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       ◆アバルト 695 エディツィオーネ マセラティについて
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       アバルトモデルの中でひときわ光彩を放つモデルに「アバルト695 エディツィオーネ マセラティ」があります。アバルトのスポーティさとマセラティのエレガントを共存させた限定モデル(100台)です。
       パワーユニットは、1.4リッター 直列4気筒DOHC16バルブターボエンジンを搭載、トランスミッションには、ATモード付5速シーケンシャルトランスミッション「アバルト コンペティツィオーネ」を採用しています。
       ボディカラーは「ポンテベッキオ ボルドー」を採用、サイドボディとトラックリッドには、アバルトとマセラティのコラボレーションを示す専用バッジを配しているほか、ホイールは、マセラティのエンブレムであるトライデント(三叉の銛)をモチーフとした専用の17インチ アロイホイールを装着しています。
       インテリアには、オーディオにJBL製Hi-Fiサウンドシステムを採用、サンドベージュのレザーシートには695のエンボスが施されているほか、専用のカーボンキックプレートや車両シリアルナンバープレートなど、特別な仕様となっています。
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       ◆ご紹介する車両について
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       今回ご紹介する車両は、2013年モデルのアバルト695 エディツィオーネ マセラティです。世界499台限定の内の100台が日本に割り当てられたモデル、いかに日本の市場が大切であることがわかる出来事です。もちろん、直ぐに完売となります。
       全世界も瞬く間に完売となったそうです。
     ワンオーナーカー、奥様の足として使用されてきたアバルトです。
       ご夫婦ともにマセラティ好き、そのデザイン、その佇まいがエレガントであることが気に入って購入されます。
       そしてもう一つ購入動機があります。それは、カーグラの元編集長の故小林彰太郎さんが最後の車としてアバルト695エディツィオーネ マセラティを選択したということです。日本の「モータージャーナリズム」を築き上げた第一人者が選択した車なら、ぜひ同モデルに乗ってみたいと思われたそうです。
       走行距離は10万キロにもう少しで手が届きますが、ずっとディーラー整備、特に不具合が起きたことはないそうです。
       しかし、他にも面倒をみる車両があり、車庫整理のため、売却を決意、エンスーの杜への掲載依頼となりました。
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       ◆外観
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       ボディカラーは「ポンテベッキオ ボルドー」です。
       マセラティにはよく使われているカラーです。
       外観はきれいな状態です。
       ボディの両サイドとバックには1960年代のアバルトに使われていたものをリデザインしたエディツィオーネ マセラティの専用のエンブレムが付いています。
       それとその下にはマセラティのエンブレムであるトライデントが付いていました。
       これはディーラーの方に勧められて装着したそうです。
       多少の飛び石のキズとホイールのガリキズがありました。
       フロント3角パネルのゴムの劣化が見られました。
       ルーフは電動開閉式ソフトトップ仕様です。
       アルミホイールは専用ホイール、タイヤサイズは205/45R17です。
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       ◆内装
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       マセラティの名にふさわしいエレガントな内装です。
       シートは、ベージュ・サッビアのポルトローナフラウ製のレザーを使用しています。
       インパネのカーボンパネルはマット仕上げとなっています。
       マセラティのテイストを感じる大人の内装に仕上がっています。
       パーツによりべたつきが見られる個所がありました。
       センターコンソールにシリアルプレートがあり、シリアルNo.276と表示がありました。
       サイドにあるスカッフプレートにもマセラティのロゴがありました。
       特別な一台ということですね。
       コンビネーションメーターの右にはブーストメーターがあり、スポーツモードに切り替えると「SPORT」の文字が赤く点灯し、パワフルな走りを体感できます。
       ナビゲーション、ETC、レーダー探知機、ドライブレコーダーを装備しています。
       付属品としてイタリアの革製品のバッグメーカーであるタラモンターノの専用ボストンバッグが2個あります。もちろん未使用です。
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       ◆機関
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       エンジンは、1.4リッター直列4気筒DOHC16バルブターボエンジンを搭載、トランスミッションには、レーシングスタイルのパドル式スイッチを備えるATモード付5速シーケンシャルトランスミッション「アバルト コンペティツィオーネ」との組み合わせです。
       ◆エンジン仕様
       種類:直列4気筒DOHC16バルブICターボ
       総排気量:1,368cc
       最高出力:180ps(132kW)/5,500rpm
       最大トルク:25.5kg・m(250N・m)/3,000rpm
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       ◆足回り
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       オリジナルの足回りです。
       ◆足回りの仕様
       ・ステアリング形式:パワーアシスト付きラック&ピニオン
       ・サスペンション形式(前):マクファーソンストラット
       ・サスペンション形式(後):トーションビーム
       ・ブレーキ形式(前):ベンチレーテッドディスク(4ポットタイプ)
       ・ブレーキ形式(後):ディスク
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       ◆メンテナンスについて
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       手元に残っている記録簿を以下に記載しました。
       ◆2016.5 車検 40,417km
       ・エンジンオイル交換
       ・エンジンオイルエレメント交換
       ・ブレーキフルード交換
       ・タイミングベルト一式交換
       ・ウォーターポンプ交換
       ・スパークプラグ交換
       ・エクリーナーフィルター交換
       ・トランスミッションオイル交換
       ・デュアロジックフルード交換
       ・フロントワイパーブレード交換
       ・A/Cフィルター交換
       ・リヤブレーキパッド交換
       ・ワコーズクーラントブースター注入
       ・ワコーズマジック5注入
       ・ワコーズフューエルワン注入
       ・ワコーズプレミアムパワー注入
       ・ワコーズレックス注入
       ・オベロンスラッジナイザーラボ注入
       ・オルタネーター修理(保証修理)
       ◆2020.5 車検 80,822km
       ・エンジンオイル交換
       ・エンジンオイルエレメント交換
       ・エンジンオイルドレーンガスケット交換
       ・LCC交換
       ・ブレーキフルード交換
       ・フロントブレーキローター交換
       ・リヤブレーキローター交換
       ・フロントブレーキパッド交換
       ・リヤブレーキパッド交換
       ・バッテリー交換
       ◆2022.6 車検 92,086km
       ・エンジンオイル交換
       ・エンジンオイルエレメント交換
       ・タイミングベルト交換
       ・タイミングテンショナー交換
       ・ウォーターポンプ交換
       ・LLC添加剤注入
       ・発炎筒交換
       ・右フロントシートサイドカバー修理
       ・トランクパッキン修理
       ・ナンバー灯配線修理
     車は愛知県にあります。
       個人売買の為、消費税などかかりません。
       リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。