フィアット500R、アバルト仕様のご紹介になります。
前後バンパーレス、グリルやマフラー等も変更されており、フロントにはダミーのフォグライトを装着、アバルト仕様も相まって小ぶりながら存在感のある個性的な一台に仕上がっております。
ドコドコッという2気筒エンジン独特の音、RRレイアウトによる走行フィールは独特なもので、足回りもスポーティな味付けに仕上げてあることからより一層キビキビ走る印象を受けます。
オーナーさんは2020年頃、馴染みのショップさんを通してイタリア本国より並行輸入されたばかりの状態で購入されます。
年式は1975年式、車検証の初度登録年は2020年12月となっております。
フィアット500Rの元々の排気量は594ccですが、本車両は647ccのエンジンが搭載されております。
走行距離はメーター読み8,000km程ですが、不明となっております。
機関系好調であり、ここ数か月間の走行頻度は週に一度程度、一度に30〜100kmほど走行とのことです。
高速道路もたまに走行されており、二人乗りの状態で時速80〜90km程度で走行されていると話されていました。
車体が小さい為、玄関脇の自宅内コンパクトガレージにて保管されており大変気に入っておりますが、年齢的な問題があり(エンスー界隈ではまだまだお若い方ですが)、そろそろ車の整理とのことで掲載に至りました。
車検証記載事項になります。
初度登録年月:令和2年12月
車台番号:FIAT110F5217・・・(下3桁伏字)
型式:-110F-
原動機の型式:126A1.048
総排気量:0.65L
備考:保安基準適用日、昭和50年12月31日(備考欄一部記載)
【外装】
年式なりの味わい、使用感が感じられます。
フロント荷室開口部付近に塗装剥がれ、右フロントフェンダーあたりに若干の擦り傷が見受けられますが、年式考慮するとそれほど気にならないとのことで、あえてそのままの状態、適度な使用感を残してあります。
塗装剥がれ、擦り傷などの細かな状態は、動画内の2分14秒あたりからでも確認することができます。
メッキミラーや三角窓金属部分などに関しましても適度なヤレがあり、年式なりの味わいを醸し出しております。
ヘッドライトは現代の車と比較すると決して明るくはなく夜間走行は暗めな印象とのことですが、こちらも程よく味わいを感じられるかと思います。
ルーフの雨どい、幌は良好な印象を受けます。
ウィンドウゴムモールの状態も良好かと思います。
12インチホイール装着です。
【内装】
アバルトのタコメーター付きメーター類が装着されております。
ステアリング、シフトレバー等も変更されております。
シートカバーが装着されており、運転席側のシートは破れが見受けられます。
運転席側ドアは、開けたままの状態にはできず、その重みで閉じてしまいますがこちらは大した問題ではないかと思います。
【機関】
一発始動であり特に不具合はございません。
エアコンは装着されておりませんので、その為バッテリーへの負担も極力抑えているとのことです。
取材日の1ヶ月ほど前にも高速で往復230kmほど走行、特に問題有りませんとの報告を受けております。
【主な整備履歴】
記録簿は前回車検時(令和6年2月)のもののみございます。
【付属品】
下記、希望であればお付け致します。
・純正フロントシート(運転席、助手席、元々装着されていたもの)
・前後バンパー(元々装着されていたもの)
・チンク用オイル20W-50 一箱12本入り未使用
お車は茨城県にございます。
個人売買の為、消費税はかかりません。
ご購入の方は、自動車税の月割り額とリサイクル料¥3,800-の別途ご負担をお願い致します。