エンスーの杜  トップページに戻る   車両一覧に戻る


フィアット500F(サンバーコンバージョン) 1972年式
車検 2022年8月 走行 不明 備考 中古並行車 3AT 複数オーナー ETC
長さ 297cm 143cm 高さ 134cm 重量 670kg 排気量 658cc
2020年11月17日

とても程度の良いヌオーバ・チンクエチェントの、サンバーエンジン仕様車です。

チンクエチェントが好きで乗りたいと思っている人は多いですが、いざ実際に所有するとなると幾つかのハードルがあることは否めません。

主なところでは、

・信頼性の低さ(’57〜’77年製造の車です)
・非力(高速道路でも80〜90km/hがやっと)
・MTしかない
・エアコンがない

といったあたりが挙げられるかと思います。

今回のお車は、そのあたりのウイークポイントを解消したうえ、コンディションがとても良い車両となります。

●● プロフィール ●●

現在のオーナーさんは、2018年の8月に関西の専門店にてベース車両を購入し、購入後に横浜市の専門店で理想となる状態にするためレストアやモディファイを順次加えて行きました。

その内容としては、

・内外装のレストア
・サンバーコンバージョン(エンジン含むリアアクスルの載せ替え、AT、ブレーキ回り、エアコンの載せ替え)

になりますが、特筆すべきはその仕上がりの良さです。

安心して乗れるチンクエチェントを探していたオーナーさん曰く「似たようなサンバー仕様車は他にもあったが、クオリティがここのものが一番良かった」とのことです。

そして、そのショップさんで予算を潤沢に掛けてこの車が造り上げられました。

どれほどかといえば、オーナーさんが「感覚的には95%のパーツを交換した」と言うくらいの手間と多額の費用が掛けられているとのことです。

●● 外装 ●●

どこを取ってもピカピカに輝いている外装です。

変えられるものは全て新品に交換したとのことで、その言葉に違わぬ輝きがあります。

ボディの塗装はもとより、エンブレム類やゴムモール、ウエザーストリップ類、バンパーやミラーといったメッキパーツ、ガラスまで交換されています。

ホイールはサンバー用の鉄ホイールが、やはり新品で入っています。

キャンバストップも新品交換されていますが、シーリングに関しては専門業者を呼んでやってもらったとのことで、雨漏りもないとのことです。

テールランプも新品交換されましたが、これに関しては既に若干の経年劣化が出てしまっています。

言い換えれば、それほど純正パーツはデリケートだと言いますか、気になるのは唯一それくらいといったところです。

●● 内装 ●●

こちらも非常に美しく仕上げられています。

強いて挙げれば、ルーフに貼ってある遮音材の角が若干剥がれ掛けていることと、リアウインドウのウエザーストリップの角にやはり若干の浮きが認められますが、気になるのはその程度です。

