＜フィアット パンダについて＞

フィアット パンダはイタリアのフィアット社が製造・販売する小型ハッチバック車であります。
初代モデルは1980年から2003年まで大きな変更を受けずに継続されたロングセラーになります。

オイルショックに伴い、燃費面で有利なコンパクトカーの開発が各社で行われていた1970年代にティーポ ゼロと呼ばれるフィアット社内のプロジェクトを元にフィアット・126とフィアット・127の一部を置き換えるべく誕生したのが初代パンダであります。

このモデルは、当時経営状態が芳しくなかったこともありフィアット社史上初めて、開発を全面的に外部委託した車となりました。
その開発を担当したのはジョルジェット・ジウジアーロ率いるカロッツェリア・イタルデザイン。

開発、製造コスト低減のため、すべての窓を平らな板ガラスとするなど
ボディは直線と平面による構成となったがパッケージングの鬼才と言われるジウジアーロらしく簡潔ながらもスペース効率にも優れたスタイリングとなっております。

発売当時、ジウジアーロ自身が自分の最高傑作だと述べていたそうです。

＜当車両について＞

オーナー様は2014年10月に外国車専門店にて購入し今に至ります。
取説・マニュアル関連あり、整備記録一部あり、事故歴・修復歴不明（現オーナー時は無し）
社外オーディオ・ETCあり　キャンパストップ付き

記録簿より歴代オーナー様のメンテナンス履歴は下記になります。(一部抜粋)

2013年8月(115342km)
・オルタネーター交換
・左ドライブシャフトブーツ交換
・R右ハブベアリング交換
・Rホイールカップシリンダ交換

2013年9月(115711km)
・タイミングベルト一式交換
・ウォーターポンプ交換

現オーナー様のメンテナンス及びカスタマイズ履歴は下記になります。(一部抜粋)

・ラジエター交換
・ダイナモベルト交換
・エアコンベルト交換
・Rホイールカップシリンダ交換
・バルブカバーパッキン交換
・エンジンアース取り直し
・ルーフキャリア取付
・ハッチゲート交換(VAN仕様)
・ホイール交換(イタリアBWA製)
・フロントグリル交換(ビッググリルへ交換)

複数のエンスー車を所有されるオーナー様ですが今回、ガレージ整理のため掲載されました。
オーナー様より、「イタリア現地で働く車、テレコム（日本で言う旧電電公社）仕様」にしたくCLXベースにVan仕様にカスタマイズしてきました。
Pandaオーナーになる方には、この辺、ご理解いただけるものだと思います。
Pandaライフを楽しんでいただける方にお譲りしたいということで掲載する運びとなりました。

＜外装＞

ロッソのボディ色はとても艶もあり、良い状態です。
オーナー様は紫外線による色の退色防止のため、ボディカバーをかけて保管されているとのことでした。

残念ながらリア右フェンダーにタッチアップ跡、リアバンパーに擦り傷が見受けられました。
また右ドアミラーカバーに軽微なクラックが見受けられました。
　　　

詳細はご見学時に現車確認をお願いします。

＜室内＞

モケットの室内は全体的綺麗な状態を保たれています。
キャンパストップに切れ破れは見受けられませんでした。

詳細はご見学時に現車確認をお願いします。

＜エンジン＞

始動性はとても良好でアイドリングも安定しておりました。
オーナー様曰く、クーラーは効きますとのことでした。

詳しくはyoutubeに動画アップしましたのでご確認頂きたいと思います。

＜取材後記＞

コンディション維持のため、走行距離は伸びますことをご了承ください。

オーナー様のご厚意により、下記パーツをお付け頂けるそうです。

・純正ハッチゲート
・イタリア テレコム社ステッカー
・クォーターガラスに取り付ける可動パネル
・スポルティーバ用フェンダーアーチ

なお、オーナー様ご多忙のため、ご見学については購入検討の方のみに限らせていただきます。

個人のため、消費税はかかりません。
リサイクル料(9150円)及び及び自動車税の残存期間分は別途ご負担下さい。

 

車両は栃木県にあります。

以上の記事内容は、オーナー様のコメントをもとに作成したものです。

整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。

詳細は車両見学の際にご確認ください。