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シトロエンBX 16 TRS 1986年式
車検 2022年1月 走行 127,539km 備考 ディーラー車(西武自動車もの)、初期モデル、左ハンドル、ボビンメーター、ハイドロニューマティックサスペンション、エアコン装備、5速マニュアル、ETC
長さ 423cm 166cm 高さ 136cm 重量 1000kg 排気量 1570cc
取材日2021年9月20日

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◆シトロエンBXについて
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シトロエンBXは1982年に発表されます。日本では1985年から西武自動車で販売、のちにマツダのユーノス店でも販売されます。

デザインはイタリアの有名カロッツェリア、ベルトーネ社、実際にエクステリアデザインを担当したのは、当時ベルトーネに在籍し、ランボルギーニカウンタックやディアブロで名を馳せたM・ガンディーニだったようです。直線を基調とするスタイリングは、極めて個性的です。

エンジンはプジョー製で、当初は1400ccと1600ccの直列4気筒SOHCガソリンがあり、トランスミッションは1400ccがエンジン下、1600ccがエンジン左横とレイアウトが異なっていました。

1983年にはディーゼルエンジンが登場します。当初は自然吸気の1900cc、のちに1800ccや1800ccターボ車が加わります。1984年には1900ccのガソリン車が登場、1987年にはこれのDOHC版が追加されます。

サスペンションはフロントがマクファーソンストラット、リヤがトレーリングアームを採用。ストラットタイプと「ハイドロニューマティック」の組み合わせはBXが初めてだったそうです。

ボディタイプはハッチバック形状のセダンとブレークと呼ばれるステーションワゴンがありました。

日本では当初16TRSのMT車のみでしたが、後に19TRSやブレーク、GTIといった仕様が追加、AT車も追加されます。シトロエンBXはシトロエン社史上、2CVに続く販売台数を誇り、ヨーロッパにおいてVWゴルフ(タイプ2)と並ぶ一大ベストセラー車となったそうです。

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◆ご紹介する車両について
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今回ご紹介する車両は、1986年モデルのシトロエンBX 16TRSです。
現オーナーさんは個人売買で約2年前に購入、現在に至ります。
もともと、フランス車大好きの方、過去にもエンスーの杜に掲載して頂いた方です。
そのときはシトロンCXでした。
フランス車好きな方は、一生共にされる方が多いと聞きます。
現オーナーさんのカーライフにも、必ず1台はフランス車があったそうです。

さて、今回のお車ですがディーラー物、1.6リッターSOHCエンジン搭載、ウェーバーシングルキャブ、5速のマニュアルトランスミッション、エアコン付きです。

購入時はあまり調子が良くなかったため、オーナーさんの主治医であるショップに入庫し、点検修理を実施します。

その内容は以下の通りです。
・タイミングベルト交換
・タイミングベルトテンショナー交換
・ウォーターポンプ交換
・クーラント交換
・ファンベルト交換
・クラッチキット交換
・クランクシール交換
・ミッションシール交換
・デフシール交換
・ドライブシャフトベアリング交換
・キャブOH(キャブOHキット使用)
・エアクリーナー交換
・エンジンオイル交換
・エンジンオイルフィルター交換
・トランスミッションオイル交換
・燃料ホース交換(アダプタ製作)
・点火プラグ交換
・ポジションライト交換(2個)
・リヤウインドウ修理
・ダッシュ脱着固定加工
・ライトスイッチ修理
・ストップライトスイッチ交換
・ワイヤレスリモコン取り付け(社外品)
・LHM交換(5個)
・ミラー修理
・フロントブレーキローター交換
・ブレーキパッド交換
・サーモスタット交換
・添加剤注入(8020)
・内装修理、塗装、合皮張り替え
・メーター修理(配線関係)
・ステアリングパワーシリンダー交換

一通り手が入り、気になる箇所はなくなりましたが、他に気になる車があり、手放すことに、エンスーの杜への掲載依頼となりました。

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◆外観
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ボディカラーはホワイトカラー、バンパーはグレーカラーです。
初期型モデルのため、ボンネットとテールゲートは樹脂製、それ以外はスチールです。
リヤフェンダーにはハーフスカートがあり、ハーフスカートを採用した最後のモデルとなります。
ヘッドライトはLEDライトに交換しています。
社外のワイヤレスリモコンドアロックを装備しています。
塗装の状態は年式相応と思います。クリアの剥がれがありました。
またバンパーは劣化があり、色落ちがあります。
フロントドアLHに凹みがあり、助手席側ドアにはサビが見られました。
また、リヤドアLHにドア落ちが少し見られます。
ウインドウガラスサッシは塗装の剥がれが見られます。
リヤスポイラーの色落ち・・・何といっても販売から35年経過している車両です。
それなりの経年劣化があるのは仕方がないと思います。
ホイールは純正スチールホイール、タイヤサイズは165/70R14です。