シートは表皮だけでなく構造材までやり直したとのことで、掛け心地もヘタリなどなくとても良好です。

ステアリングはナルディ・クラシックのウッドに交換されていますが、こちらもピカピカです。

ステアリングポストの下にはブレーキマスターシリンダーが、さらにその下には追加メーター(燃料計、水温計)が設置されています。

助手席足元にサンバー用のエアコンユニットが鎮座しているので足元は狭めです。

ドアハンドルやウインドウレギュレーターは元のままで未交換とのことですが、キレイな状態です。

シフトノブは社外品のアルミ削り出しでMT風のものが装着されています。

シートベルトもサンバー用の3点式が装着されています。

●● 機関・足回り ●●

サンバーのエンジンや駆動系が一切移植されています。

そのため、リアトレッドがワイド化されていますが、コーナリング時の踏ん張りも良くなるといった効果もあるとのことで、そこも重視したとのことです。

現在快調ですが、始動時に若干アフターファイヤーが発生する場合があります。

ATもサンバー用の3ATに換装されています。

ブレーキ系統もサンバー用が使われているとのことです。

マフラーはホンダ用(車種不明)とのことです。

●● インプレッション ●●

ひと目見て美しい外装、特にアイボリーホワイトの艶やかさに引き込まれます。

本来、濃色系より艶感が目立たないものですがさにあらず、ビカビカと言っても過言ではありません。

それは、メッキやゴム、ガラスといったとパーツというパーツがことごとく美しいからに違いありません。

張り出したリアフェンダーだけノーマルとは異なる雰囲気を醸し出していますが、これはこれで個性的で面白いと言えますね。

ドアを開けると外装色と共色のアイボリーのパネルに赤のレザーというひときわ華やかなコーディネートがされており、そのフィニッシュもやはり美しいですね。

助手席にて試乗させていただきましたが、エンジンのフィーリングは当然ながらサンバーそのものといった感じです。

ただそれはいい意味でということであり、軽自動車用エンジンとはいっても3気筒とは違って4気筒ならではの振動の少なさ、静粛性、マイルドなフィールなど、もともとチンクエチェント自体が簡素な車なだけあって、サンバー用4発の長所がダイレクトに享受できていると感じます。

この車体に対してのパワーもじゅうぶんで、空冷2気筒のあのビートこそありませんが、EN07ユニット独特のサウンドを奏でながらパワフルに走るといった印象です。

故障自体もしにくいでしょうし、した場合の修理のしやすさ、費用のかからなさももちろんメリットでしょう。

乗り心地に関しても、このショートホイールベースだけに相当跳ねる事には違いないのですが、角がとても丸い感じで思いのほか心地よく、全く不快な部分がないのは驚きです。

これには中身からやり直したというシートの出来も大きく寄与しているようで、これなら快適なドライブが楽しめる事でしょう。

●● その他 ●●

キーは、

・エンジンキー2本
・ドア4本
・エンジンフード2本

が揃っています。

また、カバーライトのカーカバーをお付けします。

取材時が日陰かつ夕方のため、画像や動画の色合いにバラツキがある関係上、現車確認をお勧めしますが、オーナーさんご多忙につき購入を前提とした場合のみとさせていただきます。

●● まとめ ●●

サンバーのパフォーマンスと信頼性、エアコンの快適性、ATのイージードライブを手に入れたチンクエチェントは、肩肘張らずにチンクと付き合いたい向きにはうってつけの車です。

見るところ触れるところ全てがキレイなので気分も清々しくなるし、乗り心地良く快適で、でも本物のチンクエチェントというこの車は、ある意味チンクのいいとこ取りのような車と言えるかもしれません。

オーナーさんは車両整理の一環で売却を希望されています。

お車は、東京都小金井市にあります。

個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料(8,910円)と月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
SOLD
画像クリックで拡大出来ます
とても程度の良いヌオーバ・チンクエチェントの、サンバーエンジン仕様車 です。
キャンバストップを開けた姿がキュートですね。
内外装のコンディションが抜群です。
オールペンのみならず、メッキやゴム、ガラスなどほとんどやり直しています。
サンバーの駆動系のため、リアフェンダーが張り出しているのが特徴です。
エンジンはサンバー用のため、信頼性や動力性能が大幅にアップしています。
 
 
フロントからサイドにかけて目立つキズはありません。
 
灯火類も良好ですね。
 
クラシックカーにしてドアップに耐えられるコンディション。
 
 
 
 
 
塗装、ゴム、メッキ、ガラス、キャンバストップ・・・全てキレイですね。
 
リア回りもとてもキレイですね。
 
 
 
テールランプも新品交換しましたが、既に若干の劣化が見られます。
 
ホイールは概ねこのようなコンディションで、至ってキレイです。
 
 
フロントフード内もとてもキレイですね。
ガソリンタンクや補機類で占められ、荷物はほとんど入りません。
サンバー用4気筒SOHC8バルブエンジンに換装されています。
 
下回りも非常にキレイですね。
 
シンプルなインテリアに赤のビニールレザーが映えますね。
 
 
追加メーターとサンバー用ブレーキマスターシリンダーはここに。
 
 
 
見た目は薄くシンプルそのものながらクッション性がなかなかに高いシート。
サンバー用エアコンユニットです。
  
 
 
 
天井の遮音材の角に若干の浮きがあります。
リアウインドウのゴムモールの角に若干の浮きがあります。


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 本部
TEL/090-2540-5952(ヤマナカ)

またはEメール↓にて
エンスーの杜車両問い合わせ
tom6343968@gmail.com

※メールサーバーのセキュリティにより、メールが届かないケースが報告されています。
担当者より24時間以内に返信が無い場合は、お電話でお問い合わせください。

※メーラーが開かない場合は、メアドをコピーしてください。


  エンスーの杜    トップページに戻る   車両一覧に戻る   上に戻る