フェラーリ308 GTS
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ピニンファリーナデザインの、初代「GTB」の追加車種として、1977年に発表された「GTS」
ボディ素材はスチールに変更、脱着式のルーフを備え、キャブレター仕様の1980年までに3219台生産されました
今回紹介する車両は1979年式、国内登録1988年になります。
オーナーさんは2016年12月、知合いの整備工場所有のこの車両に出会い譲り受けました。(当時のメーター表示で7800km)
米国仕様として生産された車両ですが、購入時に外装(前後バンパー・エンジンフード・純正マフラー)は本国仕様にモディファイされていたそうです。
購入から約5年間、機関・内装・外装と整備を実施し、良いコンディションを維持されています。
専用ガレージにて保管・禁煙・雨天未使用と大切所有されておりましたが、今回車両入替の為に売却されるとのこと。
■外装について
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・ロッソコルサのボディに気になるダメージ無く、艶あり大変綺麗な状態です
・本来米国仕様ですが、前後バンパーとエンジンフード、純正マフラーを本国仕様に交換済です
・バンパーに焼けや劣化無く大変綺麗です
・フロント廻りはクリアの劣化があった為、昨年再塗装済です
・ヘッドライトに曇り無く良好です
・テールレンズの劣化は軽微です
・ホイールはレプリカの16インチ、ガリ傷無く良い状態です
・タイヤは「PZERO NERO」サイズはF205/55/16、R225/50/16
・左サイドピニンファリーナプレート付近に、2センチ程の黒いゴム系の擦り痕があります
・下廻りの錆は軽微です
■内装について
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・両シート、ヘッドレストは補修済で大変綺麗な状態です
・カーペットや内装は年式の割には良好で、気になるような大きな汚れやダメージはありません
・ダッシュボード廻りにダメージなく良い状態です
・ステアリングはMOMOに換装済で擦れは軽微です
・フロントトランクはダンパーが効かず、使用時は支える必要があります
・スペアタイヤは付属していません
機関、電装について
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・オドメーターは購入時よりデジタルの物に換装されていたそうで、走行距離は実走行ではありません
・ACは購入時には取外されていた為、使用出来ません
・キャブレターのファンネルは空気取入口にネットが付いている物に換装済(オリジナルは付属します)
・キャブレターのエアクリーナーは取外されていて、オリジナルはありません
・キャブレターを同調するチョークリンクが無く、チョークは使用出来ませんが、走行には影響ありません
・デスビは当時シングルとツインのタイプがありましたが、この車両はシングルデスビです
・オイルクーラーの強制ファンスイッチを車内に増設しています
・ヘッドライトはスムーズに動作し問題ありません
・トランク内に「RUST ARRESTOR」電気的な錆止め装置を設置してある為、ボディの錆は軽微です
・現在エンジンの調子は良く、走行に不具合はありません
■メンテナンス履歴
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2016年12月
・タイミングベルト交換
・テンショナーベアリング交換
・DCNFダイヤフラム(キャブ加速ポンプ)交換
・エンジン調整
・エンジンオイル交換
2017年1月
・ウィンカーリレー交換
2017年6月
・キャブレターオーバーホール
2017年9月
・シリンダーガスケット交換
・カムベルト交換
2017年10月
・オイルシール交換
・ガスケット交換
・キャブレターファンネルをネット付に交換
2017年12月
・シリンダーヘッド、バルブ分解修理
2018年1月
・エグゾーストバルブ交換
2018年2月
・ウォーターポンプ交換
・オイルフィルター交換
2018年7月
・デスビ分解修理
・イグナイター交換
・イグニッションコイル交換
・プラグコード交換
2018年11月
・左右ヘッドカバーガスケット交換
・カムエンドガスケット交換
・デスビガスケット交換
・プラグ交換
・フューエルホース交換
・キャブレター分解整備
・左右ドアミラー交換
・ETC取付
2018年12月 走行7906km
・車検整備
・オイル交換
・ブレーキフルード交換
・ラジエター脱着整備
・クーラントホース交換
2020年10月
・両シート擦れ破れ補修
・両シートヘッドレスト表面補修
2021年2月 走行8348km
・車検整備
・オイル交換
・ブレーキフルード交換
・バッテリー交換
・左右フロントフェンダー、フロント廻り板金塗装
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■付属品
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・純正キャブレターファンネル4個
車両は東京都にあります
車両代金の他に精算する費用はありません
個人売買の為、消費税はかかりません