1929年式 A型フォード
アメリカの自動車王であるヘンリーフォードが生み出した工業製品の大量生産方式、そこから生まれたT型はまさにその代表格でした。しかし、ライバル社の台頭もあり、既に時代遅れになりつつあったT型に変わり1927年に新たに投入されたのがA型でした。
2800ccのSV型4気筒エンジンにH型3速ギヤーボックス、4輪ドラムブレーキを装着、T型に見られた特殊な運転方法や、貧弱なブレーキやサス等を改め、ライバル社並の装備と質実剛健を売りに、T型の15年間のギャップを奪還、再びアメリカの自動車業界の大ヒット車となった。
ボディスタイルも多彩、2ドア&4ドアセダン、オープン、フェートン、バス、トラックとバリエーションを拡大、1930年にはラジエーター、ブレーキ等を拡大、電装システム等も改良され、排気量も3300ccに拡大され5.5インチタイヤの堂々たるスタイルのアメリカンパブリックカーとして君臨。
この車はT型からA型にモデルチェンジして2年目で、3280ccSV4気筒H型3速4ドアセダンで、アメリカで生まれ67年間本国で活躍し、はるばる日本に1996年に渡航してきた。
1996年〜2010年 某ショップにてフルレストア実施
2010年〜2013年 前オーナー様所有
2013年12月 現オーナー様購入
現在まで各所に渡り整備や交換等をされて車検も切らさず継続されています。
その間も大きなイベント等のパレードや展示なども楽しまれております。
◆◆外装◆◆
一度フルレストアされている車両なので、大きな傷や凹みも無くとても綺麗な状態です。
高品質な修復で保管状態も良い為に、レストア後の劣化も最小限かと思われます。
今回の車検で消耗品等はタイヤも含めて新品に交換されているそうです。
車検取得の為にオリジナルとは異なる箇所がございますが、これは致し方ない事かと思います。
◆◆内装◆◆
外装同様に綺麗な状態を保っております。
シートもふかふかでとても良い状態でした。
欠品パーツもございません。
スイッチやメーターも可動しております。
外装同様に国内登録の為にオリジナルとは異なる箇所がございます。
◆◆機関◆◆
電装関係は6Vから12Vに変換されています。
エンジンが掛かって走るだけでも凄い事かと思いますが、この個体はすこぶる調子が良いです。
オーナー様は整備士の資格も持ってらっしゃいまして、ご自分でもマメにメンテナンスをされておりました。
調子の良さは動画をご覧いただければご理解して頂けると思います。
◆◆備考◆◆
大変希少なお車ですから、引き続き大切にして頂ける方を希望致します。
画像最後にある冊子は購入されて頂いた方に差し上げます。
今後のメンテナンスについてや、わからない事等があったら、現オーナー様相談にのっていただけるそうです。
※ 筆者は静止画、文章より格段に情報の多い動画をメインに紹介しております。
これは昨今の画質やインフラ、スマホ等のネット環境向上により、静止画や文章よりも格段に情報量が多く、なおかつオーナー様の雰囲気や声も入る事によって、この車のオーナー様の人となりも見えてきますので、買う人にとってはより具体的にイメージが出来る事ができます。
是非youtube動画を最後までご覧頂ければと思います。
中古車販売店等での同程度の車両を購入をする場合、諸費用等で乗り出し価格に大きな差が出てきてしまいます。
個人売買は良い面、悪い面はあるとは思いますが、価格の面やオーナー様から直接車両の状態を聞けるメリットは大きいと考えます。弊社が間に入る事により個人間取引のデメリットは限りなく小さくする事ができますので、是非当サイトをご利用して頂ければと思います。
個人売買の為に消費税はかかりませんが、月割の自動車税とリサイクル券代金(ある場合)が別途に必要になります。
車は埼玉県秩父市にございます。