜】
https://partsno-mori.com/
(部品の他にも安くて楽しい趣味車両やレストアベース、部品取り車両等を掲載しております。)
※ 筆者は静止画、文章より格段に情報の多い動画をメインに紹介しております。
これは昨今の画質やインフラ、スマホ等のネット環境向上により、静止画や文章よりも格段に情報量が多く、なおかつオーナー様の雰囲気や声も入る事によって、この車のオーナー様の人となりも見えてきますので、買う人にとってはより具体的にイメージが出来る事ができます。
是非youtube動画を最後までご覧頂ければと思います。
個人売買の為に車両本体に消費税はかかりません。
車両は埼玉県に御座います。