シトロエン　BX　について
シトロエンBXは、GSA と　CXの車格の間を埋める目的で1982年秋にパリサロンで発表されました。
1993年に後継車種のエグザンティアが登場するまで製造されました。
1987年以降の後期型と、それ以前の初期型に大別されます。
初期型では、ボビン（回転ドラム）型スピード・メーターをはじめ、ウィンカー（セルフキャンセルされない）やライト、ワイパー、ホーン、ハザードのスイッチ類をメータークラスターに集中配置するなど個性の強いものを採用していました。
デザインは内外装ともにイタリアのカロッツェリア、ベルトーネ社において、
ランボルギーニ・カウンタックなどのデザインで有名なマルチェロ・ガンディー二が手掛けました。

当車に付いて
令和1年6月に個人売買でセカンドカーとして購入されました。
これまで欧州車を中心にいろいろ乗られてきたそうですが、ちょっと手が掛かりすぎかなと言われておりました。
さすがフランス車とでも言いましょうか。
後期型と思われます。ボビンメータでは無いタイプです。
車検証に記載走行履歴　平成30年が72000ｋｍでした。
現オーナー様になって15000ｋｍ以下の走行距離と推測されます。
乗らな過ぎたのが不具合の一因ではないかと思い、もっと乗ってもらえる方に譲った方が良いのではないかという結論になりました。
撮影当日ちょっと寂しいなと一言。

■外装
　画像は多少写りが良いと思います。
以前のオーナーにより、再塗装されているという事です。
FRP部分、樹脂部分、経年劣化により退色している箇所が多々あります。
FRPを多用している車なので致し方ないでしょうか。
また、擦れ傷等多数有ります。
特にリアバンパー右角に目立つこすれた傷があります。
一応同色でタッチアップしています。
荷室リアウィンドウに傷があります。
（スモークの傷の様ですが、判断しかねます）

■室内
余裕のある室内です。
使いつくされて来たという感じは全くしないのですが、フランス車ならではの独特な古臭さを感じさせます。
運転席シートは、他のシートに比べて使用感が有ります。
天井の垂れは無く、サンルーフは問題無く開閉、正常に動きます。
タバコ臭などの匂いは有りません。
エアコンも国産車並みとは行きませんが効いています。
（寒い日だったので判断しかねます）
ダッシュボードにクラックが見られます。
ダッシュボード物置にクラックが有ります。
荷室は使用感が有ります。一部配線が出ている箇所が有ります。
荷室を仕切るサンシェードが付いています。

■機関
フロントマクファーソンストラット、リヤトレーリングアームのサスペンションはハイドロニューマチックです。
エンジンルーム内油圧ホース、ポンプ等を約一年前修理しました。
その他、ラジエーター、サーモスタットなど水廻りの修理をしました。
昨年10月車検時にバッテリー、燃料タンク、燃料ホースの交換もしています。
（現オーナー様分の明細は残っています）
エンジンは現在好調とのことです。
主にシトロエンの専門店にて修理をされております。
画像にもございます通り、ハイドロは問題無く機能しております。
リアパイパーのスイッチが、インパネから移設されています。
エンジンの温度計が新設されています。
正常に機能していますが、パワーウィンドウ、サンルーフの動きがやや遅いです。

■その他
オーナー様のご厚意で、少しドライブして頂きました。
シトロエンの乗り心地は、やはり格別だと思います。
目線が動かないとでもいいましょうか？！
乗車撮影中のカメラのブレが圧倒的に少ないです。
ゆったりふわっとした乗り心地が、腰にやさしい感じです。
何時間乗っても疲れないと言われているようです。
車検もたっぷり残っております。
付属パーツ
エンジンガスケット(残パーツ)
ブレーキパッド
サービスマニュアル

お車は、23区内にございます。
コンディション維持の為、走行距離は伸びる事がございます。
購入される方には、自動車税の月割りのご負担をお願い致します。
（リサイクル料金未委託）
ご見学の上、ご納得されてのご購入をお願い致します。