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シトロエンBX 16TRS 1986年式
車検 一時抹消 走行 84,300km 備考 ディーラー車(西武自動車もの)、初期モデル、左ハンドル、ボビンメーター、ハイドロニューマティック、エアコン装備、5速マニュアル
長さ 4230mm 1660mm 高さ 1360mm 重量 1040kg 排気量 1570cc
取材日2019年10月5日

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◆シトロエンBXについて
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シトロエンBXは1982年に発表されます。日本では1985年から西武自動車で販売、のちにマツダのユーノス店でも販売されます。デザインはイタリアの有名カロッツェリア、ベルトーネ社。実際にエクステリアデザインを担当したのは、当時ベルトーネに在籍し、ランボルギーニカウンタックやディアブロで名を馳せたM・ガンディーニだったようです。直線を基調とするスタイリングは、極めて個性的です。
エンジンはプジョー製で、当初は1400ccと1600ccの直列4気筒SOHCガソリンがあり、トランスミッションは1400ccがエンジン下、1600ccがエンジン左横とレイアウトが異なっていました。1983年にはディーゼルエンジンが登場します。当初は自然吸気の1900cc、のちに1800ccや1800ccターボ車が加わります。1984年には1900ccのガソリン車が登場。1987年にはこれのDOHC版が追加されます。
サスペンションはフロントがマクファーソンストラット、リアがトレーリングアームを採用。ストラットタイプと「ハイドロニューマティック」の組み合わせはBXが初めてだったそうです。
ボディタイプはハッチバック形状のセダンとブレークと呼ばれるステーションワゴンがありました。
日本では当初16TRSのMT車のみでしたが、後に19TRSやブレーク、GTIといった仕様が追加、AT車も追加されます。シトロエンBXはシトロエン社史上、2CVに続く販売台数を誇り、ヨーロッパにおいてVWゴルフ(タイプ2)と並ぶ一大ベストセラー車となったそうです。

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◆ご紹介する車両について
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今回ご紹介する車両は、シトロエンBX 16TRSモデルです。
前オーナーさんのときにオートマチックトランスミッションを5速マニュアルトランスミッションに換装しています。
現オーナーさんは、このシトロエンBXが3台目となるそうです。最初は友達のお父さんからインジェクションモデルを購入、次も同じ方からインジェクションモデル、最後は専門店で現在のキャブレターモデルを購入します。
トータルで約22年間、シトロエンBXを所有していらっしゃる計算になります。
ハマっているということですね。
このシトロエンBX 16TRSは13年前に購入、当時の走行距離は7万キロ、現在の走行距離が8.4万キロ、年平均すると1000キロ弱の計算です。
購入当時は、通勤やイベントなどに参加し、楽しんで来られたのですが4年ぐらい前に環境の変化により乗る機会がめっきり減り、昨年一時抹消しています。
乗ってあげたいという気持ちは十分あるのですが、このままほっといても悪くなると思うとここが手放す時期だと決断され、エンスーの杜への掲載依頼となりました。
現在、バッテリーがダメでエンジンを掛けるためにジャンプスターターが必要です。
ただし、購入して頂ける方には新品バッテリーをお付けします。

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◆外観
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ボディカラーはホワイト、バンパーはグレーカラーです。
ボンネットは樹脂製、それ以外はスチール製です。
リヤフェンダーにはハーフスカートがあり、ハーフスカートを採用した最後のモデルです。
塗装の状態は年式相応と思います。クリアの輝きも薄れつつあります。
バンパーは現オーナーさんが塗り直しています。
タッチペイントの跡があります。
フロントドア左側になにかで擦ったようなキズ跡がありました。オーナーさんは知らなかったそうです。
右側のセンターモールが一個所、剥がれていました。
ホイールは純正のスチールホイールにホイールカバー付き、タイヤサイズは175/65R14です。

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◆内装
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落ち着いた感じの内装です。
メーター前期TRSの特徴的なボビンメーターです。バーググラフ式のタコメーターとドラム式のスピードメーターが組み合わされたものです。
メータークラスターの左右にあるサテライトスイッチは、ライト、ワイパー、ホーン、ハザードなどを集中させたもの、ハンドルから手を放さず操作ができます。
インパネパッドは多少のキズがあり、シールで補修している箇所がありました。
シートはファブリック地、擦れている箇所とほつれている箇所がありました。
エアコンを装備、十分ではないですが効いていました。しかし、ガス抜けがありますのでシーズンごとにガスを入れた方がいいとお話がありました。