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◆内装
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前衛的なデザインは、現代でも通用する魅力的な内装と思います。
メーターは特徴的なボビンメーターです。バーグラフ式のタコメーターとドラム式のスピードメーターが組み合わされたものです。
メータークラスターの左右にあるサテライトスイッチは、ライト、ワイパー、ホーン、ハザードなどを集中させたもの、ハンドルから手を放さず操作ができます。
インパネパッドは劣化があったため、スカイブルーカラーの合皮を張り直しています。
フロントデフロスターのパネルは劣化があり、交換しています。
コンビネーションメーターはプリント基板に劣化があったため、配線を引き直しています。ただし、油圧計が作動しませんでした。
その理由は油圧計を作動させる配線がなかったためです。
おそらく、前のオーナーさんがコンビネーションメーターを油圧警告灯付きのものから油圧計付きのメーターを交換したのではということでした。(定かではありませんが)
エアコンの切換えスイッチの調子が良くないので、ステアリングコラムのところに別スイッチを増設しました。(トルグスイッチです)
ヒーターファンの風量が弱かったため、ブロワーモーター(2個)を国産のものに交換しています。
エアコンはよく効いていました。
シートはファブリック地、破れはないのですが、少し汚れている個所があります。
ドアミラーRHの調整ノブが壊れています。
オーディオはカセットプレイヤーです。
後席の日差しを防ぐサンシェードが装備していました。

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◆機関
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機関は調子がいいようです。
キャブレターはOHしています。
エンジンオイルの滲みが少し見られました。
◆エンジンの仕様
・エンジンの種類:水冷直列4気筒SOHCエンジン
・総排気量:1,579cc
・最高出力:92HP/6,000rpm
・最大トルク:13.4gk-m/3,500rpm
・燃料装置:ウェーバーキャブレター
◆駆動方式:前輪駆動(FF)
◆トランスミッション:5速マニュアル

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◆足回り
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シトロエン独自のハイドロニューマティックサスペンションです。
4段階に車高を変えることができるハイドロニューマティックサスペンションは正常に機能していました。
ブレーキは4輪ディスクブレーキ、ステアリングはラック&ピニオン式です。
ハイドロニューマティックシステムは当初オイル漏れがあったそうですが、修理後漏れはないそうです。
ステアリングパワーシリンダーを交換しています。
◆足回りの仕様
・ステアリング形式:ラックアンドピニオン(パワーアシスト付き)
・フロントサスペンション形式:ストラット式(ハイドロニューマティック)
・リヤサスペンション形式:トレーリングアーム式(ハイドロニューマティック)
・フロントブレーキ形式:ディスク
・リヤブレーキ形式:ディスク

車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 SOLD
画像クリックで拡大出来ます
直線のデザイン、ガンディーニですね
リヤはシンプルなデザイン
それしても個性的な佇まいですね
 
ハッチバックスタイル
 
 
初期モデルはヘッドライトとサイドターンライトが別体式
ヘッドライトはLEDライトに交換しています
サッシ関係の塗装状態
ドアの凹みとサビ、塗装のクリアとリヤスポイラーの塗装状態
シンプルなテールライト
 
左サイドシルアンダーボディ部
右サイドシルアンダーボディ部
14インチの純正ホイール
コックピット
サテライトスイッチLH
コンビネーションメーター
サテライトスイッチRH
センターコンソール部
グローブボックス
フロアコンソール部
ハイドロの切換レバーと各パワーウインドウスイッチ
メーターパッドの浮きが少しあります
エアコンの切換えスイッチ(増設)
ETC
インパネパッドは張り替えています
ドライバーズシート
パッセンジャーシート
リヤシート
センターピラーのルームライト、他車のものを流用しています
天井
リヤシェルフ部
リヤサンシェード
ABCペダル
ドアトリム
ドアミラーの調整ノブが折れています
エンジンルーム
LHMタンクAssy(ホース類を日本製に交換)
フロントスフィアLH
フロントスフィアRH
エンジンオイルパン部
トランスミッション下部
トランクルーム
スペアタイヤ
サスペンション、リヤスフィア
エキゾーストマフラー
ヘインズマニュアル
キー、リモコンスイッチ


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 愛岐オフィス
TEL/090-4853-3008(アサカワ)

またはEメール↓にて
エンスーの杜車両問い合わせ
asakawa-m@msh.biglobe.ne.jp

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