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◆アバルト595について
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アバルト595は、フィアット500をベースにアバルトがチューンアップした車両です。当初はアバルト500と呼ばれていましたが途中から595に統一されました。
主なラインアップは、快適性と上質感を重視した「ツーリズモ(Turismo)」、スポーツ性を重視した「コンペティツィオーネ(Competizione)」の2グレードです。
現行のアバルトは695ですが、2024年5月に生産中止、アバルト正規ディーラーでの取り扱いは在庫がなくなり次第、販売終了となります。
内燃機関のアバルトに代わり、EV化へと進むアバルトですが、私は寂しさを感じます。皆さんはどのように感じるのでしょうか。
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◆ご紹介する車両について
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今回ご紹介する車両は2017年モデルのアバルト595コンペティツィオーネです。
1.4リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載、ATモード付5速シーケンシャルトランスミッションの組み合わせです。
ブレンボ製ブレーキを標準装備、専用エグゾーストシステムの「Record Monza」をはじめ、赤いブレーキキャリパー、レザー製スポーツステアリングホイール、サベルト製スポーツシート、キセノンヘッドランプ、アルミ製ペダルなどが装備されています。
現オーナーさんは、昨年個人売買で購入されます。
衝動買いだったとお話もありました。
最初はディーラーのデモカーだったようです。
内外装の状態もよく、要所の整備記録なども残っていたため、購入に到ります。
その後、以下のモディファイを行います。
・左右シートレールをローポジションシートレールに交換(シートの高さが25mmダウン)
・左右シートリクライニングダイヤルを外側から内側に位置を移動
・ウインカーエクステンダー装着
・ステアリングコラムエクステンダー装着
・ダッシュパネルの表面にアルカンターラ生地張り付け
アバルト595の走りを楽しんで来られましたが、他にも面倒を見る車があり、そちらに気持ちを集中させたいということで売却を決意、エンスーの杜への掲載依頼となりました。
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◆外観
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きれいなグリジオカンポボーロカラー、アバルトのストライプデカールが左右に入ります。
塗装面はクリアもきれいですが飛び石によるキズが多少あり、タッチペイントで補修しています。また、左サイドスカートに部分にキズがあり、こちらもタッチペイントで補修しています。
フューエルタンクキャップはアルミ製に交換しています。(純正のキャップあり)
アルミホイールは純正17インチホイール、タイヤサイズは205/40ZR17を履いています。
タイヤは今年に入ってから新品に交換しています。
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◆内装
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黒のレザーステアリングホイール、サベルト製のバケットシート、アルミ製ペダルなど、アバルトの名に相応しい装備となっています。
コンビネーションメーターは「TFTメータークラスター」を採用しています。スピードメーター、レブカウンターなど基本情報はもとより、燃料計、水温計、燃費計、さらにエコ運転を5段階で評価する「エコインジケーター」が表示されます。さらに、スポーツモデルであるアバルトならではの特徴として、ドライブ中に発生するG(加速G/減速G/旋回G)を表示する「Gメーター」を搭載しています。
コンビネーションメーターの左にはブーストメーターがあり、スポーツモードに切り替えると「SPORT」の文字が赤く点灯し、パワーフルな走りを体感できます。
オーナーさんは乗りやすさを追求し、以下のことをモディファイします。
・左右シートレールをローポジションシートレールに交換(シートの高さが25mmダウン)
・左右シートリクライニングダイヤルを外側から内側に位置を移動
・ウインカーエクステンダー装着
・ステアリングコラムエクステンダー装着
また、ダッシュパネルのプラスチック感が気になり、表面にアルカンターラの生地を貼り、高級感を出しています。
オーディオはBluetooth機能付き純正ラジオ、ETCを装備しています。
エアコンはよく効きます。
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◆機関
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直列4気筒DOHC 16バルブインタークーラー付ターボを搭載し、ATモード付5速シーケンシャルトランスミッションと組み合わせです。
エグゾーストシステムの「Record Monza」を装備しています。
◆エンジンの仕様
種類:直列4気筒DOHC16バルブICターボ
総排気量:1368cc
最高出力:180ps(132kW)/5500rpm
最大トルク:23.5kg・m(230N・m)/2000rpm
過給機 IC付きターボ
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◆足回り
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オリジナルの足回りです。
◆足回りの仕様
・ステアリング形式:パワーアシスト付きラック&ピニオン
・サスペンション形式(前):マクファーソンストラット(スタビライザー付)
・サスペンション形式(後):トーションビーム(スタビライザー付)
・ブレーキ形式(前):ベンチレーテッドディスク
・ブレーキ形式(後):ディスク
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◆メンテナンスについて
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残っている記録簿をご紹介します。
◆2017年5月 納車前確認
◆2017年5月 新車1か月無料点検 718km
・エンジンオイル交換
◆2017年12月 点検 1,809km
・エンジンオイル交換
◆2018年2月 1年点検 3,001km
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルフィルター交換
◆2018年7月 リコール対策 4,104km
・C-18-005 メーターリプロ
◆2020年2月 車検点検 11,293km
・エンジンオイル交換
・クーラント交換
・ブレーキフルード交換
・フロントワイパーブレード交換
・ウォッシャー液補充
・ポーレンフィルター交換
・わさびデェール実施(カビや雑菌発生を防ぐ)
・O²センサー上流交換
・O²センサー下流交換
◆2022年2月 車検 52,581km
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルフィルター交換
・ブレーキフルード交換
・バッテリー交換
・エアクリーナーエレメント交換
・スパークプラグ交換
・ATミッションオイル交換
・フロント左ハブベアリング交換
◆2023年4月 1年点検 65,929km
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルフィルター交換
・クーラント交換
・ATミッションオイル交換
・タイミングベルト一式交換
・ウォーターポンプ交換
・フロントブレーキパッド、ローター交換
・リヤブレーキパッド、ローター交換
◆2024年 車検 68,078km
・クーラントブースター補充
・スペアキー製作
・ブレーキフルード交換
・ワイパーブレード交換
・エンジンオイル交換
・ATミッションオイル交換
スペアパーツを付けて頂けます。
・オリジナルの左右シートレール
・デュアロジックユニットASSY(中古、約1万7キロ使用)
更新記事(2024.11.8)
◆以下のパーツを純正に戻すと共に値下げをしました。
・左右シートレールのローポジションシートレール
・ステアリングエクステンダーの撤去
取り外したパーツは付属しません。
◆以下のストックパーツの付属を取りやめます。
・デュアロジックユニットASSY(中古、約1万7キロ使用)
車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。