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◆機関
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ジャンプスターターを接続し、エンジンを掛けることができました。
以前エンジンを掛けたのは昨年ですとお聞きしました。
しばらくエンジンを掛けたままで様子を見ましたが特に不具合はないように思えました。
キャブレターは新品と交換しています。
◆エンジンの仕様
・エンジンの種類:水冷直列4気筒SOHCエンジン
・総排気量:1,579cc
・最高出力:92HP/6,000rpm
・最大トルク:13.4gk-m/3,500rpm
・燃料装置:ウェーバーキャブレター
◆駆動方式:前輪駆動(FF)
◆トランスミッション:5速マニュアル

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◆足回り
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シトロエン独自のハイドロニューマティックサスペンションです。
ブレーキは4輪ディスクブレーキ、ステアリングはラック&ピニオン式です。
4段階に車高を変更できるハイドロニューマティックサスペンションは機能していました。

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◆ご紹介する車両について
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メンテナンスの記録を以下に記します。
以前のオーナーさんのメンテナンスです。
◆2004年12月
・エキゾーストセンターパイプ交換
・エキゾーストマフラー交換
・スピードメーターケーブル交換
・エンジンアッパーマウント交換
・右アウタードライブシャフトブーツ交換
現オーナーさんのメンテナンスです。
◆2006年8月
・車検
・タイミングベルト交換
・ウォーターポンプ交換
・テンショナー交換
・LHMフィルター清掃充てん
・エンジンオイル交換
・ATF交換
・前後バンパー、リヤゲート塗装◆2007年5月
・キャブレターOH
・アイドルアップアクチェーター取付け
◆2006年12月
・フローデスオーバーホール
・LHM漏れ修理
・サイドブレーキ調整
◆2007年5月
・キャブレターOH
・アイドルアップアクチェーター取付け
◆2007年9月
・エンジン調整、キャブ調整、プラグ清掃
・キャブ交換
・ディストリビューター交換
◆2008年8月
・車検
・ステアリングシリンダー交換
・デフミットシール左右交換
・ACサーミスター交換
・右リヤサスペンションブーツ交換
・エアコンガス充てん(R12)
・LHM交換
・ギヤオイル交換
・オクトパスリターンホース交換
◆2008年10月
・オイル漏れ修理
・スモールヒューズ交換
◆2009年4月
・キャブレターリンク修理
・アクセルワイヤー調整
◆2010年7月
・車検
・サイドブレーキワイヤー交換
・電球交換
◆2012年1月
・バッテリー交換
・エンジンオイルストップリーク(ワコーズ)
◆2012年7月
・車検
・エアコンガス充てん(R12)
・エンジンオイル交換
・ブレーキオイル交換
・エアコン配管Oリング交換
◆2014年8月
・車検
・ブレーキオイル交換
・エアコンガス充てん(R12)
◆2016年8月
・車検
・LHM交換
・エアコンストップリーク
・エアコンガス充てん(R12)
・エンジンオイル交換

車は岐阜県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用は別途清算させて頂きます。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 SOLD OUT
画像クリックで拡大出来ます
初期モデルはフロントターンライトが違います 
 
個性的なCピラーのデザイン 
 
リヤフェンダーのハーフスカートもいいですね 
ヘッドライトRH 
ヘッドライトLH 
小ぶりのフロントスカート 
 
センターモールに捲れがあります 
左フロントドアのキズ 
タッチペイント跡あり 
アクセントのブラックカラー、いいですね 
小ぶりのリヤスポイラー 
シンプルなテールライト 
 
右サイドシル部 
左サンドシル部 
コックピット 
ボビンメーター 
サテライトスイッチLH 
サテライトスイッチRH 
センターコンソール部 
 
キズをシールで隠しています 
フロアコンソール部 
ハイドロニューマティックの切り替えレバー 
ドライバーズシート 
パッセンジャーシート 
リヤシート 
リヤウインドウガラスのサンシェード 
天井に垂れはありません 
ABCペダル 
 
フロントドアトリム 
リヤドアトリム 
エンジンルーム 
ウェーバーキャブレター 
フロントスフィアLH 
フロントスフィアRH 
LHMタンクAssy 
エンジン下部 
ラッゲージルームのボード 
ラッゲージルーム 
スペアタイヤ 
フロントサスペンション部 
リヤサスペンション部 
エキゾーストマフラー 
純正ホイール 
 


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 愛岐オフィス
TEL/090-4853-3008(アサカワ)

またはEメール↓にて
エンスーの杜車両問い合わせ
asakawa-m@msh.biglobe.ne.jp

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